【日経賞2018】過去データから見る1着予想/十分なレース間隔を空け、立て直しを図ったアノ馬の巻き返しに期待!初コースも問題なし!

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2018年3月24日(土)

中山競馬11レース(15時45分発走)

第66回 日経賞(GⅡ)

中山芝2500m・4歳以上別定

 

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《日経賞の見どころ!》

 

日経賞が行われる中山芝2500mは外回りコースの3コーナー付近にスタートゲートが設置され、中山芝の内回りコースを約1周半する、という条件になっています。スタートからゴールまで計6度コーナーを回るだけでなく、最初のコーナーに差し掛かるまでの距離が約200mと短くなっているため、基本的にはコースロスが少なくて済む内枠を引き当てた馬が有利に働きます。ただし、過去5年の日経賞の枠順別成績を見てみると、過去5年の勝ち馬はいずれも5枠~8枠の外枠に入っていた事が分かりましたので、「中山芝2500mは内枠有利」というセオリーに縛られた馬券予想をしてしまうのは危険です。また、過去5年の単勝人気別成績を見ていくと、レース当日に1番人気に支持された馬が2勝・2着1回(連対率60%)という好結果を残しているほか、過去5年の勝ち馬はすべてレース当日の単勝オッズが一桁台だった、という事も判明していますので、上位人気に支持された馬から馬券の軸になる馬を選んでいく事をおすすめします。

 

《日経賞のチェックポイント》

 

①過去5年の年齢別成績データ!年齢が上がっていくにつれて成績が下降線たどる…。

 

過去5年の年齢別成績を見ていくと、日経賞と最も相性が良いのは3勝・2着2回(勝率21.4%・連対率35.7%)という好結果を残している4歳馬である事が分かりました。勝率・連対率が良いだけでなく、単勝回収率(105%)・複勝回収率(162%)でも信頼度の高い数字が出ていますので、今年の登録馬の4歳馬(キセキ・チェスナットコート)の台頭には十分注意する必要があります。他では、5歳馬(ガンコ・ゼーヴィント・ノーブルマーズ・ロードヴァンドール)と6歳馬(アルター・ソールインパクト・トーセンバジル・ナスノセイカン)も過去5年で連対率10%超というまずまずの結果を残しているものの、7歳以上になると【0-1-1-19】で連対率4.8%という信頼度の低い数字になってしまいますから、今年の登録馬の中で7歳以上の不利データに該当するアクションスター・サイモントルナーレ・サクラアンプルール・ショウナンバッハ・ピンポンは「消し」という評価が妥当かもしれません。

 

②過去5年の前走レース間隔別成績データ!前走から程よいレース間隔を空けている馬が有利!

 

前走レース間隔別成績を見ていくと、過去5年の連対馬10頭はすべて中5週~中20週という程よいレース間隔だった事が判明。さらに中10週~中20週で日経賞が休養明け初戦となる馬が4勝・2着3回(連対率26.9%)という好結果を残している事が分かっていますので、今年の登録馬の中で前走からのレース間隔が中10週~中20週という好走データに該当しているのはガンコ・キセキ・サイモントルナーレ・ソールインパクト・チェスナットコート・トーセンバジル・ノーブルマーズ・ピンポン・ロードヴァンドールの評価は上げるようにしてください。逆に、中4週以内(アクションスター・サクラアンプルール・ショウナンバッハ)中21週以上(アルター・ゼーヴィント・ナスノセイカン)の馬からは連対馬が1頭も出ていませんから、レース間隔が詰まっている馬とレース間隔が開きすぎている馬の扱いには十分注意してください。

 

③過去5年の前走距離別成績データ!

 

前走距離別成績を見てみると、前走で芝2200m以下の距離を使っていた馬(アクションスター・サクラアンプルール・ショウナンバッハ・ナスノセイカン・ノーブルマーズ・ピンポン)が勝利したケースはゼロであるのに対し、芝2400m組が3勝・2着1回(連対率28.6%)芝2500m組が2勝・2着2回(連対率30.8%)となっているように、日経賞が行われる中山芝2500mの条件に近い距離を前走で経験している馬が優位に立っている事が判明しました。今年の登録馬の中で前走2400mか2500mの好走データに該当しているアルター・ガンコ・キセキ・チェスナットコート・トーセンバジル・ロードヴァンドールとなっていますので、これらの馬の活躍に期待したいところですね。

 

《過去データから見る日経賞の1着予想》

 

キセキ

年齢別成績(4歳)・前走レース別成績(中15週)・前走距離別成績(芝2400m)という3つの好走データすべてに該当しているこの馬の走りに注目!前走は勝ち馬から1.5秒差の9着という残念な結果に終わりましたけど、2走前に歴史的な道悪馬場を激走した疲れが癒えないまま海外のレースに参戦してしまった事が前走の最大の敗因ですから、前走から十分なレース間隔を空け、立て直しを図った今回こそが最大の狙い目になるのでは?と予想しています。中山芝コースを走るのは今回が初めてになりますので、初コースへの対応が大きなポイントになりますが、馬場が荒れ始めていて、外差しが決まりつつある今の中山芝コースの傾向はこの馬にとってピッタリですから、前走凡退からの一変を見せる可能性も十分あると考えています。

 

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