2018年 重賞レース◎31戦27勝！
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2018年5月13日（日）
東京競馬11レース（15時40分発走）
第13回 ヴィクトリアマイル（GⅠ）
東京芝1600m 4歳以上牝馬限定
《ヴィクトリアマイルのレース展望》
春競馬恒例となっている5週連続東京GⅠ開催の第二弾はマイル女王決定戦・ヴィクトリアマイル！2006年に新設されたGⅠレースですけど、2015年には最低人気（18番人気）のミナレットが3着に激走し、3連単配当2,070万円というとんでもない馬券が飛び出すなど、波乱決着になりやすいGⅠとして多くの競馬ファンに認識されるようになりました。今年は昨年の1～3着（アドマイヤリード・デンコウアンジュ・ジュールポレール）が元気に参戦するほか、ヴィクトリアマイルと同コースの東京新聞杯を制したリスグラシューや前哨戦・阪神牝馬ステークスを快勝したミスパンテール、東京芝コース大得意のソウルスターリング、昨年のNHKマイルカップの勝ち馬・アエロリットなど、強力な4歳勢がエントリーしているところも大きな見どころになっていますので、新勢力と旧勢力によるガチンコ勝負にどうぞご期待ください！
《予想オッズ》
①人気 リスグラシュー 3.0倍
②人気 ソウルスターリング 3.7倍
③人気 ミスパンテール 5.6倍
④人気 アエロリット 7.7倍
⑤人気 レッツゴードンキ 10.5倍
⑥人気 カワキタエンカ 13.9倍
⑦人気 アドマイヤリード 24.0倍
⑧人気 デンコウアンジュ 31.7倍
⑨人気 レッドアヴァンセ 35.5倍
⑩人気 ラビットラン 39.3倍
《出走予定馬分析》
🐎アエロリット（戸崎圭太騎手）
ペルシアンナイトやヴィブロスといった豪華メンバーがそろっていた前走のGⅡ・中山記念で勝ち馬のウインブライト相手にクビ差2着という好結果を残した4歳のクロフネ産駒。苦手な道悪馬場だった2走（桜花賞5着・秋華賞7着）は馬券圏外に敗れていますけど、良馬場なら【3-4-0-0】で連対率100％という優秀な成績を残していますし、1週前追い切り（美浦Wコース4ハロン52.8秒）は時計・動きともに申し分なかったので、今回もレース当日を得意の良馬場で迎える事ができれば、上位争いに加わるのはほぼ間違いないのでは？と考えています。
🐎ソウルスターリング（ルメール騎手）
無傷の3連勝でGⅠ・阪神ジュベナイルフィリーズを制した時は「とんでもない大物が出てきた…」と感じた方も多かったと思うのですが、2分24秒1の好時計で優勝したGⅠ・オークス以来、約1年間勝ち星から遠ざかり、ネット上で早熟説が唱えられている4歳のフランケル産駒。昨秋の3走はハイレベルな牡馬相手だったので、凡退続きの状態になっても仕方ない面がありますけど、牝馬限定の前走・阪神牝馬ステークスで10着に敗れたのはいただけません。1週前追い切り（美浦Wコース5ハロン71.1秒）の動きも迫力不足でしたし、最終追い切りで復調気配を示す動きを見せてくれないと、前走凡退から巻き返すのは難しいかもしれません。
🐎ミスパンテール（横山典弘騎手）
キャリア2戦目のGⅢ・チューリップ賞でいきなり2着に入った後、桜花賞16着・オークス10着・ローズステークス10着、と重賞レースで惨敗が続いていたものの、4走前の1600万下・清水ステークスで久方ぶりの勝ち星を挙げてから急激に力をつけていき、ターコイズステークスから牝馬限定重賞3連勝を決め、ヴィクトリアマイルの有力候補に名乗りを挙げた4歳のダイワメジャー産駒。百戦錬磨の横山典弘騎手とコンビが継続するのはもちろん、1週前追い切り（栗東CWコース6ハロン80.5秒・ラスト1ハロン11.8秒）で素晴らしい時計を叩き出すなど、強調材料がそろっていますので、重賞3連勝中の勢いに乗ってみるのもアリだと思います。
🐎リスグラシュー（武豊騎手）
芝1600mで【2-3-2-0】という好結果を残している4歳のハーツクライ産駒。2走前に同コースのGⅢ・東京新聞杯を制するなど、東京芝1600mの条件を最も得意にしている馬ですから、騎乗停止明け直後の武豊騎手がいきなりGⅠタイトルを奪取する事になっても全く驚けないと思います。2日（水）の1週前追い切りで栗東坂路の一番時計タイ（4ハロン49.9秒）を余力十分の手応えでマークしているように、ヴィクトリアマイル制覇を見据えた調整を進めている事が明らかな状況ですけど、この馬はスタートで出遅れるケースが多々ありますので、ゲート先入れの奇数枠を引いた時は少し評価を割り引きたいです。
🐎レッツゴードンキ（岩田康誠騎手）
2015年4月の桜花賞以来、約3年ぶりのGⅠ制覇が期待された前走・高松宮記念で惜しい2着に敗れたものの、6歳春を迎えた今でも実力が衰えていない事を全国の競馬ファンに証明してみせたキングカメハメハ産駒。1週前追い切りで栗東坂路4ハロン52.2秒という好時計を楽な手応えで叩き出すなど、激戦となった前走後も順調な調整過程を歩んでいますので、久方ぶりのGⅠタイトル奪取を期待している方々も多いかと思いますが、ヴィクトリアマイルで2年連続10着以下に敗れているように、芝1600mだと本来の実力を発揮できない状態が続いていますから、「2度ある事は3度ある」という事態になっても不思議ありません。
《出走予定馬から見るオススメ馬》
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なかなかの好メンバーがそろっていますけど、ここは昨秋から見違えるような走りを見せ、充実期に差し掛かっている事が明らかなこの馬の走りに注目しています。前走は意表を突く単騎逃げの戦法に打って出ましたが、今回は徹底先行型のカワキタエンカがエントリーしていますから、中団やや後方のポジションで末脚を溜める、というこの馬本来の競馬を見せてくれる事でしょう。レース直前にテンションが一気に上がってしまうタイプなので、レース当日のパドックの気配をしっかりチェックする必要がありますけど、1週前追い切りの動きがかなり良かったですから、具合の良さを全面に活かしたレースを披露してくれるはずです。
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2017/05/14 第12回 ヴィクトリアマイル（G1）
優勝馬 🐎アドマイヤリード
