【フェブラリーステークス2018】過去データから見る1着予想/得意コースで相性抜群な血統の持ち主であるアノ馬がすべての好走データに該当!

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2018年2月18日(日)

東京競馬11レース(15時40分発走)

第35回 フェブラリーステークス(GⅠ)

東京ダート1600m 4歳以上・定量

 

《フェブラリーステークスの見どころ!》

 

フェブラリーステークスが行われる東京ダート1600mは2コーナー奥のポケット地点にスタートゲートが設置されるコースで、スタートから約150m芝コースを走る事になります。最初のコーナーに差し掛かるまでの距離が約600mと長めに設定されていますので、基本的には平均ペースで流れる事が多いのですが、フェブラリーステークス過去5年の前半3ハロン(600m)の通過タイムを調べてみたところ、過去5年のうち4年で前半3ハロン通過が34秒台というやや速めのペースになっていましたから、中団位置から速い上がり3ハロンを繰り出している馬の台頭に注意してください。また、東京ダート1600mという条件は内枠の馬よりも外枠の馬の方が加速のつきやすい芝コースを長く通る事ができるため、一般的には「内枠<外枠」という傾向が色濃くなっているものの、過去5年の枠順別成績を見てみると、1枠・2枠の内枠が3勝している事が分かりましたので、フェブラリーステークスに限っては枠順の有利不利を考慮せずに馬券予想を展開していく必要があると思います。過去5年の単勝人気別成績を見ていくと、1番人気【1-1-2-1】・2番人気【2-1-0-2】という上位人気が堅調な成績を残していますから、上位人気から馬券の軸馬を選んでいく方が良いかもしれませんね。

 

《フェブラリーステークスのチェックポイント》

 

① 4歳・5歳のフレッシュな世代が優勢!6歳以上は過去5年で勝ち星ゼロ…。

 

まずは、過去5年の年齢別成績からフェブラリーステークスの馬券攻略に使えそうなデータを探っていきます。フェブラリーステークスをはじめとするダートの重賞レースは芝の重賞レースよりも6歳以上の高齢馬が出走するケースが多くなっていますけど、フェブラリーステークスと相性が良いのは3勝・2着1回の4歳(サンライズノヴァ)と、2勝・2着2回の5歳(ケイティブレイブ・コスモカナディアン・サイタスリーレッド・ロンドンタウン)ですので、4歳や5歳といったフレッシュな世代の馬たちを積極的に狙っていきましょう。逆に、6歳以上は【0-2-2-43】という苦戦傾向にありますから、今年の登録馬の中で相性の悪い6歳以上に該当するアウォーディー・アスカノロマン・インカンテーション・カフジテイク・キングズガード・コパノチャーリー・サウンドトゥルー・テイエムジンソク・ニシケンモノノフ・ノボバカラ・ノンコノユメ・ヒデノインペリアル・ベストウォーリア・メイショウスミトモ・モルトベーネ・モンドクラッセ・ララベル・レッツゴードンキの評価は割り引いた方が良いかもしれませんね。

 

② 過去5年の勝ち馬はすべて前走馬体重500kg以上!前走馬体重499kg以下は苦戦…。

 

続いては、過去5年の前走馬体重別成績を見ていきましょう。ダート戦はスピードよりもパワーが要求されるレースで、小柄な馬が苦戦傾向にある一方、豊富なパワーを持つ大型馬が活躍する、というイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、フェブラリーステークスも例外ではなく、過去5年の勝ち馬はすべて前走の馬体重が500kg以上だった事が分かりました。今年の登録馬の中でフェブラリーステークスと相性の良い前走馬体重500kg以上に該当しているのはアウォーディー・アスカノロマン・インカンテーション・ケイティブレイブ・コパノチャーリー・ゴールドドリーム・サンライズノヴァ・ニシケンモノノフ・ノボバカラ・ヒデノインペリアル・ベストウォーリア・モンドクラッセ・ララベル・レッツゴードンキ・ロンドンタウンとなっています。逆に、過去5年で勝ち馬を輩出していない前走馬体重499kgの不利データに該当しているカフジテイク・キングズガード・コスモカナディアン・サイタスリーレッド・サウンドトゥルー・テイエムジンソク・ノンコノユメ・メイショウスミトモ・モルトベーネたちの評価は割り引いてください。

 

③ 過去5年で2着以内に入った馬はすべて前走の単勝人気が4番人気以内だった事が判明!

 

最後に、過去5年の前走単勝人気別成績を見ていきます。冒頭でフェブラリーステークスは上位人気馬が堅調な成績を残している事をご紹介しましたけど、前走でも上位人気に支持されていた馬の信頼度が高い、というところもフェブラリーステークスの特徴になっていて、過去5年の連対馬10頭はすべて前走4番人気以内(アウォーディー・インカンテーション・カフジテイク・キングズガード・ケイティブレイブ・サウンドトゥルー・サンライズノヴァ・テイエムジンソク・ヒデノインペリアル・ララベル)の上位人気に支持されていた事が分かりました。一方、前走5番人気以下だった馬は【0-0-1-25】という低調な成績に終わっていますので、今年の登録馬の中で前走5番人気以下の不利データに該当しているアスカノロマン・コスモカナディアン・コパノチャーリー・ゴールドドリーム・サイタスリーレッド・ニシケンモノノフ・ノボバカラ・ノンコノユメ・メイショウスミトモ・モルトベーネ・モンドクラッセ・ロンドンタウンは本番でも苦戦を強いられる事になるかもしれません。

 

《過去データから見るフェブラリーステークスの1着予想》

 

サンライズノヴァ

今回ご紹介した年齢別成績(4歳)・前走馬体重別成績(532kg)・前走単勝人気別成績(前走1番人気)の好走データにバッチリ該当しているこの馬の走りに注目!前走は1番人気2着という悔しい結果に終わりましたけど、直線で先頭に立つタイミングが早すぎたがゆえの敗戦ですから、今回も差し馬向きのレース展開になれば、悲願のGⅠ初制覇を果たす事になっても驚けないのでは?と予想しています。東京ダート1600mでは【2-0-0-1】という上々の結果を残していますし、過去5年のフェブラリーステークスで3勝を挙げているゴールドアリュール産駒でもありますので、死角らしい死角が全く見当たらないこの馬が最も信頼できるのではないでしょうか。