2018年3月25日（日）
中京競馬11レース（15時40分発走）
第48回 高松宮記念（GⅠ）
中京芝1200m・4歳定量
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《高松宮記念の見どころ！》
高松宮記念が行われる中京芝1200mは2コーナーを回り切った先にスタートゲートが設置されるコースで、広々とした中京芝コースをちょうど半周する、というシンプルな条件になっています。最初のコーナーに差し掛かるまでの距離（約350m）が長めに設定されている事もあってか、レース序盤から先行争いが激しくなるケースは少なく、平均よりもやや遅いペースからの末脚比べ、という流れになるケースが大半を占めていますから、出走各馬の先行力だけでなく、過去のレースで速い上がり３ハロンを計測できているのかどうか、というところも事前にチェックしておきましょう。過去5年の枠順別成績を見てみると、2枠と3枠が2勝ずつ、という結果が出ていましたから、2枠・3枠の好枠を引き当てた馬の台頭には十分注意してください。また、過去5年の勝ち馬はいずれも単勝オッズ一桁台となっていますので、単勝や3連単、WIN5といった馬券を買われる皆さんはレース当日の単勝オッズが一桁台になっている馬から軸にふさわしい馬を選ぶようにしましょう。
《高松宮記念のチェックポイント》
①過去5年の前走着順別成績データ！前走好走馬の信頼度高いが、前走凡退組からの一変は期待できず…。
過去5年の前走着順別成績から高松宮記念の馬券ゲットにつながっていきそうなデータを探ってみると、前走1着が2勝・2着3回（連対率33.3％）という上々の結果を残しているほか、前走2着も2勝・2着2回（連対率28.6％）という好結果が残している事が判明しました。高松宮記念は前走で2着以内に好走していた馬（キングハート・セイウンコウセイ・ダイアナヘイロー・ダンスディレクター・ナックビーナス・ファインニードル）の信頼度が高いレースですので、前走好走馬の活躍にどうぞご期待ください。一方、前走で6着以下に負けている馬は過去5年で連対馬ゼロ、という寂しい結果に終わっていますから、今年の登録馬の中で前走6着以下の不利データに該当しているシャイニングレイ・ジューヌエコール・スノードラゴン・セカンドテーブル・ソルヴェイグ・ノボバカラ・フミノムーン・モーニン・ラインスピリット・ラインミーティア・リエノテソーロ・レーヌミノルの評価は割り引いた方が良さそうですね。
②過去5年の前走レース別成績データ！高松宮記念のステップレース別で明暗分かれる…。
過去5年の前走レース別成績を見ていくと、過去5年の勝ち馬のうち4頭がシルクロードステークス・阪急杯という高松宮記念のステップレースを経由していた事が判明しました（勝ち馬残り1頭が外国馬・エアロヴェロシティ）。今年の登録馬の中で前走シルクロードステークス・阪急杯組に該当しているのはセイウンコウセイ・セカンドテーブル・ファインニードル・モーニン・レッドファルクスはデータ的には買い、という判断になります。一方、高松宮記念のもう1つのステップレースであるはずのオーシャンステークス組は【0-2-2-26】で連対率6.7％という低調な結果に終わっていますので、今年の登録馬の中で前走オーシャンステークス組の不利データに該当しているキングハート・ジューヌエコール・スノードラゴン・ナックビーナス・ネロ・ビップライブリー・フミノムーン・ラインスピリット・ラインミーティア・リエノテソーロ・レーヌミノルの扱いには注意が必要です。
③中京芝1200mの騎手別成績！先週重賞Vを果たしたアノ騎手に注目！
高松宮記念が行われる中京芝1200mを得意にしているジョッキー（集計期間は2013/1/19～2018/3/17）を調べてみたところ、高松宮記念に参戦予定のジョッキーの中で集計期間内に最多の10勝を挙げているのが先週のファルコンステークスでミスターメロディを優勝に導いた中京レース巧者・福永祐一騎手（ジューヌエコール）で、勝率28.6％・連対率37.1％というズバ抜けた好結果を残していました。他では、M・デムーロ騎手（レッドファルクス）と川田将雅騎手（ファインニードル）が集計期間内に連対率20％超という上々の結果を残しているものの、和田竜二騎手（レーヌミノル）は【0-1-4-35】で連対率2.5％という低空飛行状態になっていますから、高松宮記念に限らず、中京芝1200mのレースで和田竜二騎手騎乗の馬を中心視するのは危険です。
《過去データから見る高松宮記念の1着予想》
ファインニードル
前走着順別成績（1着）・前走レース別成績（シルクロードステークス）・騎手別成績（川田将雅騎手）という3つの好走データすべてに該当しているこの馬の走りに注目！過去に1600万下条件の中京芝1200mで10着に敗れていますので、中京芝1200mへの適性の有無が不透明という状況ですけど、中京芝1200mで好結果を残しているジョッキーが騎乗するのですから、左回りコース実績のないこの馬を上手くエスコートしてくれるはずですし、プラス18kgという太め残りの状態でありながら、ステップレースの前走をしっかり勝ち切った点は高く評価したいです。
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