【ラジオNIKKEI賞2019予想／追い切り後分析】
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2019年6月30日（日）
福島競馬11レース（15時45分発走）
第68回ラジオNIKKEI賞（G3）
福島芝1800m 3歳ハンデ
《ラジオNIKKEI賞2019》
《枠順確定後追い切り展望》
※追い切り時計
内容はJRA-VANの調教動画提供サービスやスポーツ新聞から抜粋
1枠1番 ギルマ（牡3歳 三浦皇成 53kg）
26日（水）：栗東坂路4ハロン53.6-38.6-25.4-12.9
坂路単走追い。道中でモタモタする場面こそありましたが、しっかりとした脚取りで坂路を駆け上がっていましたし、終いにビッシリ追われた1週前追い切り（栗東CWコース6ハロン81.2-65.0-50.5-37.5-12.0）の時点でピークに近いデキに仕上げている状況ですから、最終追い切りがやや軽めの内容に留まったからといって軽く扱うわけにはいきません。
1枠2番 マイネルサーパス（牡3歳 柴田大知 54kg）
26日（水）：美浦坂路4ハロン53.5-39.5-25.6-12.3
2歳新馬・ディアセオリーとの併せ馬を敢行し、2馬身ほど先行していた併走相手に並びかけたところでフィニッシュ地点を迎えています。1週前追い切り（美浦Wコース4ハロン51.5-37.9-12.9）の時点である程度のデキには仕上がっているかと思いますが、鞍上に気合いを入れられたところでの反応が少しばかり鈍かったように見えたので、可もなく不可もなし程度のデキに留まっているのでは？と考えています。
2枠3番 ダディーズマインド（牡3歳 宮崎北斗 54kg）
26日（水）：美浦Pコース4ハロン53.6-39.2-11.8
※追い切り動画が公開されていないため、解説は省略
2枠4番 ポルーニン（牡3歳 武藤雅 53kg）
26日（水）：美浦Pコース5ハロン67.3-52.0-38.5-11.8
古馬オープン・ソールインパクトとの併せ馬を敢行し、2馬身ほど先行していた併走相手に並びかけたところでフィニッシュ地点を迎えています。馬場の真ん中寄りを走っていたとはいえ、重賞で実績を残しているソールインパクトとほぼ互角の動きを見せた点は高く評価できますし、1週前追い切り（美浦Wコース5ハロン67.4-52.1-37.8-12.8）の時計も上々ですから、右肩上がりの成長曲線を描いているのは間違いないかと思います。
3枠5番 ディキシーナイト（牡3歳 石橋脩 56kg）
26日（水）：美浦坂路4ハロン50.9-37.2-24.9-12.8
古馬3勝クラス・サトノキングダムとの併せ馬を敢行し、3馬身ほど先行していた併走相手をきっちり捕まえ、最終的には1馬身リードを奪ったところでフィニッシュ地点を迎えています。26日の美浦坂路一番時計（4ハロン50.9秒）をマークしていますけど、鞍上が目一杯に追っていたわけではありませんから、余力を残した状態で坂路一番時計を叩き出した点は高く評価できますし、鞍上に追われてからの反応が上々で、併走相手に大きく先着を果たした1週前追い切り（美浦坂路4ハロン51.8-38.5-25.3-12.7）の内容もかなり良かったので、レース間隔が空いている状況でも万全のデキに仕上げてきた、という風に解釈しています。
3枠6番 ブレイブメジャー（牡3歳 戸崎圭太 52kg）
26日（水）：美浦北Cコース5ハロン67.3-51.9-37.8-12.5
3歳未勝利・スイートウィスパーとの併せ馬を敢行し、1.3秒先行していた併走相手をしっかり差し切り、1馬身リードをつけたところでフィニッシュ地点を迎えています。スパッとキレる脚が使えるわけではありませんけど、パワー型の馬が多いダイワメジャー産駒の特徴をしっかり受け継いでいる馬ですから、雨の影響で馬場が渋っても対応できるタイプだと思います。
4枠7番 インテンスライト（牡3歳 菊沢一樹 54kg）
26日（水）：美浦坂路4ハロン52.2-38.4-25.4-12.9
古馬1勝クラス・カーリングストーンとの併せ馬を敢行。併走相手の方が0.9秒先行していましたが、馬なりの手応えを保ったまま併走相手に並びかけたところでフィニッシュ地点を迎えています。道中で舌を出す場面こそあったものの、軽やかな脚さばきで坂路を駆け上がっていましたから、高いレベルのデキをキープした状態でラジオNIKKEI賞当日を迎える事ができそうです。
4枠8番 サヴォワールエメ（牝3歳 津村明秀 51kg）
26日（水）：栗東坂路4ハロン51.2-37.3-24.2-12.3
※追い切り動画が公開されていないため、解説は省略
5枠9番 ヒシイグアス（牡3歳 M・デムーロ 54kg）
26日（水）：美浦坂路4ハロン53.5-39.5-25.5-12.4
坂路単走追い。終いをやや強めに追う形で、見栄えのする走りを見せたわけではありませんけど、1週前追い切り（美浦Wコース5ハロン66.5-51.1-36.7-12.5）の時点で水準以上の時計を出していましたし、坂路を登り切るまで、まとまりのあるフォームを保つ事ができていましたから、レース間隔が空いている状況でもこの馬なりのデキには仕上がっているのではないでしょうか。
5枠10番 レッドアネモス（牝3歳 北村友一 54kg）
26日（水）：栗東CWコース7ハロン97.2-81.5-65.7-51.0-36.9-11.8
古馬オープン・ポポカテペトル、古馬1勝クラス・アドマイヤキングとの3頭併せを敢行し、併走馬2頭の最内から鋭い末脚を繰り出し、併走同入に持ち込んでいます。3頭併せの最内から悠々先着を果たし1週前追い切り（栗東CWコース7ハロン96.5-80.2-64.4-49.1-35.6-11.7）の内容もなかなかでしたし、終い重点の最終追い切りでも機敏な動きを見せていますので、前走（白百合ステークス1着）時並みかそれ以上のデキに仕上げてきた、という印象です。
6枠11番 ヒルノダカール（牡3歳 丸山元気 53kg）
26日（水）：栗東坂路4ハロン54.2-38.8-24.8-12.1
坂路単走追い。加速していくにつれて、左後脚がやや開き気味になる、という特徴的なフォームで坂路を駆け上がっていました。速い時計を出しているわけではありませんけど、終いの反応は上々でしたから、良い意味で近走のデキを維持しているのは間違いないでしょう。
6枠12番 ウインゼノビア（牝3歳 津村明秀 53kg）
26日（水）：美浦坂路4ハロン55.1-39.6-25.0-12.2
坂路単走追い。4ハロン55.1秒という全体時計は平凡ですけど、終始馬なりの手応えで、速い時計を出さず、サラッと流す程度の内容に留めていますので、全体時計が遅くなってしまうのは致し方ないところだと思います。1週前追い切り（美浦Wコース5ハロン67.9-52.4-38.2-12.3）で水準以上の時計をマークしたのはもちろん、最終追い切りでも軽やかな脚取りで坂路を駆け上がっていましたから、高いレベルのデキを維持しているのは間違いないでしょう。
7枠13番 ゴータイミング（牡3歳 武豊 53kg）
26日（水）：栗東CWコース6ハロン83.6-65.5-50.2-37.1-11.8
CWコース単走追い。大きなフットワークでCWコースを豪快に駆け抜けていましたし、6ハロン83.6秒-ラスト1ハロン11.8秒という時計もまずまずですから、水準以上のデキには仕上がっていると思います。ただ、春先からガラッと馬が変わった、という感じでもありませんので、大幅なデキ良化を期待するのは酷だと考えています。
7枠14番 ブレイキングドーン（牡3歳 田辺裕信 55kg）
26日（水）：栗東CWコース7ハロン94.6-79.0-64.8-51.1-38.0-12.1
CWコース単走追い。前走（京都新聞杯6着）時の最終追い切りでは緑色のチークピーシーズを着用していましたが、今回の最終追い切りではチークピーシーズを外しています。1週前追い切り（栗東CWコース6ハロン83.5-67.1-52.1-37.8-12.2）に引き続いて、2週連続でCWコース長めの調教という意欲的なスパーリングを敢行していますし、攻め駆けするタイプである事を踏まえても、好調時と遜色ない動きを披露していましたから、凡退続きに終止符を打つ可能性も十分あると思います。
8枠15番 ランスオブプラーナ（牡3歳 松山弘平 57kg）
26日（水）：栗東CWコース6ハロン81.6-65.4-50.9-37.7-12.2
CWコース単走追い。1週前追い切り（栗東CWコース6ハロン82.0-65.1-49.6-36.6-11.8）に引き続いてのCWコース6ハロン追いという形になっていますけど、頭の位置を低く保ち、推進力たっぷりなスピード感あふれる動きを見せていますので、水準以上のデキに仕上がっているのは間違いないと思います。ただ【●●●●●●●】がありますので、レース当日のパドックでの気配をしっかりチェックしてから、取捨判断してください。
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8枠16番 アドマイヤスコール（牡3歳 横山典弘 54kg）
26日（水）：美浦坂路4ハロン52.5-37.8-24.6-12.1
古馬2勝クラス・オリオンパッチとの併せ馬を敢行し、2馬身ほど先行する併走相手に手応え優勢の状態で併走同入に持ち込んでいます。1週前追い切り（美浦Wコース5ハロン69.4-54.0-39.9-13.1）は終いの時計を要する形になっていますけど、坂路に切り替えた最終追い切りでは終いまでしっかりとした脚取りを保つ事ができていましたから、良い意味で一連のデキを維持しているのは間違いないでしょう。
《ラジオNIKKEI賞2019》
《追い切りランキング》
1位 ディキシーナイト
（美浦坂路一番時計をマーク！併走馬を突き放した1週前の動きも◎！）
2位 レッドアネモス
3位 ウインゼノビア
4位 ポルーニン
5位 ランスオブプラーナ
《ラジオNIKKEI賞2019》
《最終予想オッズ》
①人気 ヒシイグアス 4.3倍
②人気 ランスオブプラーナ 4.6倍
③人気 ディキシーナイト 5.5倍
④人気 レッドアネモス 7.0倍
⑤人気 ブレイキングドーン 8.9倍
《ラジオNIKKEI賞2019》
《展開予想》
サヴォワールエメ・ダディーズマインド・ランスオブプラーナといった徹底先行型がそろっていますので、どの馬がハナを奪う事になっても、極端なスローペースになる可能性は低く、前半1000m通過58秒台後半～59秒台中盤の平均やや速めのペースを形成するのでは？と予想しています。道悪馬場への適性の有無もポイントになりますし、雨の影響で差しが決まる馬場になっている可能性もありますから、レース当日の馬場傾向をしっかりチェックした上で買い目を決めるようにしてください。
《ラジオNIKKEI賞2019》
《最終予想》
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【●●●●●●●】
関東馬の多くは美浦Wコース閉鎖の影響で調教パターンを切り替える形になっていますけど、坂路での最終追い切りで調教パターン切り替えの影響を感じさせないキビキビとした動きを披露し、更なる調子上昇が見込めるこの馬を本命に抜てきします。瞬発力勝負に弱いタイプなので、雨の影響で馬場が渋りそうな状況は歓迎ですし、昨夏に札幌芝コースのオープン特別を勝っているように、直線が短い右回りコースに替わる点も魅力的ですから、不甲斐ない結果が続いている近走の鬱憤を晴らす走りを期待したいです。
おすすめ軸馬 195戦161勝(182/195)
勝率82.5％馬券圏内率93.3％
気になる軸馬 269戦203勝(248/269)
勝率75.4％馬券圏内率92.1％
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