【ドバイシーマクラシック2018】予想オッズ/出走予定馬分析/1着予想/レーティング1位の実力侮るな!相手関係がかなり楽になるアノ馬が格の違いを見せる可能性大!

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2018年4月1日(日)

メイダン競馬場8レース(1時10分発走予定)

ドバイシーマクラシック(GⅠ)芝2410m

 

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《ドバイシーマクラシックのレース展望》

 

ドバイワールドカップデー3つ目の馬券発売対象レースは2002年からGⅠに昇格された芝2410mの長距離戦・ドバイシーマクラシック!過去に日本馬が3勝(2001年ステイゴールド、2006年ハーツクライ、2014年ジェンティルドンナ)している、という日本勢にとって相性の良いレースになっていて、今年の勝ち馬には360万アメリカドル(日本円で約4億円)が賞金として与えられます。日本からは、昨年の日本ダービーを制したレイデオロに加え、昨年の宝塚記念でキタサンブラックを倒したサトノクラウン、そして、器用な立ち回りで昨年のエリザベス女王杯を勝ったモズカッチャン、という過去最高レベルのメンバーが集結!昨年の凱旋門賞で2着に入ったクロスオブスターズや前哨戦でレコード勝ちを収めたホークビルなど、強力な海外勢相手にどこまで戦えるのか、というところも今年の大きな見どころになるのではないでしょうか。

 

《ドバイシーマクラシック予想オッズ》

 

①人気 レイデオロ       3.4倍

②人気 クロスオブスターズ   3.7倍

③人気 サトノクラウン     6.0倍

④人気 モズカッチャン     10.5倍

⑤人気 ホークビル       11.7倍

⑥人気 ポエッツワード     15.6倍

⑦人気 アイダホ        20.4倍

⑧人気 カリーディ       41.7倍

⑨人気 ベストソリューション  56.0倍

⑩人気 デザートエンカウンター 62.3倍

 

《出走予定馬分析》

 

1番 モズカッチャン(C・デムーロ騎手 日本)

牝馬限定戦ではありますが、国内のGⅠレースを3戦してすべて3着以内、という結果を残し、大舞台に強い面を見せている充実一途のハービンジャー産駒。ドバイシーマクラシックと同じ週の大阪杯(スワーヴリチャード)に参戦するため、主戦のM・デムーロ騎手が騎乗できない点は残念ですけど、M・デムーロ騎手のピンチヒッターが弟のC・デムーロ騎手ですから、お兄さんからモズカッチャンに関する情報を仕入れているはずですし、追えるジョッキーとして高く評価を受けていますので、乗り替わりがマイナスに働く事はない、と考えています。左回りコースの芝2410mという条件も合いそうですが、これまでのレースよりも相手がかなり強化されていますから、一気の相手強化への対応がカギになりそうです。

 

3番 レイデオロ(ルメール騎手 日本)

2015年3着のワンアンドオンリー、2016年2着のドゥラメンテに続き、3頭目となる日本ダービー馬のドバイシーマクラシック参戦。前走のGⅡ・京都記念は圧倒的1番人気を裏切る3着に敗れていますけど、渋った馬場に苦戦したのはもちろん、主戦のルメール騎手が騎乗停止処分を受けてしまい、急きょバルジュー騎手に乗り替わった事が前走の敗因として考えられますので、ルメール騎手に戻るだけでなく、前走を使った上積みも見込める状況であれば、前走凡退からの一変があっても驚けません。初の海外遠征が影響して本来のパフォーマンスを発揮できない可能性もありますが、百戦錬磨のベテラン・藤沢和雄調教師が管理しているのですから、しっかりとケアしてくるはずです。

 

6番 クロスオブスターズ(バルザローナ騎手 フランス)

2014年ジェンティルドンナ以来となる優勝を目指す日本勢3頭の最大のライバルとなるのがこの馬!キャリア14戦で【7-4-2-1】という抜群の安定感を誇っているだけでなく、日本のトップホース・サトノダイヤモンドが全く通用しなかった昨年の凱旋門賞でエネイブルに次ぐ2着を確保するなど、実績面では抜きん出た存在になっています。前走・ダルシャーン賞も不向きなオールウェザーで2着に入っていますし、年明け初戦の前走を叩いた上積みも見込める状況ですけど、メイダン競馬場で走るのは今回が初めてになりますので、初めての環境に対応できず、本来の実力を発揮できない可能性も頭の片隅に入れておいてください。

 

7番 ホークビル(ビュイック騎手 UAE)

穴っぽいところでは、約半年ぶりの実戦となった前走のGⅡ・ドバイシティオブゴールド(メイダン芝2410m)でレコード勝ちを決めているこの馬を推したいです。昨夏のGⅠ・コロネーションカップでハイランドリールに約5馬身の差をつけられているように、ハイレベルなGⅠレースでは力不足という頼りない面を見せていますけど、時計の掛かる馬場でしか好走できなかった馬がレコード決着の前走で勝ち切ったのは大きな収穫になったはずですから、前走勝ちがきっかけになって馬が覚醒している可能性も否定できません。

 

8番 サトノクラウン(モレイラ騎手 日本)

昨夏のGⅠ・宝塚記念でキタサンブラックを破り、2016年の香港ヴァーズでもGⅠ・7勝馬のハイランドリールを倒すなど、国内外でアッと驚くジャイアントキリングを成し遂げています。2走前のGⅠ・ジャパンカップ10着、前走のGⅠ・有馬記念13着、と近2走で二桁着順に負けている点が気掛かりですけど、元々安定感のあるタイプではありませんから、凡退が続いているからといって軽視してしまうと痛い目に遭う可能性があります。ポイントはレース当日の馬場状態。サトノクラウンは馬場が渋れば渋るほど好走する確率が上がる、という典型的な道悪巧者ですので、レース当日に雨の恩恵を受ける状況になれば、面白い存在になると思います。

 

《展開予想》

 

長丁場のレースという事もあってか、確たる逃げ馬が1頭もない状況ですけど、前哨戦のドバイシティオブゴールドで先行押し切り勝ちを決めたホークビルがハナを奪い、淡々としたスローペースを形成していくのでは?と予想しています。ホークビル以外の馬が逃げるにしても、速いペースになる事はないでしょうから、落ち着いた流れからの瞬発力勝負になる可能性が極めて高く、直線が長いメイダン競馬場の芝コースで速い上がり3ハロンを繰り出した馬がそのまま勝ち切る事になりそうです。

 

《ドバイシーマクラシックの1着予想》

 

クロスオブスターズ

レイデオロ、サトノクラウン、モズカッチャンの日本勢3頭に勝ってほしい!という思いはありますけど、馬券を的中させるためにはメンバー中トップのレーティング(125)を誇るこの馬を外すわけにはいかない、と考えています。現在3戦連続で2着という結果が出ているように、近走では勝ち切れない面を見せていますが、不向きなオールウェザーのレースだった前走も好内容のレースを見せていましたし、近走よりも相手関係が楽になっているのは明らかですから、ドバイへの遠征競馬という状況であっても、他馬との格の違いを見せつけるレースをしてくるのでは?と予想しています。

 

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