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2019年6月9日(日)
阪神競馬11レース(15時35分発走)
第24回マーメイドステークス(G3)
阪神芝2000m(内回り)
3歳以上ハンデ
《マーメイドステークス2019》
《予想オッズ》
①人気 センテリュオ 4.3倍
②人気 フローレスマジック 4.7倍
③人気 ランドネ 5.1倍
④人気 モーヴサファイア 7.2倍
⑤人気 スカーレットカラー 7.6倍
《マーメイドステークス2019》
《出走予定馬分析》
スカーレットカラー
(牝4歳 父ヴィクトワールピサ・母ヴェントス)
前走:パールステークス7番人気1着(古馬3勝クラス・京都芝1800m:1分45秒3)
父ヴィクトワールピサ&母父ウォーエンブレムという血統背景は今年のG2・フローラステークスを優勝したウィクトーリアと全く同じ。重賞勝ち馬のウィクトーリアほどの活躍を見せているわけではありませんけど、3歳時にはG3・フェアリーステークスでプリモシーンに次ぐ2着を確保した実績があります。牝馬クラシック路線でイマイチな結果に終わっていますが、2走前の関門橋ステークス(古馬3勝クラス・小倉芝1800m)で勝ち馬から0.1秒差の4着に入ったところから軌道に乗り始め、馬場の内ラチ沿いを突く有利な形になったとはいえ、骨っぽい相手がそろっていた前走・パールステークスをデビュー以来最高の馬体重(464kg)で勝ち切っているように、馬体を増やした中でパフォーマンスを上昇させる、という右肩上がりの状態なのは間違いありませんから、条件戦を勝ち上がったばかりの存在でも軽くは扱えません。
センテリュオ
(牝4歳 父ディープインパクト・母アドマイヤキラメキ)
前走:下鴨ステークス1番人気1着(古馬3勝クラス・京都芝2000m:2分00秒1)
JRA時代に重賞を2勝していて、2016年春にオーストラリアへと移籍した後、芝のG1レースを2つ勝ち切り、引退後に現地で種牡馬入りを果たしたトーセンスターダムの全妹にあたる良血馬。7着に凡退した昨秋のG2・ローズステークス以来となる重賞レース出走ですけど、デビュー以来最高の馬体重(466kg)だった前走・下鴨ステークスでメンバー中最速となる上がり3ハロン・32.8秒の末脚を繰り出しているように、牡馬顔負けの破壊力抜群な差し脚を武器にしている馬ですから、得意の瞬発力勝負に持ち込めれば、牝馬限定の重賞でも十分通用する存在だと考えています。
ダンサール
(牝4歳 父ハーツクライ・母バラダセール)
前走:鹿野山特別2番人気1着(古馬2勝クラス・中山芝2000m:1分59秒4)
2011年にアルゼンチンのG1を2勝しているバラダセールの仔で、半弟にあたるサトノフラッグ(父ディープインパクト)は2017年の当歳セレクトセールで1億6,500万円(税抜)という落札額を記録し、POG2019-2020シーズンの台風の目としても注目されています。古馬2勝クラス(旧1000万下条件)を勝ち上がったばかりの馬ですけど、キャリア3勝すべてをコーナー4つの芝2000mという舞台で挙げていますし、阪神芝2000mでも【1-1-0-0】(連対率100%)の好結果を残していますから、軽ハンデ+得意コースで戦える今回はアッと驚く激走があっても不思議ありません。
フローレスマジック
(牝5歳 父ディープインパクト・母マジックストーム)
前走:福島牝馬ステークス1番人気2着(G3・福島芝1800m:1分48秒5)
2014年のG1・エリザベス女王杯を制したラキシス、2017年のG1・安田記念を制したサトノアラジンの全妹という超ド級の良血馬ですけど、1番人気に支持されたがゆえに、勝負どころでの仕掛けを早くするしかなかった前走・福島牝馬ステークスで勝ち馬・デンコウアンジュから0.4秒差の2着に敗れるなど、牝馬限定の重賞路線であと一歩…というもどかしい結果が続いています。道中の立ち回りが上手な馬ですので、直線の短い阪神芝内回りコースに替わる点は魅力的ですし、4走前の清水ステークス(古馬3勝クラス・京都芝1600m)で関西圏への長距離輸送を無事にクリアしているところも心強いのですが、前向きな気性の持ち主でマイル前後の距離がベストというタイプですから【芝2000mへの距離延長】でパフォーマンスを落とす可能性も考えておきたいです。
G1ホースを兄姉に持つ良血馬
フローレスマジックの不安要素は
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(2位くらい)
ランドネ
(牝4歳 父ブレイム・母ルール)
前走:福島牝馬ステークス3番人気6着(G3・福島芝1800m:1分48秒8)
ダービートレーナー・角居勝彦厩舎の管理馬で、2018年9月のG3・紫苑ステークスで3着を確保するなど、牝馬限定の中距離重賞で好走した実績こそあるのですが、近2走(中山牝馬ステークス13着、福島牝馬ステークス6着)はいずれも直線で他馬に前をカットされる、という致命的な不利を受けた事もあり、人気を大きく下回る結果に終わっています。「不利さえ受けなければ…」という形が続いていますので、スムーズなレース運びができれば、変わり身があっても不思議ない存在ですけど、前走はスタートで後手を踏み、道中のポジションがかなり悪くなっていましたから、スタートに課題を抱えている状況で勝ち負けに持ち込めるのか…というところを慎重に判断する必要があります。
《マーメイドステークス2019》
《出走予定馬分析から見るオススメ馬》
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(2位くらい)
【◎モーヴサファイア】
長期休養から復帰を果たした昨年6月から6戦連続で2着以内を確保しているほか、3走前には上位人気馬・センテリュオ相手に1馬身差の快勝を決めるなど、条件戦時代から重賞クラスの走りを見せてきているこの馬を週初め段階のオススメ馬としてピックアップします。前走の条件戦で3馬身差の2着に下したフランツ(ディープインパクト産駒)がその後のレースで着差以上の強い勝ちっぷりを見せているように、水準以上のレースレベルだった前走をキッチリ勝ち上がった点は高く評価できますし、阪神芝コースで【2-2-0-0】(連対率100%)の好相性を誇っているところもこの馬を推す理由になっています。
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勝率75.4%馬券圏内率92.4%
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