鳴尾記念2018【過去データ分析】前残り多発の開幕週でパフォーマンスを上げそうなのはアノ馬!好走を後押しするデータがズラリ!

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2018年6月2日(土)

阪神競馬11レース(15時35分発走)

第71回 農林水産省賞典 鳴尾記念(G3)

阪神芝2000m(内回り) 3歳以上別定

 

《鳴尾記念の見どころ!》

 

鳴尾記念が行われる阪神芝2000mは4コーナーを回り切った先にスタートゲートが設置され、阪神芝の内回りコースをちょうど1周する、というシンプルな条件になっています。最初のコーナー(1コーナー)に差し掛かるまでの距離(約320m)はそこまで長くありませんが、スタートを切った直後に急坂を一気に上り切るコースになっています。逃げ・先行脚質の馬が多くなっていたとしても、序盤からハイラップを刻むケースはそこまで多くありませんから、中団より前めのポジションからレースを進める馬から馬券の軸馬を選んでいく事をおすすめします。また、過去5年の単勝人気別成績を見てみると、過去5年の勝ち馬5頭中4頭が1番人気~3番人気の上位人気に支持されていた事が分かりましたので、無理な穴狙いは禁物です。

 

《鳴尾記念のチェックポイント》

 

①過去5年の年齢別成績データ!

実績上位のアノ馬に気掛かりな不利データが…。

まず、過去5年の年齢別成績から混戦ムード漂う鳴尾記念の馬券ゲットにつながっていきそうなデータを探っていきましょう。過去5年ベースで最も高い連対率(30.8%)を誇っているのは2勝・2着2回という好結果を残している5歳(ストロングタイタン)で、2勝・2着1回の6歳(ストレンジクォーク・タツゴウゲキ・ナスノセイカン・マルターズアポジー・モンドインテロ・ヤマカツライデン)と連対率25%の4歳(アメリカズカップ・トリオンフ・トリコロールブルー)も上々の成績を残している事が過去データから判明!逆に、7歳以上(サトノノブレス・テイエムイナズマ)からは過去5年で1頭も勝ち馬が出ていませんので、2年前の鳴尾記念を制したサトノノブレスにとっては嫌なデータが存在している事になります。

 

②過去5年の前走レース別成績データ!

1番人気の座を争うアノ馬がまさかの不利データ該当…。

続いて、過去5年の前走レース別成績を見ていきます。過去5年で最も相性が良いのは【2-0-0-1】の前走天皇賞春組(ヤマカツライデン)となっていたのですが、前走都大路ステークス組(アメリカズカップ・ストロングタイタン・テイエムイナズマ)が【0-1-1-10】(連対率8.3%)で、前走新潟大賞典組(トリオンフ・ナスノセイカン)も【0-1-2-10】(連対率7.7%)という厳しい結果に終わっている事が判明!昨年のGⅢ・きさらぎ賞を制しているアメリカズカップが前走都大路ステークス組の不利データに該当しているほか、新潟大賞典で11番人気3着という好結果を残したナスノセイカンに加え、1番人気の座を争う事になりそうなトリオンフも前走レース別成績の不利データに該当していますので、トリオンフがこの不利データを跳ね返す走りを見せられるのかどうか、というところも今年の鳴尾記念のポイントになると思います。

 

③過去5年の前走着順別成績データ!

上位人気確実なアノ馬たちの苦戦を予感させる不利データとは?

最後に、過去5年の前走着順別成績を見ていきます。重賞レースはもちろん、平場や特別戦のレースでも前走の着順が良かった馬が上位人気に支持されるケースが数多くなっていますけど、今回ご紹介している鳴尾記念は前走6着以下(アメリカズカップ・サトノノブレス・ストレンジクォーク・ストロングタイタン・テイエムイナズマ・マルターズアポジー・モンドインテロ・ヤマカツライデン)が5勝・2着3回という好結果を残している一方、●●●●●●(タツゴウゲキ・トリオンフ・トリコロールブルー・ナスノセイカン)が【0-2-1-16】で勝ち星ゼロの苦戦傾向にある、という不思議な過去データが存在しています。ルメール騎手とのコンビでジャンプアップが期待されているセン馬・トリオンフだけでなく、伸びしろたっぷりなステイゴールド産駒で近走の勝ちっぷりがとても鮮やかだったトリコロールブルー、といった新聞紙上で「◎」の印が集まりそうな能力上位馬が前走着順別成績の不利データに該当していますので、トリオンフとトリコロールブルーはあくまでも抑え程度の評価に留めるのが得策かもしれませんね。

 

トリオンフやトリコロールブルーといった

上位必至の馬が該当している不利データは

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《過去データから見る鳴尾記念のオススメ馬》

 

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年齢別成績(6歳)・前走レース別成績(天皇賞春)・前走着順別成績(10着)という3つの好走データすべてに該当しているこの馬に妙味があるのでは?と感じています。今年に入ってから5度目の重賞レース出走となりますので、近走からの上積みを期待するのは難しい状況ですけど、昨夏のGⅢ・函館記念(芝2000m)で僅差の3着に入っているように、芝2000mの重賞レースで好結果を残している点は見逃せませんし、前残り決着になりやすい開幕週の馬場に替わる点もこの馬にとっては好都合なのでは?と考えています。マルターズアポジーをはじめとする同型との兼ね合い次第ですが、スムーズな形で立ち回る事ができれば、今回のメンバー相手でも互角以上の走りを見せてくれるのではないでしょうか。

 


 

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