アメリカジョッキークラブカップ/AJCC2020予想【追い切り後分析】追い切り(美浦W)で抜群のキレ味披露したアノ馬に◎!直線で気を抜いた前走は負けて強しの内容!鞍上継続騎乗も心強い!

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アメリカジョッキークラブカップ/AJCC2020予想【追い切り後分析】追い切り(美浦W)で抜群のキレ味披露したアノ馬に◎!直線で気を抜いた前走は負けて強しの内容!鞍上継続騎乗も心強い!

 

2020年1月26日(日)

中山競馬11レース(15時45分発走

第61回アメリカジョッキークラブカップ(G2)

中山芝2200m 4歳以上別定

 

★アメリカジョッキークラブカップ2020★

★追い切り情報★

 

※追い切り時計

内容はJRA-VANの調教動画提供サービスやスポーツ新聞から抜粋

 

1枠1番 ウラヌスチャーム(牝5歳 ミナリク 54kg)

22日(水):美浦W5ハロン65.9-51.5-38.1-12.6

4歳1勝クラス・キングスバレイとの併せ馬を敢行し、併走同入。併走相手の内側を走っていた分、5ハロン65.9秒という速い全体時計が出ていますけど、終始馬なりの手応えで3馬身ほどリードしていた併走相手にキッチリ併走同入を果たした点は好感が持てますし、身のこなしも柔らかく、キビキビとしたフットワークでWコースを駆け抜けていましたから、水準以上のデキに仕上がっている、という風に解釈したいです。

 

2枠2番 ラストドラフト(牡4歳 マーフィー 55kg)

22日(水):美浦W5ハロン66.2-51.6-38.2-11.8

Wコース単走追い。ラスト1ハロン11.8秒の時計が示す通り、終いまで高い集中力をキープした状態でキッチリと脚を伸ばす事ができていたので、高いレベルのデキを維持しているのは間違いないでしょう。道中の折り合いも全く問題なかったですし、前走(中日新聞杯2着)時と同じように、好位で脚を溜める形に持ち込む事ができれば、今回の相手関係でも十分勝負になるはずです。

 

3枠3番 ミッキースワロー(牡6歳 横山典弘 56kg)

22日(水):美浦W6ハロン84.7-68.9-53.4-39.6-12.5

Wコース単走追い。いつも通り、頭の位置が高いまま…という不格好な追い切りになっていますけど、しっかりとした脚取りでWコースを軽快に駆け抜けていましたし、16日(木)の1週前追い切り(美浦W5ハロン69.3-53.2-39.8-13.3)で3頭併せを消化していますので、レース間隔が空いている状況でも水準以上のデキには仕上がっていると思います。

 

4枠4番 マイネルフロスト(牡9歳 松岡正海 56kg)

22日(水):美浦坂路4ハロン54.8-40.2-25.8-12.9

4歳オープン・マイネルサーパスとの併せ馬を敢行し、併走同入。鞍上が促してからジワジワと脚を伸ばす形でしたが、スピードに乗り切るまでに時間を要していたので、大きな変わり身を期待するのは酷だと思います。

 

5枠5番 スティッフェリオ(牡6歳 丸山元気 57kg)

22日(水):栗東坂路4ハロン52.4-38.3-25.1-12.9

5歳2勝クラス・ミッキーマイルドとの併せ馬を敢行し、併走同入。併走相手の方が手応えに余裕があり、最後まで併走相手に追いつくのがやっと…という見栄えの悪い形になっていましたが、この馬は追い切りで目立つ動きを見せるタイプではありませんし、タフな馬場状態だった前走・有馬記念13着からの続戦という状況にも関わらず、最終追い切りで強い負荷を掛けられた点も好感が持てますので、水準以上のデキでレース当日を迎える事ができそうです。

 

5枠6番 クロスケ(牡5歳 北村宏司 56kg)

22日(水):美浦W5ハロン66.4-52.0-38.4-12.6

Wコース単走追い。直線に向いたところで鞍上が気合いを入れ、スッと脚を伸ばしていく形になり、ラスト1ハロンで12.6秒というまずまずの時計をマークしていますけど、急激に状態が上向いた、という印象も受けなかったので、可もなく不可もなし程度の評価が妥当でしょう。

 

6枠7番 ルミナスウォリアー(牡9歳 柴山雄一 56kg)

22日(水):美浦W5ハロン68.5-53.5-40.3-12.6

3頭併せの最内から併走馬2頭を追いかける形でしたが、目一杯に追われたところの反応が鈍く、併走相手に後れを取る形に…。ラスト1ハロンで12.6秒というまずまずの時計が出ていますけど、年齢面からくるズブさを払拭できていない状況なので、好勝負に持ち込むのは難しいかと思います。

 

6枠8番 グローブシアター(牡6歳 石橋脩 56kg)

22日(水):栗東CW6ハロン85.2-68.9-53.7-39.3-12.0

4歳オープン・ワイドファラオを含んだ3頭併せを敢行し、1.2秒先行していたワイドファラオよりも手応えの悪い状況でフィニッシュ地点を通過。約1年の休養明け初戦になりますので、終いの反応がやや鈍く、エンジンの掛かりが遅い面を露呈していましたから、2200mの距離は若干忙しい感じですし、レース間隔が空いた分の割引も必要かと思いますが、ラスト1ハロン12.0秒という上々の時計がマークしていますので、久々の今回を叩いた次走以降に調子を上げてきそうな印象を持ちました。

 

7枠9番 ニシノデイジー(牡4歳 田辺裕信 55kg)

22日(水):美浦W5ハロン66.0-51.2-36.9-12.3

東海Sに出走する6歳オープン・マイネルクラース&3歳未勝利・ウシュバテソーロとの3頭併せを敢行し、併走最先着。引っ張りっきりの手応えで併走相手にキッチリ先着を果たしていましたし、柔軟な身のこなしからスナップの利いた素軽いフットワークを披露していましたから、昨秋の菊花賞9着以来、約3ヶ月の休養明け初戦という状況でも高いレベルのデキに仕上げてきたな、という前向きな印象を持っています。

 

7枠10番 ステイフーリッシュ(牡5歳 ルメール 56kg)

22日(水):栗東坂路4ハロン52.1-38.7-25.5-12.9

3歳1勝クラス・パンサラッサとの併せ馬を敢行し、併走同入。格下の併走相手を突き放す事はできませんでしたが、道中の折り合いはバッチリついていて、気難しい面をのぞかせる事なく、最終追い切りをしっかり消化できた点は好感が持てます。2200mの距離は微妙に長い感じもしますけど、ルメール騎手とコンビを組む事で過剰人気しそうな状況でも軽視できないくらい、デキの良さには太鼓判を押せます。

 

8枠11番 ブラストワンピース(牡5歳 川田将雅 57kg)

22日(水):美浦W5ハロン68.0-52.7-38.1-12.6

5歳1勝クラス・マサノアッレーグラとの併せ馬を敢行し、併走同入。凱旋門賞ブービー負け以来の実践になりますし、日本に戻ってきてから再調整を施して…という難しい臨戦過程ですけど、馬体重500kg超の大型馬ならではの豪快な脚さばきで併せ馬をこなしていますので、平均的なデキには仕上がっているのかな?と考えています。ただ【荒れ馬場が不向きな大跳びタイプ】ですから、「やや重」の馬場で勝った実績があるから…という理由だけで馬券の軸に据えるのは危険だと思います。

 

ブラストワンピースの不安要素は

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(2位くらい)

 

8枠12番 サトノクロニクル(牡6歳 大野拓弥 58kg)

22日(水):栗東坂路4ハロン52.4-38.4-24.6-12.1

4歳2勝クラス・プランドラーとの併せ馬を敢行し、1馬身半先着。坂路主体の調教パターンなので、久々の実戦で息切れする可能性がありますけど、余力たっぷりの手応えで併走相手にキッチリ先着を果たした最終追い切りの動きを見る限り、能力落ちの心配をする必要はありません。

 

★アメリカジョッキークラブカップ2020★

★追い切りランキング★

 

1位 ニシノデイジー

(3頭併せ最先着!柔軟な身のこなしで鋭い脚繰り出す!)

2位 ステイフーリッシュ

3位 ラストドラフト

4位 ミッキースワロー

5位 ウラヌスチャーム

 

★アメリカジョッキークラブカップ2020★

★予想オッズ★

 

①人気 ミッキースワロー  3.3倍

②人気 ブラストワンピース 3.5倍

③人気 ステイフーリッシュ 4.1倍

④人気 ラストドラフト   7.6倍

⑤人気 スティッフェリオ  9.2倍

 

★アメリカジョッキークラブカップ2020★

★展開予想★

 

AJCCと同舞台のG2・オールカマーで逃げ切り勝ちを決めたスティッフェリオが果敢にハナを奪い、前半1000m通過61秒~62秒の淡々としたスローペースを形成するのでは?と予想しています。遅い流れからの前残り決着が見込まれますが、先週の中山芝コースは外差しが決まる馬場状態でしたので、スローペース濃厚のメンバー構成でも差し・追い込み脚質の台頭には注意したいです。

 

★アメリカジョッキークラブカップ2020★

★追い切り後分析/注目馬★

 

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【◎ラストドラフト】

コース単走の最終追い切りで終い好時計を叩き出したこの馬を本命に抜てきします。遅い流れが確実な情勢なので、道中の折り合いを欠いたら直線でガス欠する…という状況ですけど、折り合いバッチリでコースを一気に駆け抜けていた最終追い切りの内容を見る限り、気性を上手くコントロールできていましたし、前走よりも輸送距離が短い点もプラスに働くはずですから、前走以上の結果を期待できる材料が十分そろっている中であれば、勝ち負けまで持ち込めるのでは?と考えています。惜しい内容だった前走はゴール板手前で気を抜くような面を見せていましたが、鞍上も2度目の騎乗で馬の厄介なクセを熟知しているはずなので、前走と同じジョッキーが騎乗するところも強調材料として挙げておきます。