【阪神牝馬ステークス2018】過去データから見る1着予想/スタート課題も、芝1600mで複勝率100%を誇るアノ馬の安定感に期待!

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2018年4月7日(土)

阪神競馬11レース(15時35分発走)

第61回 サンケイスポーツ杯

阪神牝馬ステークス(GⅡ)

阪神芝1600m(外回り)4歳以上別定

 

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《阪神牝馬ステークスの見どころ!》

 

阪神牝馬ステークスが行われる阪神芝1600mは2コーナーを回り切った先にスタートゲートが設置される条件で、広々とした外回りコースを約半周する、というとてもシンプルなコース設定になっています。3コーナーに差し掛かるまでの距離(約440m)がやや長くなっている事もあってか、淡々としたスローペースになるケースが多く、上がり3ハロンの順位がそのまま着順になる、という例も少なくありませんので、近走で速い上がり3ハロンの末脚を披露しているのかどうか、というところも事前にチェックしておくようにしましょう。また、過去5年の単勝オッズ別成績を見てみると、過去5年の勝ち馬はすべて単勝オッズ一桁台、というデータが存在していますから、無理矢理な穴狙いをするのではなく、上位人気馬から馬券の軸にふさわしい馬をチョイスしていく事をおすすめします。

 

《阪神牝馬ステークスのチェックポイント》

 

①過去5年の年齢別成績データ!上位人気確実な4歳とキャリア豊富な5歳以上の間に明確な差が…。

 

まずは、過去5年の年齢別成績から阪神牝馬ステークスの馬券ゲットにつながっていきそうなデータを探っていきます。阪神牝馬ステークスと相性が良いのは過去5年で2勝を挙げている4歳(ソウルスターリング・ミスパンテール・ミリッサ・ラビットラン・リスグラシュー)5歳(アドマイヤリード・エテルナミノル・ジュールポレール・デンコウアンジュ・ミエノサクシード・レッドアヴァンセ・ワントゥワン)となっていますが、4歳の連対率が21.2%であるのに対し、5歳の連対率は8.7%で、6歳以上の連対率も5.2%、と5歳以上の連対率がかなり低くなっていますので、年齢別成績データからはソウルスターリングやリスグラシュー、ミスパンテールといった上位人気馬が名を連ねているフレッシュな4歳勢を推奨します。

 

②過去5年の前走着順別成績データ!前年のGⅠで好走している2頭が不利データに該当…。

 

続いて、過去5年の前走着順別成績を見ていきます。春のマイル女王決定戦・ヴィクトリアマイルのステップレースとなっている阪神牝馬ステークスですけど、前走1着(ミエノサクシード・ミスパンテール・ミリッサ・リスグラシュー・レッドアヴァンセ・ワントゥワン)との相性が抜群で、過去5年の勝ち馬5頭のうち4頭が前走1着というデータが存在していました。ミスパンテールとリスグラシュー以外の馬は1600万下条件からの勝ち上がり組ですが、2015年の勝ち馬・カフェブリリアントは1600万下条件を勝ったばかりという状況から阪神牝馬ステークスを制していますので、前走1600万下条件勝ちの馬たちも無視するわけにはいきません。一方、前走2着以下は勝率1.7%という低調な結果に終わっていますけど、前走がGⅠだった馬は連対率25%というまずまずの結果になっていますので、GⅠ以外の前走2着以下という不利データに該当しているアドマイヤリード・エテルナミノル・クインズミラーグロ・デンコウアンジュ・ラビットランの扱いには注意する必要がありそうです。前年のヴィクトリアマイルでワンツーフィニッシュを決めたアドマイヤリードとデンコウアンジュは前走着順別成績の不利データをはね返す事ができるのでしょうか。

 

③過去5年の前走距離別成績データ!前走からの距離短縮組と距離延長組は明暗分かれる…。

 

最後に、過去5年の前走距離別成績から阪神牝馬ステークスの馬券作戦の参考になる材料をご紹介します。2年前から芝1600mの条件に替わっている阪神牝馬ステークスは前走で同距離の芝1600mのレースを使っていた馬が過去5年で3勝・2着2回という好結果を残しています。今年の登録馬の中で前走芝1600組の好走データに該当しているのはアドマイヤリード・デンコウアンジュ・ミエノサクシード・ラビットラン・リスグラシュー・レッドアヴァンセとなっていますので、これらの馬の台頭に十分注意してください。前走芝1800m以上の馬たち(エテルナミノル・クインズミラーグロ・ジュールポレール・ソウルスターリング・ミリッサ)も過去5年で2勝を挙げているのですが、前走芝1400m以下の馬たち(ミスパンテール・レッツゴードンキ・ワントゥワン)は過去5年で1度も勝っていませんから、前走からの距離延長組の評価は割り引いた方が良さそうです。

 

《過去データから見る阪神牝馬ステークスの1着予想》

 

🐎リスグラシュー

年齢別成績(4歳)・前走着順別成績(1着)・前走距離別成績(1600m)という3つの好走データすべてに該当しているこの馬の走りに注目!スタートがあまり上手じゃないタイプですから、ゲート先入れになる奇数枠を引いてしまうと、よもやの凡走を喫するかもしれませんが、1年3ヶ月ぶりとなる重賞制覇を決めた前走の勝ちっぷりは目を見張るものがありましたし、芝1600mでは【2-3-1-0】で複勝率100%という抜群の安定感を誇っていますので、スタートで出遅れる事になったとしても、得意距離で戦える今回は恥ずかしい結果にはならないのでは?と予想しています。

 

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