きさらぎ賞2020予想【追い切り後分析】追い切り(坂路)で実績上位の年長馬を圧倒し、調子上昇確実なアノ馬に◎!勝ち上がった新馬戦のレベルも水準以上!
2020年2月9日(日)
京都競馬11レース(15時35分発走)
第60回きさらぎ賞(G3・NHK賞)
京都芝1800m(外回り)3歳別定
★きさらぎ賞2020★
★追い切り情報★
※追い切り時計
内容はJRA-VANの調教動画提供サービスやスポーツ新聞から抜粋
1枠1番 コルテジア(牡3歳 松山弘平 56kg)
5日(水):栗東CW6ハロン83.8-67.7-52.4-38.7-12.2
3歳1勝クラス・ラーラクロリとの併せ馬を敢行し、1馬身先着。スパッとキレる脚を使ったというわけではなく、じわじわと脚を伸ばす形だったので、極端な瞬発力勝負になってしまうとさすがに苦しいかと思いますが、持久力勝負で強さを発揮するシンボリクリスエス産駒ですし、これまでの追い切りよりも終いの反応がだいぶ良化していますから、右肩上がりの成長曲線を描いているのは間違いありません。
2枠2番 サイモンルモンド(セ3歳 和田竜二 56kg)
4日(火):栗東P6ハロン82.0-67.0-51.7-37.9-12.0
※追い切り動画が公開されていないため、解説は省略
3枠3番 トゥルーヴィル(牡3歳 北村友一 56kg)
5日(水):栗東CW6ハロン83.0-67.3-52.4-38.4-12.0
3歳未勝利・ラズルダズルとの併せ馬を敢行し、半馬身ほど先着を果たしました。馬場が荒れ気味だった分、終いの反応がやや鈍かったのですが、道中で力む場面があった新馬戦の最終追い切りとは異なり、今回は道中の折り合いもバッチリで、新馬戦の時以上にスムーズな追い切りを消化する事ができていたので、新馬戦を叩いた上積みが見込めるデキにはあると思います。
4枠4番 ギベルティ(牡3歳 武豊 56kg)
5日(水):栗東坂路4ハロン54.7-39.8-25.8-12.5
1週前の段階からの栗東トレセンに入厩している関東馬で、坂路で行われた最終追い切りは6歳オープン・アウトライアーズとの併せ馬を敢行し、2馬身先着を果たしています。晩成型のステイゴールド系・オルフェーヴル産駒なので、良化の余地を残していますけど、まとまりのあるフォームで坂路を一気に駆け上がっていましたから、水準以上のデキには仕上がっているかと思います。ただ、新馬戦のレースVTRを振り返ってみたところ、実戦で力む面を見せていたので【道中で引っ掛かる危険性が高い】中でどこまで通用するのか…という腕試しの一戦になりそうです。
ギベルティの不安要素は
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(2位くらい)
5枠5番 グランレイ(牡3歳 池添謙一 56kg)
5日(水):栗東坂路4ハロン52.5-38.0-24.5-12.1
坂路単走追い。フィニッシュ地点を通過するまでスピード感あふれるフットワークを維持する、という高水準の動きを披露。道中の折り合いに課題を持つ馬ではありますが、終始力んでいた前走(朝日杯FS3着)時の最終追い切りとは異なり、スムーズな形で折り合っていたので、前走よりも折り合いに進境がみられる今回は1800mの距離にも対応できるのでは?と考えています。
6枠6番 サトノゴールド(牡3歳 幸英明 56kg)
5日(水):栗東CW6ハロン83.7-66.1-51.4-37.3-11.9
8日(土)のオープン特別・アルデバランステークスに出走する5歳オープン・スワーヴアラミスとの併せ馬を敢行し、併走同入に持ち込んでいます。併走相手の内側を走っていたとはいえ、強めに追われていた実績上位の年長馬相手に互角の動きを披露していました。次週の共同通信杯との両にらみ、と報じられていましたが、今の京都芝コースはタフで時計の掛かる馬場状態なので、上がりの速い瞬発力勝負濃厚の共同通信杯よりも舞台設定は合っていますし、共同通信杯を見送った陣営の判断が吉と出る可能性も十分あるのでは?と考えています。
7枠7番 ストーンリッジ(牡3歳 シュタルケ 56kg)
5日(水):栗東坂路4ハロン54.2-38.5-24.2-12.0
3月初頭のG2・金鯱賞で復帰予定の2018年皐月賞馬・エポカドーロとの併せ馬を敢行し、2馬身半ほど先着を果たしました。併せたエポカドーロが1年近く実戦から遠ざかっているとはいえ、楽な手応えを保ったまま、エポカドーロに並びかけた後、鞍上が促してからスッと脚を伸ばしていき、エポカドーロをあっという間に置き去りにする、というド迫力なスパーリングを消化していますので、新馬戦を使って順調に調子が上向いているのは間違いないかと思います。
8枠8番 アルジャンナ(牡3歳 川田将雅 56kg)
5日(水):栗東坂路4ハロン53.9-39.2-25.3-12.4
3歳未勝利・ウォルフライエとの併せ馬を敢行し、アタマ差先着。前走(東スポ杯2着)時はCWコースで最終追い切りを消化しましたが、今回は1週前追い切り(栗東坂路4ハロン52.4-38.4-25.3-12.3)に引き続いて、坂路で最終追い切りを消化しています。コース追い⇒坂路追いという調教パターンの切り替えがどんな影響を及ぼすのか…というところは走ってみなきゃ分かりませんけど、道中の折り合いもまずまずでしたし、ディープインパクト産駒らしい豪快なフットワークで坂路を力強く駆け上がっていましたから、状態面の不安はありません。
★きさらぎ賞2020★
★追い切りランキング★
1位 アルジャンナ
(坂路主体の調整で豪快なフットワーク披露!)
2位 ストーンリッジ
3位 サトノゴールド
4位 ギベルティ
5位 グランレイ
★きさらぎ賞2020★
★予想オッズ★
①人気 アルジャンナ 1.4倍
②人気 ギベルティ 6.0倍
③人気 サトノゴールド 6.9倍
④人気 グランレイ 10.5倍
⑤人気 ストーンリッジ 11.6倍
★きさらぎ賞2020★
★展開予想★
確たる先行馬が見当たらないメンバー構成ですから、五分以上のスタートを切った馬が押し出される形でハナを奪い、前半1000m通過61秒台~62秒台のスローペースを形成するのでは?と予想しています。遅い流れ特有の瞬発力勝負になりそうですが、今の京都芝コースは見た目以上にとてもタフな馬場状態になっていますので、荒れ馬場への適性を考慮する必要があります。
★きさらぎ賞2020★
★追い切り後分析/注目馬★
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(2位くらい)
【◎ストーンリッジ】
実績上位の年長馬との併せ馬を敢行した最終追い切りで併走相手に悠々先着を果たしたこの馬を本命に抜てきします。楽な形で好位を確保し、直線でも鋭い脚を繰り出したデビュー戦の内容は目を見張るものがありましたし、前走で3着に下した馬(ヒメノカリス)が先週の未勝利戦を圧勝しているように、水準以上のレベルだった新馬戦を勝ち上がった点も好感が持てます。四肢の運びがとても滑らかで、鞍上が仕掛けた時の反応も素晴らしかったので、新馬戦の時よりもデキが急上昇しているこの馬であれば、圧倒的1番人気・アルジャンナ相手に勝ち切っても不思議ないのでは?と考えています。