【しらさぎ賞2018】出走予定馬分析&1着予想

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重い斤量でも実績断然なアノ馬で仕方ない!

当日の雨予報も好走を後押し!

 

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2018年4月25日(水)

浦和競馬11レース(16時35分発走)

第56回 しらさぎ賞(GⅢ)

浦和ダート1400m・4歳以上別定

 

《しらさぎ賞のレース展望》

 

2018年度最初の浦和開催がついにスタート!開幕週のメインレースは4歳以上の快速牝馬が集結する1400mのSⅢ・しらさぎ賞です!昨年は吉原寛人騎手騎乗のコスモフットライトが玉砕覚悟の大逃げを打ち、隊列が縦長になるレースになりましたが、道中3番手の内で末脚を溜めていた2番人気・ニシノラピートが直線入り口で果敢に先行に立ち、鮮やかな好位差しを決めました。浦和ダートコースは直線(220m)がかなり短いので、中団より後方のポジションに待機する馬よりも、器用な立ち回りを見せる自在脚質の馬に有利な競馬場となっていますから、今年のしらさぎ賞も早め早めの競馬を仕掛けてくる馬がタイトルを奪取するのでは?と予想しています。

 

《しらさぎ賞予想オッズ》

 

①人気 コーリンベリー   1.4倍

②人気 ニシノラピート   5.6倍

③人気 ラーゴブルー    8.0倍

④人気 コスモフットライト 10.7倍

⑤人気 フジノドラマ    12.3倍

⑥人気 スターインパルス  21.4倍

⑦人気 ファイトユアソング 25.6倍

⑧人気 ディーズプリモ   53.8倍

⑨人気 アップトゥユー   155.9倍

⑩人気 コスモパープル   187.1倍

 

《出走予定馬分析》

 

2枠2番 コーリンベリー(御神本訓史騎手 58kg 大井)

2015年にGⅠ・JBCスプリントを制した実績馬が今週のしらさぎ賞で南関東競馬移籍初戦を迎えます。前走のGⅢ・カペラステークス(中山1200m)で16頭立て16着という残念な結果に終わっている事もあり、年齢による衰えを隠せない状況ですけど、JRAの重賞レースや地方交流重賞では通用しなくなっているので、近走よりも一気に相手が弱くなる今回のレースで実績上位である事を証明できるのかどうか、というところが最大のポイントになります。転厩初戦・4ヶ月超の休み明け・58kgという3つの不安要素を払拭する走りを見せる事ができるのでしょうか。

 

3枠3番 スターインパルス(岡部誠騎手 57kg 浦和)

2017年3月のSⅠ・浦和桜花賞を制するなど、地元の浦和ダートコースで6戦4勝という好結果を残しているメンバー中屈指のコース巧者になります。年明け初戦となった前走のSPⅠ・東海桜花賞(名古屋1400m)は6着に敗れていますけど、勝ったカツゲキキトキトは地方競馬界のトップホースですから、相手が悪かった一戦という見方もできると思います。今回はJRA時代にGⅠを勝っているコーリンベリーがエントリーしていて、そのコーリンベリーと斤量差が1kgしかない、という厳しい状況ですので、絶対能力の差で負けてしまうかもしれませんが、コース相性の良さのフルに活かすレースができれば、強敵相手に土をつける事になっても驚けないと思います。

 

4枠4番 ラーゴブルー(吉原寛人騎手 52kg 川崎)

先日のGⅠ・皐月賞で5着に入ったキタノコマンドールの半姉という良血馬なのですが、JRAでは6戦未勝利という結果に終わってしまい、南関東の川崎競馬への移籍を余儀なくされました。しかし、川崎競馬に移籍してから5戦4勝という好結果を残しているように、川崎競馬移籍後にダート適性の高さを示している状況であれば、強敵がそろったしらさぎ賞で上位争いを演じる事になっても不思議ないのでは?と考えています。ただ、前走のティアラカップ(浦和1400m)でコスモフットライトに逃げ切り勝ちを許してしまったように、逃げ・先行脚質が圧倒的有利な浦和ダートコースはベストではありませんから、地元川崎でのレースに替わった時が狙い目になるのかな?という印象を持っています。

 

6枠8番 コスモフットライト(左海誠二騎手 52kg 浦和)

昨年のしらさぎ賞で果敢な大逃げを打ち、観衆を驚かせたコスモフットライトが前哨戦・ティアラカップで逃げ切り勝ちを決めるなど、好調子をキープしたまま、しらさぎ賞の大舞台に帰ってきます。浦和1400mの条件で14戦8勝という好結果を残しているのはもちろん、1分27秒0という浦和1400mの持ち時計もメンバー中最速ですから、この馬本来の走りをする事ができれば、前年7着以上の結果を期待できるのではないでしょうか。ポイントは同じ逃げ馬・コーリンベリーとの兼ね合い。コーリンベリーよりも6kg軽い52kgの斤量で戦えるとはいえ、コーリンベリーはハイラップを刻むGⅠでもハナを奪う事ができる快速馬ですので、コーリンベリーよりも速いスタートを切って、コーリンベリーの単騎逃げを許さない展開に持ち込めないと、勝ち切るのは難しいかもしれません。

 

8枠12番 ニシノラピート(的場文男騎手 57kg 大井)

JRA時代は500万下条件を勝つのがやっと…という格下馬でしたが、デビュー31戦目となった昨年のしらさぎ賞で悲願の重賞初制覇を果たし、南関東競馬を代表する女傑として様々な路線で目覚ましい活躍を見せています。1年前よりも相手関係が強化されているとはいえ、3戦2勝という好相性を誇る浦和ダートコースで戦える状況なら、恥ずかしい結果にはならないのでは?と考えています。前走のGⅢ・マリーンカップは6着に敗れましたが、相手が強すぎた一戦ですので、度外視可能という判断をすべきだと思います。ただ、小回りの浦和ダートコースで大きなコースロスを被る大外枠を引いてしまった点はマイナス材料ですし、昨年よりも斤量3kg増になる点も気掛かりなので、人気を裏切る事になっても不思議ありません。

 

《展開予想》

 

内枠からコーリンベリー・スターインパルス・コスモフットライトといったあたりが果敢にハナを奪う戦法を得意にしていますので、この3頭のいずれかがハナを奪う事になると思いますが、歴史的なハイペースとなった昨年のGⅠ・JBCスプリントでハナを奪っているコーリンベリーのダッシュ力が一枚抜けていますので、今回もコーリンベリーが果敢にハナを奪取し、平均よりもやや速いペースを形成していくのでは?と予想しています。基本的に浦和ダートコースは「逃げ・先行脚質有利」という傾向が色濃くなっていますけど、今年のしらさぎ賞は例年以上のハイペースになりますので、本来なら脚質的に不利を被るはずの差し馬勢が馬券圏内に食い込んでくる可能性が高まっているを頭の中に入れた状態で馬券予想を展開していきましょう。

 

《しらさぎ賞の1着予想》

 

🐎コーリンベリー

圧倒的1番人気に支持される状況なので、馬券的妙味は薄くなってしまいますが、今回ばかりはダート短距離の重賞レースで強豪牡馬相手に互角以上の走りを見せ続けてきたこの馬で仕方ないのでは?と予想しています。今年で7歳になる馬ですから、全盛期よりも地力が衰えているのは明らかですけど、昨年のGⅠ・JBCスプリントで勝ち馬から0.3秒差の6着に入っているように、GⅠで丸っきり通用しなくなったから地方に移籍した、という後ろ向きな転厩ではありませんし、レース当日の雨予報で脚抜きの良い馬場状態になりそうな点もこの馬の好走を後押しするプラス材料になると思います。斤量がかなり重いので、スタート後のダッシュが上手くいかない危険性もありますが、牝馬限定戦のメンバーであれば楽に先手を奪えるはずなので、果敢な単騎逃げからの押し切り勝ちに期待したいです。

 

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