【かしわ記念2018】出走予定馬から見る1着予想/年明けから追い切りの動きが段違いに良化しているアノ馬で勝負!

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2018年5月2日(水)

船橋競馬11レース(20時10分発走)

第30回 農林水産大臣賞典

かしわ記念(GⅠ)

船橋ダート1600m 4歳以上

 

《かしわ記念のレース展望》

 

ハイレベルなレースが全国各地で開催されているゴールデンウイーク期間中の地方競馬の中で、最も注目度が高い交流GⅠ・かしわ記念をピックアップ!先日のフェブラリーステークスでワンツーフィニッシュを決めたノンコノユメゴールドドリームはもちろん、昨年のかしわ記念でコパノリッキーに次ぐ2着を確保したインカンテーションや、モーニン・オールブラッシュ・ベストウォーリアといったGⅠ勝ちの実績を持つトップホースが集結するほか、2017年の地方年度代表馬の座を獲得しているヒガシウィルウィンの参戦も決定するなど、日本のダート界を第一線で引っ張る豪華メンバーがそろい、例年以上の盛り上がりを見せています。また、かしわ記念は2005年からGⅠに昇格しているのですが、GⅠ昇格後初のナイター開催になっているところも今年の大きな見どころですので、カクテル光線に照らされた中での極上の一戦にどうぞご注目ください!

 

《かしわ記念予想オッズ》

 

①人気 ノンコノユメ    2.8倍

②人気 ゴールドドリーム  3.5倍

③人気 インカンテーション 6.1倍

④人気 モーニン      8.7倍

⑤人気 ベストウォーリア  12.3倍

⑥人気 ヒガシウィルウィン 15.5倍

⑦人気 オールブラッシュ  19.0倍

⑧人気 ソッサスブレイ   213.0倍

⑨人気 キャッスルクラウン 356.7倍

⑩人気 グランユニヴェール 380.4倍

 

《出走予定馬分析》

 

4枠4番 モーニン(和田竜二騎手 JRA)

M・デムーロ騎手とのコンビでGⅠ初制覇を果たした2016年2月のフェブラリーステークス以来、2年以上も勝ち星から遠ざかっていたのですが、58.5kgという厳しいハンデを課された前走のOP・コーラルステークスで約2年1ヶ月ぶりの勝利を挙げ、上り調子の状態でGⅠ・かしわ記念にエントリーしてきた6歳馬です。今回は前走よりも一気に相手関係が強化されますけど、昨年のかしわ記念で3着を確保しているように、船橋ダート1600mへのコース相性も悪くありませんし、4月21日(栗東坂路4ハロン51.1秒)と4月28日(栗東坂路4ハロン52.7秒)の追い切りで好時計をマークしていますから、一気の相手強化に対応して、久方ぶりのGⅠ制覇を決める事になっても全く驚けません。

 

5枠5番 ヒガシウィルウィン(森泰斗騎手 船橋)

3走前にJRA馬相手のジャパンダートダービーを快勝し、悲願の交流GⅠタイトルを獲得した明け4歳馬。地方競馬のエース格として、アジュディミツオーやフリオーソ級の活躍が期待されていますけど、前走のGⅠ・東京大賞典で勝ち馬から1.8秒差の8着に敗れているように、古馬のJRA勢相手では少し分が悪いのかな?という印象を持っています。また、年明け初戦で状態も本物ではないでしょうし、1600mという距離もこの馬には短いので、1600mのかしわ記念を叩き台にして、春の大目標であるGⅠ・帝王賞へ向けてメドの立つ走りができれば、というところが陣営の正直な思いではないのかな?と勘繰っています。

 

6枠7番 ゴールドドリーム(ルメール騎手 JRA)

史上3頭目の同一年JRAダートGⅠ・2勝の快挙を達成し、2017年のJRA賞・最優秀ダートホースのタイトルを獲得した5歳馬。前走のGⅠ・フェブラリーステークスはレース連覇の期待が懸かっていましたが、ゴール板手前でノンコノユメに差されてしまい、1番人気2着という悔しい結果に終わったものの、前走は負けて強しの内容でしたから、ノンコノユメとの再戦となる今回も当然上位視すべき存在だと考えています。4月22日(栗東坂路4ハロン51.8秒)と4月25日(栗東坂路4ハロン52.2秒)の追い切りで速い時計をマークしていますので、前走時と遜色ないデキに仕上がっているのは間違いないでしょうが、スタートでの出遅れ癖は解消されていませんし、気性的に難しい面がある馬なので、テン乗りのルメール騎手と息が合うのかどうか、というところは不安に思います。

 

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8枠11番 インカンテーション(三浦皇成騎手 JRA)

6歳時に腸骨骨折のアクシデントに見舞われ、長期休養を余儀なくされたものの、2017年中に重賞を3勝(マーチステークス・白山大賞典・武蔵野ステークス)したほか、前走のGⅠ・フェブラリーステークスでも勝ったノンコノユメから0.1秒差の3着に粘り込むなど、マイル付近のダート重賞で安定した走りを見せている8歳馬。前年のかしわ記念は2着に敗れていますけど、前年覇者のコパノリッキー不在の状況であれば、悲願のGⅠ初制覇を果たす事になっても不思議ないのでは?と考えています。でも、今年はコースロスが大きくなる外枠を引いてしまいましたので、コンビを組む三浦皇成騎手が外枠からコースロスの少ない競馬に持ち込めるのかどうか、というところが勝負の分かれ目になると思います。

 

8枠12番 ノンコノユメ(内田博幸騎手 JRA)

3歳時の武蔵野ステークス1着から、鳴かず飛ばずの状態が続き、去勢手術を受けてからもイマイチな成績に終わっていましたが、2018年最初のレースとなったGⅢ・根岸ステークスで約2年2ヶ月ぶりの勝利を挙げると、前走のGⅠ・フェブラリーステークスで絶対王者・ゴールドドリームを打ち破る金星を挙げ、2つ目のGⅠタイトルを奪取した6歳馬。直線が長い東京コースから直線が短い船橋コースに替わる点がどうか…という思いこそありますけど、一時期の不振から脱しているのは明らかですし、船橋ダートコースを知り尽くしている名手・内田博幸騎手が上手くエスコートしてくれれば、フェブラリーステークスからのGⅠ連勝を決める事になっても不思議ありません。

 

《展開予想》

 

徹底先行型のオールブラッシュが3枠3番の絶好枠を引き当てていますが、1600mで楽に先行できるタイプではありませんから、オールブラッシュの隣の枠に入っているモーニンが前年に引き続いてハナを奪い、淡々としたスローペースを形成していくのでは?と予想しています。単騎逃げの手に打って出るモーニンをインカンテーションやオールブラッシュが追いかけ、ノンコノユメやゴールドドリームといった鋭い差し脚を持つJRA勢が中団に待機する、という展開になりそう。遅いペースになる可能性が高いので、逃げ・先行脚質の馬の台頭に注意する必要がありますが、スローペースで流れれば、差し・追い込み脚質の馬も道中の追走に手間取る事がないので、直線が短い船橋ダートコースであっても、差し・追い込み脚質が上位を独占する事になっても全く驚けないと思います。

 

《出走予定馬から見る1着予想》

 

🐎ノンコノユメ

目移りするような好メンバーがそろっていますが、今年に入ってから2戦2勝という好結果を残し、競走馬のピークに差し掛かっている状況が明らかなこの馬を中心視します。激走した前走の反動を気にしている方も多いかと思いますけど、美浦Wコースの最終追い切りで4ハロン53.1秒・ラスト1ハロン12.6秒という上々の時計を楽な手応えでマークしていましたから、悪くても90%程度の仕上がりにあるのでは?と考えています。年明けの段階から追い切りの動きが段違いに良化し、別馬のような走りを見せている現状であれば、不安視されている直線が短い船橋ダートコースでも好勝負必至、と予想しています。

 

【予告】次回更新「NHKマイルカップ2018」

出走予定馬から見る1着予想は本日21時更新予定!
(更新が遅れた場合はご了承下さい)

 

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2017/05/05 第29回 かしわ記念(JpnⅠ)【コパノリッキー】