【京浜盃2018】予想オッズ/レース展望/出走予定馬分析/1着予想/初の大井コースも問題なし!前走で上がり3ハロン最速をマークしたアノ馬で決まり!

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2018年3月28日(水)

大井競馬11レース(16時10分発走)

第41回 京浜盃(SⅡ)

大井ダート1700m(外回り)・3歳定量

 

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《京浜盃のレース展望》

 

今週の南関東競馬のメインレースは28日(水)の京浜盃!3着までに入った馬に南関東クラシック三冠の1戦目・羽田盃(5月10日)の優先出走権が与えられるという今後のクラシック路線を占う意味でも重要な一戦になっていますので、地方競馬ファンはもちろん、これから地方競馬にチャレンジしてみよう!とお考えのライトユーザーの皆さんにも注目していただきたいレースです。昨年の京浜盃は川原正一騎手のローズジュレップ、吉原寛人騎手のカンムル、森泰斗騎手のヒガシウィルウィンによる「3強対決」が話題になりましたが、ローズジュレップとカンムルが満足なレースができなかった中、船橋所属のヒガシウィルウィンが好位追走からの差し切り勝ちを決め、クラシック制覇へ勢いを加速させていきました。ヒガシウィルウィンは後に中央馬相手のジャパンダートダービー(GⅠ)を勝っていますので、ヒガシウィルウィンに続く活躍馬を輩出できるのかどうか、というところにどうぞご注目ください!

 

《京浜盃予想オッズ》

 

①人気 ヤマノファイト   3.1倍

②人気 ワグナーコーヴ   5.0倍

③人気 ハセノパイロ    5.7倍

④人気 リコーワルサー   7.4倍

⑤人気 クロスケ      8.0倍

⑥人気 クリスタルシルバー 9.3倍

⑦人気 トーセンブル    13.0倍

⑧人気 レベルスリー    17.5倍

⑨人気 ツルマルパラダイス 25.6倍

⑩人気 ドンビー      31.9倍

 

《出走予定馬分析》

 

1枠1番 リコーワルサー(森泰斗騎手 大井)

先週のJRA重賞・マーチステークスで3着に入り、波乱の立役者となったロワジャルダンを管理している荒山勝徳厩舎所属のブラックタイド産駒。厩舎の勢いだけなら今年のメンバーの中で最上位、と考える事ができますけど、今回は約3ヶ月の休み明け初戦になりますから、完調手前の状態で出走する可能性が高く、叩き台の京浜盃でまずまずの結果を出して、後のクラシック路線につなげたい、というところが陣営の本音なのでは?と考えています。前走・全日本2歳優駿は6着に敗れていますが、道中の不利が影響しての凡退ですので、前走の着順は度外視可能。あとは2016年のタービランスから京浜盃2連覇中の鞍上・森泰斗騎手の手綱さばき次第でしょうか。

 

2枠2番 ワグナーコーヴ(御神本訓史騎手 船橋)

門別競馬からの移籍2戦目となった前走・雲取賞(準重賞)で早め先頭からの押し切り勝ち、という横綱相撲を見せたマンハッタンカフェ産駒。軽快な先行力をウリにしている馬ですから、ハナを奪いやすい2枠2番という内枠を引き当てたのは好都合ですし、他に競りかけてきそうな馬も見当たらない点もプラスに働きそうです。雲取賞で2着に下したレベルスリーはJRAの未勝利戦を勝った事がある実力馬でしたから、前走のレベルは水準以上だった、と考える事もできるのですが、今回はレベルスリーが完敗を喫したニューイヤーカップの上位馬が出走しますので、強力なニューイヤーカップ組との力関係が大きなポイントになるのでは?と考えています。

 

4枠4番 ヤマノファイト(本橋孝太騎手 船橋)

門別競馬在籍時に重賞を2勝(イノセントカップ・サンライズカップ)しているエスポワールシチー産駒で、南関東移籍初戦となった前走・ニューイヤーカップで2着・クロスケに4馬身の大差をつける、という圧倒的なパフォーマンスを見せています。前走大勝の反動が気になるところではありますが、前走からレース間隔を空けている状況であれば、馬の状態もフレッシュになっているはずですし、ハッピーグリン相手に勝利を収めたサンライズカップと同じ1700mの距離になる点もプラスに働くと思います。広々とした大井ダート外回りコースを走るのが初めて、という課題を見事克服する事ができれば、クラシック制覇も現実味を帯びてくるはずです。

 

8枠12番 ハセノパイロ(本田正重騎手 船橋)

2歳時にハイセイコー記念で重賞初制覇を果たし、2走前の全日本2歳優駿では地方馬最先着となる3着を確保するなど、強豪がそろう南関東3歳勢の中でトップクラスの実績を誇っているパイロ産駒。デビュー戦から本田正重騎手がずっと騎乗している、というところもアドバンテージになりそうですが、小回りの浦和ダートコースが合わなかったとはいえ、前走・ニューイヤーカップでヤマノファイトに2.1秒差をつけられ、6着に凡退してしまった事が気掛かり。ハイセイコー記念を勝った大井ダートコースに戻り、前走のリベンジを果たせるのかどうか、というところに注目が集まります。

 

8枠13番 クロスケ(柏木健宏騎手 大井)

重賞勝ちこそありませんが、前走・ニューイヤーカップでヤマノファイトに次ぐ2着を確保するなど、キャリアを積み重ねるにつれて徐々にレース運びが良化しているキャプテントゥーレ産駒。キャリア9戦すべて5着以内、という安定感を武器にしている馬ではありますけど、オープンクラスになると詰めの甘いところを見せていますので、今回も善戦止まりのレースになる可能性があります。コースロスが大きくなる大外枠を引いてしまった点も気掛かりですが、実戦で上手く立ち回る事ができれば、今回のメンバーに入っても上位争いできる実力がある馬だと思っていますので、不利な枠に入ったとしても侮れない存在である事には変わりありません。

 

《展開予想》

 

前走・ムスカリ特別で逃げ切り勝ちを決めたフレアリングダイヤが3枠3番の好枠を引き当てましたけど、2枠2番・ワグナーコーヴの方がフレアリングダイヤよりもテンのダッシュ力がありますので、ここもワグナーコーヴが果敢にハナを奪い、平均的なペースで逃げていくのでは?と予想しています。逃げるワグナーコーヴをマークするのが自在脚質のヤマノファイトで、ハセノパイロやリコーワルサー、クロスケといった他の上位人気馬は中団位置で先行集団の動きを見ながら仕掛けるタイミングをうかがう、という競馬を試みてきそうです。大井ダート外回りコースは最後の直線が長く、上がり3ハロンの速さも要求されるコースですから、近走で速い上がり3ハロンの末脚を使っているのかどうか、というところも事前にチェックしておいてください。

 

《京浜盃の1着予想》

 

ヤマノファイト

ヒガシウィルウィンが制した昨年の京浜盃よりもやや低調なメンバー構成になっている事もあって、波乱の可能性も否定できない状況ではありますが、上位人気が確実な馬の中から、前走でメンバー中最速の上がり3ハロン(37.8秒)の末脚を披露しているこの馬を中心視します。前走は転入初戦という難しい状況だったにも関わらず、環境の変化による影響を感じさせない圧倒的なパフォーマンスを見せていましたし、持続力のある末脚を発揮できるタイプですから、初挑戦となる直線が長い大井ダート外回りコースも全く問題ないのでは?と予想しています。羽田盃や東京ダービーといったSⅠクラスの大一番を目標にしていますので、京浜盃時点でピークの状態に仕上げている可能性は低いですけど、良化途上の状況であっても互角以上の走りを見せてくれるはずです。

 

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