【ダイヤモンドステークス2018】過去データから見る1着予想/ダイヤモンドステークスと相性抜群な血統のアノ実績馬が上位争い濃厚!

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2018年2月17日(土)

東京競馬11レース(15時45分発走)

第68回 ダイヤモンドステークス(GⅢ)

東京芝3400m 4歳以上・ハンデ

 

《ダイヤモンドステークスの見どころ!》

 

ダイヤモンドステークスが行われる東京芝3400mは向正面の中間地点にスタートゲートが設置されるコースで、最初のコーナーに差し掛かるまでの距離が約260mと短くなっている事から、コースロスが少なくて済む内枠の馬が有利になる一方、コースロスが大きくなってしまう外枠の馬が不利を被る、という傾向が色濃くなっているコースでもあります。過去5年の単勝人気別成績を見てみると、1番人気が【4-0-0-1】で勝率80%という上々の結果を残していますから、波乱決着になる事が多いハンデ戦とはいえ、1番人気の存在を無視してしまうのは危険です。また、レース当日の単勝オッズ別成績を見ていくと、7.0倍以上の単勝オッズだった馬は【0-2-3-50】という苦戦傾向にありますので、馬券の軸馬を上位人気から選ぶのはもちろん、軸馬の相手も上位人気から選択していくのがダイヤモンドステークスの馬券をゲットする近道になるかもしれませんね。

 

《ダイヤモンドステークスのチェックポイント》

 

① 相性抜群なのは過去5年で3勝を挙げている5歳!4歳と6歳はまずまずも、7歳以上は勝ち馬ゼロ…。

 

まずは、過去5年の年齢別成績からダイヤモンドステークスの馬券攻略に使えそうなデータを探っていきます。ダイヤモンドステークスと好相性なのは過去5年で3勝を挙げている5歳(ネイチャーレット・リッジマン・リッチーリッチー)で、4歳(ダウンザライン・ホウオウドリーム・レジェンドセラー)と6歳(グランアルマダ・ソールインパクト・ヤマカツライデン)からも1頭ずつ勝ち馬を輩出している事が分かりました。逆に、7歳以上は2着が4回あるものの、1着まであと一歩、という状況が続いていますので、今年の登録馬の中でダイヤモンドステークスと相性の悪い7歳以上の不利データに該当しているサイモントルナーレ・デビルズハーツ・トウシンモンステラ・トレジャーマップ・ハッピーモーメント・フェイムゲーム・フレンドスイート・プレストウィック・ラブラドライトの評価は少し割り引いた方が良いかもしれませんね。

 

② 馬体重が500kg以上の大型馬よりも499kg以下の小柄な馬を狙うのが長距離レースの基本!

 

年末恒例のマラソンレース・ステイヤーズステークス(芝3600m)に次ぐ距離の長さ(芝3400m)を誇るダイヤモンドステークスですから、長距離レースに向くような馬を積極的に狙っていきたいところですけど、長距離レースに向く馬なのかどうか、というところをジャッジする簡単な方法が1つあります。その方法とは出走各馬の馬体重をチェックする事。過去5年のダイヤモンドステークスの前走馬体重別成績を見てみると、499kg以下の馬(サイモントルナーレ・ソールインパクト・ダウンザライン・トウシンモンステラ・トレジャーマップ・ネイチャーレット・ハッピーモーメント・フェイムゲーム・フレンドスイート・ホウオウドリーム・ラブラドライト・リッジマン)が5勝・2着5回という好結果を残している一方、500kg以上の馬(グランアルマダ・デビルズハーツ・プレストウィック・ヤマカツライデン・リッチーリッチー・レジェンドセラー)は連対ゼロという低調な結果に終わっていますので、前走馬体重が499kg以下だった馬を中心にした馬券作戦を組み立てる事をおすすめします。

 

③ 東京芝3400mはハーツクライ産駒の庭!スタミナ色の濃い血統のルーラーシップ産駒にも注目!

 

最後に、長距離レースへの向き不向きを判断する材料の1つである種牡馬別成績を見ていきましょう。芝3400mのダイヤモンドステークスと抜群の相性を誇っているのは過去5年で【3-1-1-5】という上々の結果を残しているハーツクライ産駒(デビルズハーツ・フェイムゲーム)です。元々、ハーツクライ産駒は東京競馬場をはじめとする左回りコースを得意にしていますけど、ダイヤモンドステークスでは6年連続で3着以内を確保していますから、今年もハーツクライ産駒の台頭には十分注意してください。他では、ダイヤモンドステークスへの出走歴がないルーラーシップ産駒(ホウオウドリーム・レジェンドセラー)もスタミナ色の濃い血統ですので、ダイヤモンドステークスが行われる東京芝3400mへの適性はバッチリだと思います。

 

《過去データから見るダイヤモンドステークスの1着予想》

 

フェイムゲーム

年齢別成績(8歳)の不利データに該当しているものの、前走馬体重別成績(468kg)の好走データに該当しているだけでなく、ダイヤモンドステークスと相性抜群なハーツクライ産駒で、血統面でも買い要素が揃っているこの馬の走りに注目!2014年から3年連続でダイヤモンドステークス2着以内という好結果を残している典型的なステイヤーですし、前走・ステイヤーズステークスでもアルバート相手に最後まで食い下がっていましたので、8歳という高齢で厳しいハンデを背負わされる状況であっても、前走よりも相手が弱くなる中であれば、上位争いに食い込む可能性も十分あるのでは?と予想しています。