【金鯱賞2018】過去データから見る1着予想/3つの好走データに該当している実績上位のアノ馬が中心!GⅡでは負けられない!

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2018年3月11日(日)

中京競馬11レース(15時25分発走)

第54回 金鯱賞(GⅡ)

中京芝2000m 4歳以上・別定

 

《金鯱賞の見どころ!》

 

金鯱賞が行われる中京芝2000mのスタートゲートはスタンド前に設置されていて、最初のコーナーに差し掛かるまでの距離が約300mと短めに設定されているため、レース序盤から速いラップを刻む事はなく、淡々とした流れになるケースがほとんどですけど、中京芝コースは最後の直線の距離が長くなっているだけでなく、直線にタフな急坂が用意されていますので、スローペースになったとしても、後方から速い上がり3ハロンを繰り出す差し馬が上位争いするケースも少なくありませんから、差し・追い込み脚質の馬のチェックも忘れないようにしてください。ちなみに、過去5年の単勝人気別成績を見てみると、1番人気が連対率60%という好結果を残しているほか、過去5年の勝ち馬はいずれもレース当日に単勝5番人気以内に支持されていた事が分かりましたので、上位人気馬から馬券の軸になる馬を選んでいった方が良さそうですね。

 

《金鯱賞のチェックポイント》

 

① 前走馬体重480kg以上の大型馬が好調!逆に前走馬体重479kg以下は苦戦傾向に…。

 

まずは、過去5年の前走馬体重別成績から金鯱賞の馬券攻略に使えそうなデータを探っていきます。過去5年で上々の結果をマークしているのは前走馬体重が480kg以上だった馬で、4勝・2着4回という好成績を残しています。今年の登録馬の中で前走馬体重480kg以上の好走データに該当しているのはアクションスター・キンショーユキヒメ・サトノダイヤモンド・サトノノブレス・スワーヴリチャード・タイセイサミット・ダッシングブレイズ・デルマサリーチャン・トリオンフ・メートルダール・ヤマカツエースとなっています。逆に、前走馬体重479kg以下だった馬は勝率4.8%・連対率9.5%という低調な結果に終わっていますので、今年の登録馬の中で前走馬体重479kg以下の不利データに該当しているデニムアンドルビー・ブレスジャーニーの扱いには十分注意してください。

 

② キングカメハメハ産駒が単複回収率100%超!ディープインパクト・ハーツクライも捨てがたい!

 

続いて、金鯱賞が行われる中京芝2000mの種牡馬別成績を見ていきます(集計期間は2013/1/19~2018/1/28)。今年の金鯱賞に登録されている馬の中で集計期間内にトップの勝ち星(23勝)を挙げているのはディープインパクト(サトノダイヤモンド・サトノノブレス・デニムアンドルビー)で、連対率22.7%という上々の結果を残しています。ディープインパクト以上に信頼度が高いのは集計期間内に19勝を挙げているキングカメハメハ(ヤマカツエース)で、勝率14.0%・連対率24.3%という好結果を残しているだけでなく、単勝回収率・複勝回収率ともに100%超えという数字を叩き出していますから、金鯱賞以外の中京芝2000m戦でもキングカメハメハ産駒を狙い撃ちする事をおすすめします。他では、ハーツクライ(スワーヴリチャード)が集計期間内に16勝を挙げているのですが、ダイワメジャー(タイセイサミット)は勝率4.1%と苦戦していますし、ホワイトマズル(デルマサリーチャン)に関しては【0-0-2-26】という低調な結果に終わっていますので、ダイワメジャー産駒とホワイトマズル産駒はあまりおすすめできません。

 

③ 有力馬に騎乗する騎手が中京芝2000mで好結果残す!特に好調なのは連対率30%超を誇るアノ騎手!

 

最後に、金鯱賞が行われる中京芝2000mの騎手別成績を見ていきながら、中京芝2000mを得意にしているジョッキーを探していきたいと思います(集計期間2013/1/19~2018/1/28)。今年の金鯱賞に参戦するジョッキーの中で連対率20%以上のハイアベレージをマークしているのは福永祐一騎手(メートルダール)・ルメール騎手(サトノダイヤモンド)・池添謙一騎手(ヤマカツエース)・デムーロ騎手(スワーヴリチャード)でした。特に福永祐一騎手は連対率32.8%という文句ない成績を残していますので、金鯱賞に限らず、福永祐一騎手が中京芝2000mのレースに出ていた場合は人気に関係なく注意する必要がありそうですね。

 

《過去データから見る金鯱賞の1着予想》

 

サトノダイヤモンド

前走馬体重別成績(506kg)・種牡馬別成績(ディープインパクト)・騎手別成績(ルメール騎手)の好走データにバッチリ該当しているこの馬の走りにご注目ください!近2走は海外の重すぎる馬場に苦戦し、大敗してしまいましたが、国内のレースでは【7-1-2-0】で複勝率100%という圧倒的な成績を残しているのですから、近2走凡退からの巻き返しを見せる可能性も十分あるのではないでしょうか。栗東CWコースでの1週前追い切りで併走馬に遅れをとっていたのが気掛かりですけど、本調子で金鯱賞当日を迎えられなかったとしても、GⅠレースで2勝している実力馬が格下のGⅡレースで無様なレースをするわけにはいきませんので、仕切り直しの一戦から他馬との実力差を示すレースを披露してくれるはずです。