【フローラステークス2018】レース展望から見る1着予想

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東京コース初見参のアノ馬に注目!

過去3戦の走りを高く評価!

レース展望から見る1着予想

 

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2018年4月22日(日)

東京競馬11レース(15時45分発走)

第53回 サンケイスポーツ賞

フローラステークス(GⅡ)

東京芝2000m・3歳限定

 

《フローラステークスのレース展望》

 

日本ダービーや安田記念といった上半期を総括するGⅠレースが次々に行われる春の東京開催がついに開幕!1週目のメインレースは牝馬クラシック第二弾・オークスの優先出走権(3着までの3頭)を懸け、若い牝馬たちが熱い戦いを繰り広げるフローラステークスになります。今年の牝馬クラシック路線は桜花賞に有力馬が集まっていましたので、桜花賞でワンツーフィニッシュを決めたアーモンドアイ(日本ダービー参戦の噂も…)とラッキーライラックの牙城を崩す馬がフローラステークスから出てくるのかどうか、というところが最大の見どころ!今年の顔ぶれを見てみると、チューリップ賞4着のサラキアやクイーンカップ4着のオハナといった、過去の重賞レースでまずまずの結果を残している馬がエントリーしている一方、芝レースの長距離戦がいかにも合いそうなサトノワルキューレの参戦も決定!上位3頭にしか与えられないオークスへの切符を勝ち取るため、一世一代の大勝負に挑む乙女の活躍にどうぞご注目ください!

 

《予想オッズ》

 

①人気 サトノワルキューレ 3.7倍

②人気 オハナ       5.1倍

③人気 サラキア      7.3倍

④人気 レッドベルローズ  8.0倍

⑤人気 ノームコア     10.4倍

⑥人気 レーツェル     12.8倍

⑦人気 センテリュオ    15.1倍

⑧人気 ファストライフ   32.7倍

⑨人気 デュッセルドルフ  35.9倍

⑩人気 ディアジラソル   42.3倍

 

《出走予定馬分析》

 

🐎オハナ

ワグネリアンやキタノコマンドールと同じ父ディープインパクト・母父キングカメハメハという魅力たっぷりな血統背景を持つ美浦・堀宣行厩舎の管理馬。ディープインパクト産駒が苦手にしている重馬場の新馬戦をあっさり勝ち切ると、単勝オッズ1.6倍の圧倒的1番人気に支持された2走前の500万下・菜の花賞も快勝し、牝馬クラシックの有力候補に名乗りを挙げました。しかし、上位争いが期待された前走のGⅢ・クイーンカップで勝ったテトラドラクマから0.4秒差の4着に敗れた事を受け、桜花賞への出走を断念し、芝2400mのGⅠ・オークスへの路線変更を余儀なくされました。デビュー時から馬体重が増えていないので、本格化するのは古馬になってからかな?という印象を持っていますけど、複数の重賞レースを勝っても不思議ないくらいの逸材ですから、未完成の状態で勝ち切る事になっても驚けないと思います。

 

🐎サトノワルキューレ

サトノダイヤモンドやサトノアラジンといったGⅠホースを所有している里見治オーナー(名義はサトミホースカンパニー)の馬で、牡馬混合の500万下・ゆきやなぎ賞を快勝した事を受け、評価を急上昇させているディープインパクト産駒です。2400mの前走でも勝負どころでズブい面を見せていましたので、前走から400m距離が短くなる点がどうか…という思いこそありますけど、前走で牡馬混合の500万下を勝っている点は高く評価すべきですし、開幕週で良好な状態になっている東京芝コースで走れる点も魅力的ですから、過剰人気気味になっているとはいえ、侮れない存在である事には変わりない、と考えています。

 

🐎サラキア

日本を代表する種牡馬・ディープインパクトに、2012年のドイツオークスを制している欧州の名牝・サロミナというカップリングの世界的良血馬。今年の1月にようやくデビューを迎えた、という遅咲きですけど、キャリア2戦という立場で臨んだ前走のGⅡ・チューリップ賞で4着に入り、同世代相手の重賞レースで通用するメドを立てていますので、チューリップ賞よりもレースレベルが低くなっている状況であれば、オークスへの優先出走権をゲットする可能性も十分あるのでは?と考えています。でも、過去2戦はいずれもスタートで出遅れてしまっていますから、今回もスタートが悪くなるかもしれませんし、関東圏への長距離輸送を初めて経験しますので、レース当日のパドックでの気配をしっかりと見極める必要があります。

 

🐎ノームコア

2戦2勝の立場で出走した前走のGⅢ・フラワーカップ3着からフローラステークスへと駒を進めてきたハービンジャー産駒。好位の内めで脚を溜める、という正攻法の競馬を仕掛けたものの、勝ち馬のカンタービレにあっさり差されてしまった前走・フラワーカップの内容を受け、評価を落としています。ただし、前走は骨折休養明け(6ヶ月)初戦という難しい状況でしたから、能力上位のカンタービレに負けてしまうのは致し方ない事ですし、前走を叩いて更なる上積みが見込める今回こそが最大の狙い目になるのでは?と考えています。東京芝コース特有の瞬発力勝負だとやや分が悪いのかな?という印象ですけど、安定した先行力を持つこの馬向きの前残り決着になれば、前走3着からの巻き返しを期待できるのではないでしょうか。

 

🐎レーツェル

福島芝1800mのレースで2戦2勝の結果を残し、昨秋から長期の休養に入っていたマンハッタンカフェ産駒が待望の年明け初戦を迎えます。約5ヶ月の休み明け初戦になりますから、万全の状態に仕上がっているとは思えませんけど、過去2戦の勝ちっぷりは鮮やかでしたし、母系にモンズーンやサドラーズウェルズといったタフな欧州血統が入っていますので、初距離の芝2000mも難なくこなしてくれるのでは?と考えています。重賞レースを経験してきた馬や他の500万下を勝ち上がってきた馬たちの力関係がどうか、という思いが正直なところですが、まだ底を見せていないのも事実ですから、未知の魅力に懸けてみるのも良いかもしれません。

 

《レース展望から見るフローラステークスの1着予想》

 

🐎サトノワルキューレ

もっと距離が伸びていい、というタイプですから、芝2000mへの対応がポイントになりますけど、キャリア3戦いずれも内容の濃い走りを見せているこの馬が1着でオークスへの優先出走権を獲得するのでは?と予想しています。2走前に初黒星を喫していますが、直線半ばでエンジンが掛かりはじめたところで他馬に外から寄られ、体勢を崩す、という致命的な不利がありましたから、道中で不利を受けた2走前の負けは度外視可能、と考えています。前走後もトレセンでしっかりと調教を積んでいますので、良い意味で前走の好調子を維持しているのは間違いないですし、パドックでイレ込まず、精神的にどっしりしている馬ですから、初の関東圏への長距離輸送もこなしてくれるはずです。

 

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