【函館記念2019予想／追い切り後分析】Wコース最終追いで上々の動き見せたアノ馬に◎！叩き2戦目で惜敗した前走のリベンジ期待！
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2019年7月14日（日）
函館競馬11レース（15時45分発走）
第55回函館記念（G3）
函館芝2000m 3歳以上ハンデ
《函館記念2019》
《枠順確定後追い切り展望》
※追い切り時計
内容はJRA-VANの調教動画提供サービスやスポーツ新聞から抜粋
1枠1番 レッドローゼス（牡5歳 蛯名正義 56kg）
10日（水）：函館Wコース5ハロン65.5-50.4-37.1-12.2
3歳未勝利・ベルクワイアとの併せ馬を敢行し、4馬身ほどリードしていた併走相手を一気に抜き去り、最終的には1馬身半併走先着を果たしています。追い出されてからの反応が抜群だったのはもちろん、腹回りもスッキリしていましたから、レース間隔が空いている状況でも水準以上のデキには仕上がっている可能性が高い、という風に解釈しています。
1枠2番 アメリカズカップ（牡5歳 北村友一 55kg）
10日（水）：函館Wコース5ハロン69.2-53.9-39.4-12.9
Wコース単走追い。ジワジワと脚を伸ばしていく持久力勝負特化型なので、速い上がりが要求される流れになると厳しい戦いを強いられますけど、力強いフットワークでWコースを駆け抜けていた最終追い切りの動きはなかなかでしたし、叩き2戦目で右肩上がりの状態に差し掛かっているのは間違いないでしょう。
2枠3番 ブラックバゴ（牡7歳 斎藤新 55kg）
10日（水）：函館Wコース5ハロン69.5-54.8-40.4-12.4
古馬2勝クラス・レコンキスタとの併せ馬を敢行し、1.4秒先行していた併走相手を一気に抜き去り、最終的には2馬身先着を果たす形に。道中で思いっ切り頭を上げる場面こそありましたが、終いの反応はまずまずでしたし、追い切りの段階で気負う面を見せていた事が良い刺激になる可能性もありますから、苦戦続きの状況でも侮れない存在になるのでは？と考えています。
2枠4番 マイスタイル（牡5歳 田中勝春 56kg）
10日（水）：函館Wコース4ハロン54.5-39.3-12.2
Wコース単走追い。中1週の強行軍になりますが、前走の疲れを感じさせないくらい、弾むようなフットワークでWコースを駆け抜けていましたので、レース間隔が詰まっている状況でも本来の実力を発揮できるデキには仕上がっています。勝負どころで十分な進路を確保できず、消化不良な形に終わった前走（巴賞9着）からの巻き返しがあっても全く不思議ない存在です。
3枠5番 ドレッドノータス（セ6歳 菱田裕二 56kg）
10日（水）：函館芝コース5ハロン64.3-49.1-36.4-11.5
函館記念で1番人気を争う同厩ステイフーリッシュとの併せ馬を敢行し、1.4秒先行する形になったとはいえ、ステイフーリッシュが迫ってきたところでギアを入れ替え、ステイフーリッシュに先着を許さなかったのは立派だと思います。レース間隔が詰まっている状況でも良い意味で一連の好調子を維持しているのは間違いないのではないでしょうか。
3枠6番 マイネルファンロン（牡4歳 丹内祐次 54kg）
10日（水）：函館Wコース5ハロン66.7-52.0-38.1-12.4
Wコース単走追い。中1週になりますけど、小気味いいフットワークでWコースを一気に駆け抜けていましたので、レース間隔が詰まっている事を心配するよりも、前走を叩いての上積みが見込めるデキに仕上げてきた、という風に解釈すべきだと思います。
4枠7番 カルヴァリオ（セ6歳 吉田隼人 54kg）
11日（木）：函館Wコース4ハロン55.8-39.8-13.1
Wコース単走追い。レース間隔が詰まっていますので、終い重点の軽い内容ではありましたが、スピード感に欠ける迫力不足な動きに留まっていましたから、可もなく不可もなし程度の評価が妥当でしょう。
4枠8番 メートルダール（牡6歳 武藤雅 57kg）
10日（水）：函館Wコース5ハロン65.3-50.7-37.2-12.8
Wコース単走追い。馬場の内寄りを走っていた分、速い時計が出ていますけど、道中で頭の位置が高くなるのはいつもの事ですし、フィニッシュ地点を迎えるまでリズミカルな走りを維持する事ができていましたから、約2ヶ月半の休養明け初戦という状況でも水準以上のデキには仕上げてきた、という風に判断したいです。
5枠9番 ポポカテペトル（牡5歳 岩田康誠 55kg）
10日（水）：函館芝コース5ハロン65.4-50.2-36.8-11.5
古馬2勝クラス・ラプソディーアとの併せ馬を敢行し、3馬身半ほど先行していた併走相手に追いつく事ができず、半馬身ほど併走遅れを喫する形に。格下の併走相手に先着を許してしまった点はいただけませんけど、この馬はデビュー当初から追い切りでズブい面を見せていましたので、普段から追い切りで動かない事を考えれば、まずまずの内容のスパーリングを消化した、という風にも解釈できます。ただ、調子が急激に上向いた印象もありませんから、大きな上積みを期待するのは酷だと考えています。
5枠10番 ステイフーリッシュ（牡4歳 中谷雄太 57.5kg）
10日（水）：函館芝コース5ハロン63.0-47.8-35.4-11.5
一緒に函館記念に出走する同厩ドレッドノータスとの併せ馬を敢行。半馬身ほどの併走遅れを喫する形になりましたが、併走相手の方が1.4秒先行する形で追い切りをスタートさせていましたから、1秒以上先行した併走相手に半馬身差まで追い上げた、という風に解釈する事もできますので、併走遅れを喫したからといって評価を下げる必要はありませんし、とても軽やかなフットワークで芝コースを駆け抜けていましたから、滞在効果で更に調子を上げている可能性も十分にあります。ただ、コンビを組む中谷雄太騎手は2000年以降の重賞戦績【中谷雄太騎手【0-2-6-65】(勝率0％/連対率2.9％)】が振るわない状況ですから、鞍上に足を引っ張られる可能性も否定できません。
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（2位くらい）
6枠11番 マイネルサージュ（牡7歳 国分恭介 55kg）
10日（水）：函館Wコース5ハロン69.8-54.3-39.6-13.2
3歳未勝利・スワーヴカールとの併せ馬を敢行し、2馬身ほど先行していた併走相手に並びかけたところでフィニッシュ地点を迎えています。併走相手に近付いたところで頭を上げる場面こそありましたが、引っ張りっきりの手応えで併走相手を圧倒するスパーリングを消化していますから、水準以上のデキには仕上がっているかと思います。
6枠12番 スズカデヴィアス（牡8歳 勝浦正樹 57.5kg）
10日（水）：函館Wコース5ハロン69.4-54.3-39.3-12.8
Wコース単走追い。巴賞1着から中1週のレース間隔ですので、終い重点の軽い内容に留まるのは自然な事ですし、前走激走の反動を感じさせないくらい、とても軽やかな脚さばきを披露していましたから、レース間隔が詰まっている状況でも上手く仕上げてきた、という前向きな印象を持っています。
7枠13番 アーバンキッド（牡6歳 横山武史 54kg）
10日（水）：函館Wコース5ハロン68.6-53.7-39.4-12.9
Wコース単走追い。追い出された時に頭を上げる形になっていましたけど、フィニッシュ地点を迎えるまでスピード感あふれる動きを見せていましたし、この馬なりのデキには仕上がっているのかな？という印象です。
7枠14番 ナイトオブナイツ（牡6歳 池添謙一 56kg）
10日（水）：函館Wコース5ハロン67.8-52.9-39.3-12.3
Wコース単走追い。巴賞2着から中1週の強行軍ですから、軽い内容に留めていますけど、馬体重450kg～460kgのやや小柄な馬とは思えないくらい、馬体を大きく見せていましたので、前走の反動を気にする必要はありませんし、終いの伸びも上々だったので、前回以上の結果を期待できるデキに仕上がっている、という風に解釈しています。
8枠15番 ゴールドギア（牡4歳 幸英明 52kg）
10日（水）：函館ダートコース5ハロン66.8-52.0-38.7-12.3
古馬1勝クラス・ハクナマタタとの併せ馬を敢行し、4馬身ほど先行していた併走相手に2馬身先着を果たしたところでフィニッシュ地点を迎えました。3勝クラスからの格上挑戦になりますけど、格下相手の併せ馬だったとはいえ、スピード感あふれる動きを最終追い切りで披露していましたから、状態面の不安はありません。
8枠16番 エアスピネル（牡6歳 福永祐一 58kg）
10日（水）：函館ダートコース6ハロン83.7-68.2-53.4-39.0-12.3
3歳未勝利・エアミホークとの併せ馬を敢行。2馬身ほどリードしていた併走相手に対し、楽な手応えを保ったまま1馬身先着を果たす、というなかなかの内容でした。腹回りもスッキリしていたので、年明け初戦という状況でもキッチリと仕上がっているかと思いますが、攻め駆けするタイプである事を考えれば、調教で目立つ動きを見せるのは不思議な事ではありませんし、追い切りの道中で舌を出していましたので、実戦勘が戻り切っているのかどうか…というところが気になっています。
《函館記念2019》
《追い切りランキング》
1位 レッドローゼス
（併せ馬でキッチリ先着！終いの反応の良さ目立つ！）
2位 マイスタイル
3位 メートルダール
4位 ナイトオブナイツ
5位 ステイフーリッシュ
《函館記念2019最終予想オッズ》
①人気 レッドローゼス 4.1倍
②人気 ステイフーリッシュ 4.5倍
③人気 エアスピネル 5.0倍
④人気 マイスタイル 6.8倍
⑤人気 ナイトオブナイツ 9.3倍
《函館記念2019展開予想》
前走・巴賞で消化不良な形に終わった徹底先行型・マイスタイルぐらいしかハナ馬候補が見当たらない状況ですから、スタートさえまともならマイスタイルが果敢に先手を奪い、前半1000m通過60秒台半ば～61秒台の平均やや遅めのペースを形成するのでは？と予想しています。淡々としたペースで流れる可能性が高い分、逃げ・先行脚質の馬を狙っていきたいところですけど、マクる競馬が得意なレッドローゼスなど、早めに動きたいタイプがそろった印象もありますので、マイスタイル単騎逃げ濃厚という状況であっても差し・追い込み脚質の台頭には警戒したいところです。
《函館記念2019》
《最終予想》
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（2位くらい）
【◎ナイトオブナイツ】
速い追い切り時計を出しているわけではありませんけど、レース間隔が詰まった中でも活気あふれる動きをWコースでの最終追い切りで披露していたこの馬を本命に抜てきします。惜敗した前走は勝ち馬の格好の目標になった分の負けなので、流れ次第では前走の勝ち馬相手にも逆転できるはず！ラスト1ハロンで良い脚を繰り出した最終追い切りの動きを見る限り、叩き2戦目の上積みも見込める状況ですから、前走以上の仕上がりにある今回は善戦続きにピリオドを打つ可能性も十分あるのではないでしょうか。
おすすめ軸馬 195戦161勝(182/195)
勝率82.5％馬券圏内率93.3％
気になる軸馬 269戦203勝(248/269)
勝率75.4％馬券圏内率92.1％
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