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2019年3月17日(日)
阪神競馬11レース(15時35分発走)
第67回阪神大賞典(G2)
阪神芝3000m 4歳以上別定
《阪神大賞典2019》
《枠順確定後追い切り展望》
※追い切り時計
内容はJRA-VANの調教動画提供サービスやスポーツ新聞から抜粋
1枠1番 ロードヴァンドール(牡6歳 横山典弘 56kg)
13日(水):栗東CWコース6ハロン84.8-68.1-52.7-38.2-12.1
道中で気負う面を見せていたのが気掛かりですけど、馬場の外めを回っていながら、ラスト1ハロン12.1秒という上々の時計をマークした点は高く評価したいです。ただ、近2走は10着以下に敗れていますし、近走時の追い切りと比較しても、調子が急激に上がってきた、という風には見えなかったので、様子見程度の評価が妥当だと思います。
2枠2番 リッジマン(牡6歳 蛯名正義 57kg)
13日(水):栗東CWコース4ハロン51.1-37.6-12.2
CWコース4ハロン追い、という調教パターンはいつも通り。良い意味でステイヤーらしくない小気味いい動きを見せるタイプで、ステイヤーズステークス1着時に披露していた素軽い動きを再現する事ができていましたし、腹回りもスッキリしていましたので、年明け初戦という状況でも水準以上のデキには仕上がっている、と解釈したいです。
3枠3番 ケントオー(牡7歳 幸英明 56kg)
13日(水):栗東坂路4ハロン52.3-38.7-25.7-13.2
昨年10月から1ヶ月に1走のペースで実戦を使っていますけど、単走追いになった坂路で素軽い動きを披露していましたから、レース間隔が詰まっている状況でも高水準のデキを維持しているのは間違いないでしょう。追い込み脚質なので、前崩れの展開になるのが理想的ですが、展開さえ向けば、馬券圏内に割って入る可能性も十分あると思います。
4枠4番 ステイインシアトル(牡8歳 浜中俊 56kg)
13日(水):栗東CWコース6ハロン82.6-65.9-51.8-37.7-11.8
直線で5頭が横並びになる形になり、ステイインシアトルが5頭の真ん中あたりから脚を伸ばしていく、という最終追い切りになりました。馬なりの手応えでラスト1ハロン・11.8秒の好時計を叩き出しているように、終いの反応はかなり良かったですし、良い意味で落ち着きがあり、まとまった走りを見せていましたので、叩き2戦目で状態が順当に上向いているのは間違いないと思います。
5枠5番 サイモンラムセス(牡9歳 小牧太 56kg)
13日(水):栗東坂路4ハロン53.5-39.2-25.8-13.0
明け9歳になりますので、追い切り面から調子の上昇を察知するのは難しい状況ですけど、坂路を軽やかに駆け上がった姿を見る限り、良い意味で一連の好調子をキープしているのは間違いないでしょうし、2走前の小倉大賞典3着時のような、マイペースの単騎逃げを打つ事ができれば、再度馬券圏内に入る可能性も捨てきれません。
6枠6番 ソールインパクト(牡7歳 福永祐一 56kg)
13日(水):美浦Wコース5ハロン70.1-54.1-39.3-12.4
古馬1000万下・サーレンブラントとの併せ馬を敢行。ソールインパクトの方が3馬身半ほど先行する形になっていましたが、併走相手に差を詰められたところでフィニッシュ地点を迎えていますので、見栄えのする動きだった、という風に解釈するのは無理があるかもしれません。ただ、レース間隔があいていた前走(ダイヤモンドステークス4着)時よりも活気に満ちた動きを見せていたのは間違いありませんから、叩き2戦目での変わり身に期待したいところです。
6枠7番 カフジプリンス(牡6歳 中谷雄太 56kg)
13日(水):栗東坂路4ハロン51.1-37.6-24.8-12.3
3馬身半ほど先行していた古馬オープン・チェスナットコートとの併せ馬を敢行し、クビ差先着を果たしたところでフィニッシュを迎えました。デビュー当初から追い切りで見栄えのする動きを見せていたので、可もなく不可もなし程度の動きだったのかな?という印象ですけど、長期休養明け3走目で順当に調子が上向いているのは明らかですし、2017年のダイヤモンドステークスで3着に入った実績もありますから、軽視は禁物です。
7枠8番 ヴォージュ(牡6歳 和田竜二 56kg)
13日(水):栗東坂路4ハロン53.0-38.7-25.2-12.4
長い距離で結果を出してきた馬なので、坂路の追い切りの動きを見てみても、スピード感あふれる動きを見せた、というわけではありませんけど、終いの伸びもまずまずでしたし、良い意味で平行線のデキには仕上げてきたのかな?という印象です。
7枠9番 アドマイヤエイカン(牡6歳 岩田康誠 56kg)
13日(水):栗東CWコース6ハロン82.3-66.3-51.3-37.9-11.7
古馬1000万下・スワーヴアラミスとの併せ馬を敢行。併走相手が3馬身半ほど先行する形になったものの、楽な手応えを保ったまま併走相手に並びかけ、終いに気合いを入れられたところで併走相手を一気に突き放し、1馬身ほど先着を果たしています。これまでの追い切りでズブい面を見せていた馬とは思えないくらい、終いの反応が良化していましたので、道中の仕掛けが早すぎたがゆえに、大敗を喫した前走(万葉ステークス7着)からの巻き返しが期待できるデキには仕上がっている、と考えています。ただ、過去5年の阪神大賞典のデータを調べてみたところ【前走4角通過順2番手以内】の条件に該当していると、【0-0-1-8】で連対馬ゼロという低調な結果に終わっていますので、この不利データを跳ね返す走りを見せられるのかどうか、というところも注目点になりそうです。
アドマイヤエイカンが
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(2位くらい)
8枠10番 シャケトラ(牡6歳 戸崎圭太 57kg)
13日(水):栗東CWコース6ハロン83.7-67.9-52.7-37.9-11.9
3頭併せの最内から大きく先行していた併走馬2頭を楽な手応えで並びかけていく、という調教パターンは前走(G2・アメリカジョッキークラブカップ1着)時と全く同じ。前走激走の反動を気にしていたのですが、最終追い切りでとてもスムーズな動きを披露していましたから、2走ボケの心配は要らないのかな?と考えています。ただ、2017年の天皇賞春(京都芝3200m)で9着に凡退しているように、3000m付近の長距離戦で好結果を残した事がありませんので、本質的に長距離が合わない可能性も捨てきれません。
8枠11番 コルコバード(牝6歳 M・デムーロ 54kg)
13日(水):美浦Wコース4ハロン55.5-40.1-12.7
3頭併せの真ん中から併走馬2頭を一気に突き放す、という文句なしの追い切りを敢行。「牝馬は6歳の3月で引退」というキャロットファームの規定が存在しているため、今回の阪神大賞典がラストランになりますけど、ここで引退してしまうのが勿体ないくらい、素晴らしいデキに仕上がっていますので、M・デムーロ騎手騎乗で過剰人気確実な情勢でも侮れない存在になりそうです。
《阪神大賞典2019》
《追い切りランキング》
1位 コルコバード
(3頭併せの真ん中から最先着!有終の美飾る可能性も!)
2位 アドマイヤエイカン
3位 シャケトラ
4位 リッジマン
5位 ステイインシアトル
《阪神大賞典2019》
《最終予想オッズ》
①人気 シャケトラ 2.6倍
②人気 リッジマン 3.3倍
③人気 コルコバード 3.9倍
④人気 アドマイヤエイカン 7.0倍
⑤人気 ヴォージュ 10.8倍
《阪神大賞典2019》
《展開予想》
3000m超の長距離戦はスローペースになるのが大半ですけど、サイモンラムセスやヴォージュ、ステイインシアトル、ロードヴァンドールなど、今年の阪神大賞典は徹底先行型がけっこうそろっていますから、どの馬が逃げる事になっても極端なスローペースになる可能性は低く、2周目の3コーナー付近からラップが上がっていって、持久力の有無が問われる流れになるのでは?と予想しています。
《阪神大賞典2019》
《最終予想》
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(2位くらい)
【◎コルコバード】
距離不足の前走でメンバー中2位タイの上がり3ハロン(33.8秒)をマークし、掲示板内を確保したこの馬を本命に抜てきします。3頭併せの最終追い切りで併走相手をあっという間に置き去りにした姿を見る限り、シャケトラをはじめとする骨っぽい相手がそろったG2レースでも互角以上の走りができるはずですし、道中の折り合いに不安のあるタイプではありませんから、初距離となる芝3000mで過去最高級の走りを見せても不思議ない状況だと考えています。
おすすめ軸馬 175戦143勝(143-16-5-11)
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気になる軸馬 204戦159勝(159-20-11-14)
勝率77.9%馬券圏内率93.1%
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