【浦和桜花賞2018】予想オッズ/レース展望/出走予定馬分析/1着予想/好枠を引き当て、高い勝率を誇る鞍上を迎えたアノ馬が新天地で大きく飛躍!

f:id:jikuuma:20180321093131j:plain

 

2018年3月21日(水)

浦和競馬11レース(16時35分発走)

第64回 浦和桜花賞(SⅠ)

浦和ダート1600m(外回り)・3歳牝馬限定

 

↓1日1回応援クリックお願いします(^^)

 

《浦和桜花賞のレース展望》

 

春分の日に行われる浦和競馬のメインレースは南関東三冠牝馬第1弾の浦和桜花賞!東京プリンセス賞(大井ダート1800m)・関東オークス(川崎ダート2100m)の行方を占う重要な一戦になっているだけでなく、3年前には昨年のJBCレディスクラシックを優勝したララベルが浦和桜花賞を貫禄勝ちしていますから、現役を退いた地方競馬屈指の名牝・ララベルの後釜が今年の浦和桜花賞から誕生するのかどうか、というところに注目が集まりますね。また、浦和桜花賞には「桃花賞」と「ユングフラウ賞」という2つのステップレースが存在しているのですが、1つ目のステップレースだった桃花賞が降雪の影響で開催中止になる、というまさかの事態に見舞われています。よって、今年の浦和桜花賞はエターナルモールグラヴィオーラといったユングフラウ賞組が有力視されますけど、JRA2戦2勝の実績を引っ提げて南関東へと移籍してきた超大物・プロミストリープもエントリーしてきましたから、元JRAのプロミストリープに対し、地方競馬所属馬たちがどんな走りを見せるのか、というところも注目点になってきます。

 

《浦和桜花賞予想オッズ》

 

①人気 プロミストリープ  1.8倍

②人気 エターナルモール  5.4倍

③人気 グラヴィオーラ   8.0倍

④人気 ストロングハート  10.1倍

⑤人気 ゴールドパテック  15.3倍

⑥人気 アンジュキッス   32.4倍

⑦人気 ハタノサンドリオン 35.8倍

⑧人気 シェーンリート   37.2倍

⑨人気 シングンレガシイ  90.6倍

⑩人気 プリムラジュリアン 148.3倍

 

《出走予定馬分析》

 

1枠1番 プロミストリープ(御神本訓史騎手)

JRAで2戦2勝の実績を残しているヘニーヒューズ産駒で、2017年10月28日の新馬戦(東京ダート1400m)で2着馬に9馬身の差をつける、という驚異的なパフォーマンスを見せただけでなく、キャリア2戦目の500万下(京都ダート1400m)でも中団追走から力強い末脚を披露し、デビュー2連勝を果たしています。今回は南関東への移籍初戦という事もあり、環境の変化で馬体面・精神面に影響が出ている可能性がありますので、パドックでの雰囲気に注目する必要がありますが、地方競馬のレースであれば地力上位なのは明らかですから、過剰人気気味であったとしても、軽視するのは危険だと思います。

 

4枠4番 ストロングハート(森泰斗騎手)

門別競馬在籍時に交流重賞・エーデルワイス賞(門別ダート1200m)を制した実績馬で、川崎競馬移籍後も2走前の東京2歳優駿牝馬(大井ダート1600m)で2着に入ったほか、前走・ユングフラウ賞(浦和ダート1400m)でも3着に好走するなど、目覚ましい活躍を見せています。短距離のダート戦を主戦場にしている競走馬を多く輩出しているサウスヴィグラス産駒ですから、中・長距離のダート戦になると脆い面を見せるかもしれませんけど、今回は浦和ダート1600mの条件ですから、許容範囲内の1600mの距離であれば、前走凡退からの一変があっても不思議ありません。ただし、ユングフラウ賞で先着を許したエターナルモールやグラヴィオーラのほか、JRA移籍直後のプロミストリープが相手になる、という厳しい状況ですから、他馬との実力差を埋められない可能性も考慮する必要があります。

 

6枠6番 ゴールドパテック(山崎誠士騎手)

2歳時にストロングハートが出走していたローレル賞(川崎ダート1600m)を優勝。前走・ユングフラウ賞(浦和ダート1400m)こそ馬券圏外の4着に敗れたものの、1400mという距離はやや忙しい印象がありますので、【1-0-1-0】という好結果を残しているダート1600mの条件であれば、前走4着からの巻き返しがあっても驚けないと思います。ただし、父ゴールドアリュール・母父ブライアンズタイムというスタミナ色の濃い血統背景が示す通り、2000m前後の中距離戦がベストの可能性がありますから、1600mの浦和桜花賞で大きく崩れたとしても、2000m前後の距離ならば一変が期待できる存在ですので、距離を一気に伸ばしてきた時が最大の狙い目になるのでは?と考えています。

 

6枠7番 グラヴィオーラ(今野忠成騎手)

門別競馬在籍時はストロングハート相手に1勝3敗という分が悪い状況だったのですが、船橋競馬移籍初戦となった2走前・東京2歳優駿牝馬(大井ダート1600m)で9番人気という低評価を覆し、門別時代の天敵・ストロングハートを破ると、微妙にレース間隔が空いていた前走・ユングフラウ賞(浦和ダート1600m)でもエターナルモールに次ぐ2着を確保し、南関東牝馬三冠レースへとつながる好内容の走りを披露しました。今回は勝った東京2歳優駿牝馬と同じ1600mの距離に戻りますので、ユングフラウ賞で逃げ切りを許したエターナルモール相手にリベンジを果たす可能性も十分ありますけど、JRA時代に2戦2勝という結果を残したプロミストリープ相手に勝ち切るのは難しいかもしれません。

 

7枠8番 エターナルモール(吉原寛人騎手)

大井競馬所属のエスポワールシチー産駒。地元大井のダート1600mで行われた東京2歳優駿牝馬は15頭立て15着というまさかの結果に終わったものの、2走前の若水特別(浦和ダート1500m)を快勝しただけでなく、強敵がそろった前走・ユングフラウ賞(浦和ダート1400m)でも圧巻の逃げ切り勝ちを決めているように、トリッキーな浦和ダートコースでは全く底を見せていませんから、得意コースで元JRAのプロミストリープ相手にどんなレースを見せてくれるのか、というところに期待が集まります。

 

《展開予想》

 

2枠2番に前走で逃げ切り勝ちを決めたアンジュキッスがいますけど、テンの速さはユングフラウ賞覇者・エターナルモールの方が上ですから、エターナルモールが果敢にハナを奪い、平均ペースの単騎逃げを打つ事になるのでは?と予想しています。大井競馬移籍初戦となるプロミストリープの出方がポイントになりますが、JRA時代のプロミストリープは中団位置で控える競馬を試みていましたから、無理矢理先行争いに加わる可能性は低く、単騎で逃げるエターナルモールの直後のポジションを確保し、エターナルモールにプレッシャーをかけ続ける、という競馬を見せるのではないでしょうか。

 

《浦和桜花賞の1着予想》

 

プロミストリープ

ユングフラウ賞の上位4頭の活躍にも期待したいところですけど、ハイレベルなJRAのレースで2戦2勝の実績を挙げたこの馬の実力がズバ抜けている、と考えていますので、過剰人気が予想される状況であっても、この馬が難なく勝ち切ってくれるのでは?と期待しています。前2走のスタートがあまり良くなかったので、スタートでの出遅れが致命的な浦和ダート1600mというコースに替わるところが引っ掛かりますけど、「内枠>外枠」という傾向がハッキリ出ている浦和ダート1600mで1枠1番の好枠を引き当てた点は大きなプラス材料になりますし、鞍上・御神本訓史騎手が2018年南関東競馬で勝率25.5%(3/18時点)という信頼度の高い数字を叩き出している点も魅力的です。

 

↓1日1回応援クリックお願いします(^^)