【アンタレスステークス2018】予想オッズ/出走予定馬分析/レース展望から見る1着予想/水準以上のレベルの前走で連対したアノ馬に注目!苦手な内枠さえ引かなければ好勝負必至!

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2018年4月15日(日)

阪神競馬11レース(15時30分発走)

第23回 アンタレスステークス(GⅢ)

阪神ダート1800m・4歳以上別定

 

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《アンタレスステークスのレース展望》

 

同日に中山競馬場で行われるGⅠ・皐月賞の裏開催となる日曜阪神競馬のメインレースは、さそり座の中で最も明るく光っている星として有名な「アンタレス」がレース名に採用されているダート中距離重賞・アンタレスステークス!2011年までは京都ダート1800mの条件で行われていましたが、2012年から阪神ダート1800mの条件へと変更され、ゴルトブリッツやホッコータルマエ、アウォーディーといったGⅠ勝ち馬を次々に輩出していますので、今年のアンタレスステークスを制した馬が後のGⅠホースになる可能性も十分あるのでは?と考えています。また、アンタレスステークスは約2ヶ月後の6月27日(水)に大井競馬場で開催される地方交流GⅠ・帝王賞の行方を占う重要な一戦になっていますから、普段はJRAのレースを見ない地方競馬ファンの皆さんにとっても見逃せないレースになるのではないでしょうか。

 

《予想オッズ》

 

①人気 グレイトパール   2.5倍

②人気 ユラノト      5.1倍

③人気 クインズサターン  6.3倍

④人気 トップディーヴォ  8.0倍

⑤人気 ナムラアラシ    9.5倍

⑥人気 ザイディックメア  11.3倍

⑦人気 ロンドンタウン   13.7倍

⑧人気 ディアデルレイ   14.6倍

⑨人気 アルタイル     18.2倍

⑩人気 コスモカナディアン 21.9倍

 

《出走予定馬分析》

 

🐎クインズサターン

4度目の重賞レース挑戦となった前走のGⅢ・マーチステークスで勝ち馬・センチュリオン相手にハナ差の2着を確保し、重賞で互角以上の走りができる事を証明してみせたパイロ産駒の5歳牡馬。55kgというハンデに恵まれたとはいえ、骨っぽいメンバーがそろっていたマーチステークスで好走できた事は大きな収穫になっていますし、5月~10月の暖かい時期でしか勝った事がない、というタイプですから、最高気温20℃以上の日が相次いでいる状況もプラスに働きそうです。関西馬でありながら、阪神ダートコース未経験という点は引っ掛かりますけど、重賞で通用するメドを立てた現状であれば、初の阪神ダートコースも楽にクリアしてくれるのでは?と考えています。

 

🐎グレイトパール

ダート戦5戦全勝というキャリアを誇る5歳のキングカメハメハ産駒がGⅢのアンタレスステークスで約11ヶ月ぶりに実績復帰を果たします。ケイティブレイブやクリソライト、ロンドンタウンといったダート中距離界のトップホースが出走していた前走のGⅢ・平安ステークスで2着に4馬身差をつける圧勝劇を見せたものの、平安ステークス後に骨折が判明し、長期の戦線離脱を余儀なくされました。順調な調整過程を歩んでいるのであれば、今回の相手関係なら楽勝しても不思議ありませんけど、骨折明け初戦というかなり難しい状況ですから、ダート戦で初黒星を喫する可能性も否定できません。

 

🐎ザイディックメア

GⅠレース11勝という驚異的な記録を残したダート界の名馬・コパノリッキーを管理していた栗東・村山明厩舎が送り出す6歳のゼンノロブロイ産駒で、芝レースのGⅢを2勝(ラジオNIKKEI賞・七夕賞)しているゼーヴィントの半兄にあたる良血馬がダートの重賞レース初出走を果たします。今回は相手が一気に強化される中でのレースになりますので、楽な戦いにはならないと思いますが、キャリア5勝のうち3勝を挙げている阪神ダートコースで走れる点はプラスに働くでしょうし、前走の1600万下・伊丹ステークスで着差以上に強い勝ちっぷりを見せたように、上り調子に差し掛かっている現状であれば、上位争いに加わる事になっても全く驚けないと思います。

 

🐎ナムラアラシ

昨年のアンタレスステークスでは14着に敗れているものの、実戦を積み重ねるにつれて徐々にレース運びが安定している5歳のエンパイアメーカー産駒で、2走前のアルデバランステークスと前走の仁川ステークスを勝ち切り、オープン特別2連勝中の勢いそのままに悲願の重賞初制覇を目指しています。今回は栗東・牧田和弥厩舎への転厩初戦になりますので、転厩で環境が変わった事による影響も考えられますけど、速めのペースになって差しが決まる展開になれば、鋭い末脚を武器にしているこの馬の出番が来るのでは?と考えています。

 

🐎ユラノト

波乱決着になった2007年のヴィクトリアマイルでGⅠタイトルを奪取したコイウタを母に持つ良血馬が、キャリア10戦目で初の重賞レース出走を果たします。重賞レースの常連組との力関係がどうか、というところが最大のポイントになりますけど、3走前の1000万下戦でアンタレスステークスにエントリーしているザイディックメアとアタマ差の接戦を演じていますから、少なくともザイディックメア並みの実力を持っている馬だ、という事を認識しておく必要があります。また、2戦2勝の好相性を誇る阪神ダート1800mの条件で戦える点はプラスに働くでしょうし、器用な立ち回りができるタイプですので、レース展開に左右されにくい脚質の持ち主であるところも強調材料になります。

 

《レース展望から見るアンタレスステークスの1着予想》

 

🐎クインズサターン

重賞レースだとワンパンチ足りない、という馬が多数エントリーしている混戦必至の一戦ではありますが、水準以上のレベルだった前走で重賞レース初の連対を果たしているこの馬の台頭に期待しています。初コースへの対応がポイントになりますけど、阪神ダートコースと同じ「右回り・直線急坂」という条件を満たす中山ダートコースで好走した実績がありますから、初の阪神ダートコースも問題なくこなしてくれると思いますし、この馬が得意にしているタフで時計の掛かる「良」の馬場状態でレースを迎える事ができれば、一気の差し切り勝ちを決めても不思議ありません。ただし、この馬は「内枠<外枠」という傾向が色濃くなっていますので、苦手な内枠を引いた場合は評価を割り引いてください。

 

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2017/04/15 第22回 アンタレスS(GⅢ)【モルトベーネ】