【桜花賞2018】過去データから見る1着予想/前走からの上積みが見込める状況でも人気の盲点になりそうなアノ馬が3つの好走データに該当!

f:id:jikuuma:20180405063146j:plain

 

2018年4月8日(日)

阪神競馬11レース(15時40分発走)

第78回 桜花賞(GⅠ)

阪神芝1600m(外回り)3歳牝馬限定

 

↓1日1回応援クリックお願いします(^^)

 

《桜花賞の見どころ!》

 

昨年の桜花賞は4戦無敗で阪神芝1600mのコースで2戦2勝という実績を誇っていた関東馬・ソウルスターリングが単勝オッズ1.4倍という圧倒的1番人気に支持されたものの、雨の影響でぬかるんだ馬場への対応に苦しみ、直線で本来の末脚を発揮できない中、8番人気(単勝オッズ40.8倍)のレーヌミノルが道中4番手追走から早め先頭に立つ、という積極的な競馬を仕掛け、リスグラシュー以下の追撃を振り切り、初のGⅠ制覇を果たし、馬連万馬券の波乱決着となりました。過去5年の1番人気の成績を見てみると、1着でゴールしたのは2014年ハープスター1頭だけで、2015年ルージュバックから単勝オッズ1倍台の圧倒的人気を集めていた1番人気が3連敗中、という1番人気受難のレースになっています。今年は昨年末の阪神ジュベナイルフィリーズを快勝したラッキーライラックが抜けた1番人気に支持される可能性が高まっていますけど、1番人気受難の傾向が強まっている桜花賞でラッキーライラックはしっかりと勝ち切る事ができるのでしょうか。

 

《桜花賞のチェックポイント》

 

①過去5年の前走着順別成績データ!トライアル1番人気のアノ馬が不利データに該当…。

 

まずは、過去5年の前走着順別成績から桜花賞の1着争いに加わってきそうな馬をリサーチしていきます。桜花賞と相性が良いのは前走2着(アンコールプリュ・トーセンブレス・フィフニティ・マウレア・レッドイグナント)前走3着(デルニエオール・リリーノーブル)で、いずれも過去5年で2勝を挙げています。前走2着は2016年の勝ち馬・ジュエラーから2連勝していますし、前走3着も連対率33.3%というハイアベレージを叩き出している事が分かっていますので、前走2着と前走3着の信頼度が高いレースである事をこの機会にしっかりチェックしておきましょう。逆に、前走4着以下(アマルフィコースト・アリア・アンヴァル・イサチルルンルン・コーディエライト・サヤカチャン・シグナライズ・スカーレットカラー・ツヅミモン・ファストライフ・モルトアレグロ・ラブカンプー)からは過去5年で1頭も勝ち馬が出ていない状況ですから、フィリーズレビューで1番人気だったモルトアレグロやシンザン記念2着の実績があるツヅミモンをはじめとする前走4着以下の馬を馬券の軸にするのは危険です。

 

②過去5年の前走レース別成績データ!穴人気しそうなアノ良血馬はデータ的に消し!

 

続いて、過去5年の前走レース別成績を見ていきます。桜花賞にはチューリップ賞・フィリーズレビュー・アネモネステークスという3つのトライアルレースが存在していますけど、桜花賞と同コース(阪神芝1600m)で行われる前走チューリップ賞組(サヤカチャン・シグナライズ・スカーレットカラー・マウレア・ラッキーライラック・リリーノーブル)が過去5年で4勝・2着4回という他路線組を圧倒する成績を残していますので、着順に関わらず、前走でチューリップ賞を使った馬たちの台頭には十分注意してください。逆に、アネモネステークスやクイーンカップといった関東圏のステップレースを使っていた馬は3着以内ゼロ、という不振傾向にありますので、今年の登録馬の中でアネモネステークス・クイーンカップ組に該当するツヅミモン・ハーレムライン・フィフニティ・レッドイグナントの評価は割り引いた方が良さそうです。フィフニティはステファノスの全妹という良血馬で、将来性豊かな逸材ではありますが、データ的には「消し」という扱いになります。

 

③過去5年の前走馬体重別成績データ!トライアルを好走したアノ上位人気馬に不穏なデータが…。

 

最後に、過去5年の前走馬体重別成績から好走データと不利データを導き出していきます。桜花賞が行われる阪神芝1600mは最後の直線でタフな急坂が待ち構えている事もあってか、牝馬限定のレースであっても馬格のある中型~大型馬が有利、という状況になっています。桜花賞の前走馬体重別成績を調べてみると、過去5年の勝ち馬はすべて前走馬体重が460kg以上だった事が分かりましたので、今年の登録馬の中で前走馬体重460kg以上の好走データに該当しているアーモンドアイ・アマルフィコースト・アリア・コーディエライト・サヤカチャン・シグナライズ・ツヅミモン・プリモシーン・モルトアレグロ・ラッキーライラック・リリーノーブル・レッドサクヤ・レッドイグナントの活躍に期待したいところですね。一方、前走馬体重459kg以下(アンコールプリュ・アンヴァル・イサチルルンルン・スカーレットカラー・デルニエオール・トーセンブレス・ハーレムライン・ファストライフ・フィフニティ・マウレア・ラブカンプー)は連対率8.2%という低調な結果に終わっています。チューリップ賞2着のマウレアやオルフェーヴルの全妹・デルニエオールといった上位人気馬は不利データをはね返す事ができるのでしょうか。

 

《過去データから見る桜花賞の1着予想》

 

🐎リリーノーブル

前走着順別成績(2着)・前走レース別成績(チューリップ賞)・前走馬体重別成績(498kg)という3つの好走データすべてに該当しているこの馬の走りに注目!前走はラッキーライラック相手に完敗、という不甲斐ないレースをしてしまいましたが、レース間隔が空いていた事と道中で少し掛かり気味になってしまい、直線の末脚が鈍ってしまった事が前走の敗因ですから、休み明け初戦を叩いた上積みが見込めるだけでなく、圧倒的人気・ラッキーライラックの陰に隠れて人気の盲点になりそうな今回こそが最大の買い時になるのでは?と予想しています。

 

↓1日1回応援クリックお願いします(^^)