【青葉賞2018予想】追い切りから見る1着予想/ダービー馬を兄に持ち前走の勝ちっぷりが異次元だったアノ馬が下剋上決める!

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前走からの連勝が期待される

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2018年4月28日(土)

東京競馬11レース(15時45分発走)

第25回 テレビ東京杯 青葉賞(GⅡ)

東京芝2400m・3歳限定

 

《追い切り後展望》

 

昨年の青葉賞は戦前から音無秀孝厩舎・アドミラブルの独壇場になるのでは?というムードが漂っていましたけど、今年の青葉賞は良い意味で出走各馬の実力が拮抗している中でのレースになりますので、上位2頭までに与えられる日本ダービーへの優先出走権をめぐり、例年以上に白熱した戦いを見せてくれるのでは?と期待しています。そんな中、併走した古馬アルバート(天皇賞春出走)相手に互角以上の走りを見せたサトノソルタス(美浦Wコース5ハロン70.7秒)を最終追い切り推奨の1番手にします。全体時計はそこまで速くありませんけど、伸びやかなフットワークで鋭い脚を使っていましたし、出走間隔が空いている事を感じさせないくらい素晴らしい動きを披露していました。最終追い切りの推奨2番手にはスーパーフェザー(栗東坂路4ハロン55.5秒)を取り上げます。こちらも全体時計は遅くなってしまいましたが、雨の影響で馬場が重くなっていましたから、全体時計が遅くなるのは致し方ない事ですし、併走したエタリオウ(青葉賞出走)を馬なりの手応えで煽っていましたので、水準以上の状態で青葉賞当日を迎える事ができそうです。最終追い切りの推奨3番手にはゴーフォザサミット(美浦Wコース5ハロン67.5秒)を取り上げます。3頭併せの真ん中のポジションから力強い脚を披露し、オブセッション(青葉賞出走)を楽な手応えで突き放す、という上々のスパーリングを消化していますから、近走凡退からの変わり身が期待できる仕上がりにあると思います。

 

《追い切り後見解》

 

4枠8番 オブセッション(ルメール騎手)

2走前の500万下・シクラメン賞でレコード勝ちを決め、世代屈指の素質馬として注目されましたが、前走のGⅡ・弥生賞で7着に凡退し、評価が急落しています。前走は4コーナーで外に大きく膨れる、というどうしようもないレースになってしまいましたから、左回りコースの東京で一変を期待したいところですけど、最終追い切りでゴーフォザサミット相手に遅れをとっただけでなく、1週前追い切り時には道中で舌を出す、など気性的に難しい面が残っている馬ですので、将来的には出世する可能性があるものの、他馬との完成度の差で人気を裏切る事になっても驚けない、というところがこの馬の現状だと思います。

 

5枠10番 スーパーフェザー(福永祐一騎手)

キャリア4戦2勝という微妙な戦績を残している馬ですが、敗れた2戦はいずれも直線が短い小回りコースですので、直線の長い東京芝コースなら、前走の500万・アザレア賞に引き続いての連勝を期待できるのでは?と考えています。ディープインパクト産駒らしいスパッとキレる末脚を武器にしている馬ですから、週末に晴れ予報が並んでいて、青葉賞当日を良馬場で迎えられそうな点も魅力的ですけど、年明け4走目になる点が若干引っ掛かります。最終追い切りで水準以上の動きを披露していたので、極端な調子落ちを心配する必要はないでしょうが、レース間隔が詰まっている事による目に見えない疲労が実戦で出てくる可能性もあります。

 

前走からの連勝が期待される

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6枠12番 ダノンマジェスティ(内田博幸騎手)

重賞初出走となった2走前のGⅢ・きさらぎ賞で1番人気9着という残念な結果に終わったものの、左回りコースに替わった前走の500万下・大寒桜賞で1着になり、コース替わりで見事な変わり身を見せたディープインパクト産駒。「左回り>右回り」という傾向が色濃くなっていますので、前走に引き続いて得意な左回りコースで走れる点は魅力的ですけど、最終追い切り(栗東坂路4ハロン52.2秒)の終いのキレがイマイチだったところが引っ掛かります。折り合い難の課題を完全に克服したわけではありませんし、不安要素を持ち合わせた人気馬である事を把握した上でこの馬の取捨選択をしてください。

 

7枠15番 エタリオウ(石橋脩騎手)

今回のメンバーで唯一ブリンカーを着用しているステイゴールド産駒。キャリア5戦で1勝・2着3回という詰めの甘いタイプではありますが、いつも相手なりに好走するタイプという見方もできますので、一気の相手強化となる今回も馬券圏内に割って入る可能性も十分あるのでは?と考えています。ただし、サトノワルキューレが勝った前走の500万下・ゆきやなぎ賞で馬体重を10kgも減らしていた点が気掛かり…。初の関東圏への長距離輸送で馬体重をさらに減らしているようだとさすがに厳しいと思いますから、レース当日の馬体重は必ずチェックしてください。

 

8枠18番 サトノソルタス(M・デムーロ騎手)

モーリスやドゥラメンテ、サトノクラウンなど競馬史に残る名馬を数多く輩出している美浦トレセンの名門・堀宣行厩舎が管理しているディープインパクト産駒。今回がキャリア3戦目というレース経験の少なさがネックになりますし、出走を予定していたGⅡ・スプリングステークスを走らなかったところも気掛かりですが、美浦トレセンに滞在したまま乗り込みを重ねた成果もあってか、最終追い切りで過去最高の動きを見せていますから、キャリアの浅さを払拭する走りを披露してくれるのでは?と期待しています。道中の折り合いに注文がつくタイプではありませんので、2400mへの距離延長も問題ないでしょうし、初距離で近走以上のパフォーマンスを発揮する可能性も十分あると思います。

 

《最終予想オッズ》

 

①人気 サトノソルタス   3.2倍

②人気 スーパーフェザー  3.5倍

③人気 オブセッション   4.4倍

④人気 ダノンマジェスティ 5.1倍

⑤人気 エタリオウ     9.0倍

⑥人気 ディープインラヴ  12.3倍

⑦人気 ゴーフォザサミット 15.7倍

⑧人気 ノストラダムス   18.4倍

⑨人気 カフジバンガード  25.6倍

⑩人気 ダブルフラット   29.0倍

 

《展開予想》

 

前走で逃げる競馬を見せたダブルフラットとディープインラヴが内枠を引き当てましたので、2頭のどちらかがハナを奪う事になるでしょうけど、いずれもハイラップを刻む逃げ馬ではありませんから、どの馬が逃げるにしても、淡々とした超スローペースを形成していく事になるのでは?と予想しています。上位人気馬の位置取りが気になるところですけど、上位人気馬はいずれも差し・追い込みの戦法に徹するタイプですから、ペースが遅くなりすぎると、前残りの展開に泣き、差し損ねる、という結果に終わっても不思議ないと思います。

 

《青葉賞の追い切りから見る1着予想》

 

🐎ディープインラヴ

未勝利を勝ち上がったばかり、という格下馬ですが、相手関係が楽だったとはいえ、2着馬に9馬身の大差をつけた前走の勝ちっぷりが異次元だったこの馬が下剋上を決めてくれるのでは?と予想しています。岩田康誠騎手とのコンビで2012年の日本ダービーを制したディープブリランテの全弟にあたる良血馬ですし、最終追い切り(栗東坂路4ハロン53.9秒)で水準以上の動きを見せていたように、上々の仕上がりにあるのが間違いない状況であれば、展開利を活かした先行押し切り勝ちを期待できるのではないでしょうか。

 

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2017/04/29 第24回 青葉賞(GⅡ)【アドミラブル】