【東京スプリント2018】出走予定馬分析&1着予想

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1週前追い切りで猛時計をマークしたアノ馬が1200mへの距離短縮で一変ムード!予想オッズ/出走予定馬分析

 

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2018年4月18日(水)

大井競馬11レース(20時10分発走)

第29回 東京スプリント(GⅢ)

大井ダート1200m(外回り)

4歳以上別定

 

《東京スプリントのレース展望》

 

まばゆいカクテル光線が魅力的な大井競馬ナイター開催がついに開幕!新設重賞・ブリリアントカップが17日(火)に行われるのに引き続き、翌18日(水)には電撃の6ハロン重賞・東京スプリントが開催されます。2008年までは「東京シティ盃」というレース名の南関東競馬限定重賞として親しまれていましたが、2009年から現在の東京スプリントに名称が変更され、JRA勢も参戦する事ができるダートグレード競走へと模様替えされています。2014年のノーザンリバーからJRA勢が4連勝を決めているレースですから、今年もニシケンモノノフグレイスフルリープといった実績豊富なJRA勢がエントリーしていますので、JRA勢優位という構図になっていますけど、地方勢からもブルドッグボスキタサンミカヅキラブバレットといった交流重賞で上位入線した過去がある実力馬が出走しますから、2013年・ラブミーチャン以来となる地方馬優勝の瞬間が見られるかもしれません。

 

《東京スプリント予想オッズ》

 

①人気 ニシケンモノノフ  2.8倍

②人気 ブルドッグボス   3.5倍

③人気 ネロ        5.1倍

④人気 ウインオスカー   6.3倍

⑤人気 グレイスフルリープ 9.4倍

⑥人気 キタサンミカヅキ  11.2倍

⑦人気 アピア       13.7倍

⑧人気 ラブバレット    18.5倍

⑨人気 スノードラゴン   30.2倍

⑩人気 エイシンスパルタン 76.8倍

 

《出走予定馬分析》

 

2枠3番 グレイスフルリープ(武豊騎手 57kg JRA)

4走前に出走した韓国のダート1200m戦・コリアスプリントでGⅠ初制覇を果たしているほか、58kgという厳しい斤量を課せられた2走前のGⅢ・兵庫ゴールドトロフィーを楽勝するなど、8歳を迎えた今でも年齢的な衰えを感じさせないレースを展開しています。前走のGⅢ・黒船賞は5着に敗れていますが、イレ込みすぎて馬の気持ちをコントロールできず、暴走気味の逃げを打ってしまった事が最大の敗因ですから、道中の折り合いの心配をする必要がない1200m戦に替わるのであれば、前走凡退からの巻き返しがあっても驚けません。

 

2枠4番 ブルドッグボス(左海誠二騎手 56kg 浦和)

ちょうど1年前までJRAに所属していた馬で、浦和競馬移籍後2戦目となったGⅢ・クラスターカップでレコード勝ちをおさめ、悲願の重賞初制覇を果たしています。クラスターカップ以降、7戦連続で負けている状況ですけど、ハイレベルなレースで5着以内を確保し続けている点は立派ですし、前走のGⅢ・黒船賞3着という結果も勝ちに等しい内容でしたから、長距離輸送の必要がない大井ダートコースに替われば、久方ぶりの重賞制覇を決める事になっても不思議ありません。

 

6枠11番 ウインオスカー(菱田裕二騎手 56kg JRA)

2016年にGⅢ・札幌2歳ステークスを制したトラストの全兄にあたる良血馬。10番人気という低評価に甘んじた前走のOP・千葉ステークスでOP昇級後初勝利を挙げ、収得賞金を加算した事で東京スプリントの出走ラインに食い込んできた、というダート短距離界の新星です。前走は先行馬有利の展開が追い風になった、という見方もできますので、今回も先行馬有利の展開になるのかどうか、というところが大きなポイントになりますし、大井ダートコース初出走であるのはもちろん、ナイター競馬を走るのも初めてですから、環境の変化に戸惑う可能性も考慮する必要があります。

 

7枠13番 ネロ(内田博幸騎手 56kg JRA)

2016年・2017年の京阪杯(芝1200m)を連覇した実績を持つJRA屈指の快速スプリンター。前走のGⅠ・高松宮記念は11着に敗れていますけど、芝のGⅠで通用するほどの地力は持ち合わせていないので、前走の凡退は致し方ない面があると思います。4走前のGⅠ・JBCスプリントで勝ったニシケンモノノフとタイム差なしの4着、という好結果を残し、高いダート適性を誇っている事を既に証明していますが、JBCスプリントは道中で砂を被らなかった事が好走の要因でしたから、今回も道中で砂を被らない形で追走できるのかどうか、というところが最大のポイントになると思います。

 

8枠16番 ニシケンモノノフ(横山典弘騎手 58kg JRA)

先週、船橋競馬場で行われた交流重賞・マリーンカップでアンジュデジールを勝利に導いた名手・横山典弘騎手が2週連続の交流重賞Vを目指し、ニシケンモノノフとのコンビで東京スプリントに出走します。3走前のGⅠ・JBCスプリントで着差以上に強い勝ちっぷりを見せ、GⅠタイトルを奪取した実績上位馬ではありますが、今回は直前の追い切り時計が遅すぎるので、本調子で出走できない可能性がありますし、他馬より重い58kg、コースロスが大きくなる大外枠、と不利な条件が重なった中、地力の高さでどこまで走れるのか、というところに注目しています。

 

《展開予想》

 

1200mの重賞レースという事もあって、軽快な先行力を武器にしている馬が多数エントリーしていますので、どの馬が逃げるにしても、かなりのハイラップでレースが進んでいく事は間違いない、という状況になっています。ハイペース必至のレースなら、堅実な差し脚を持つ差し・追い込み脚質の馬を狙おうか…と思いたいところですが、東京スプリント前日から大井競馬場には雨予報が出ていますから、雨の影響を強く受けた脚抜きの良い道悪馬場になってしまうと、壊滅的なハイペースになったとしても、逃げ・先行馬がそのまま残ってしまう、というレース展開になりますので、東京スプリント当日の馬場状態を把握した上で各々の馬券作戦を考えるようにしてくださいね。

 

《東京スプリントの1着予想》

 

🐎グレイスフルリープ

本来ならニシケンモノノフ◎という結論を出すべきところですけど、今回のニシケンモノノフには気掛かりな不安要素がありますので、ここは1200mへの距離短縮でパフォーマンスを跳ね上げそうなこの馬がニシケンモノノフを負かす可能性が高いのでは?と予想しています。8日(日)の1週前追い切り(栗東坂路4ハロン51.1秒)で猛時計を叩き出しているように、状態はかなり良くなっていますし、実質的な最終追い切り(栗東坂路4ハロン55.7秒)となった14日(土)の動きを動画で確認したところ、力強い脚取りでタフな坂路を駆け上がっていたので、今のデキならニシケンモノノフ相手にリベンジを果たす事になっても全く驚けないと思います。

 

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