2018年4月15日（日）
阪神競馬11レース（15時30分発走）
第23回 アンタレスステークス（GⅢ）
阪神ダート1800m・4歳以上別定
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《アンタレスステークスの見どころ！》
アンタレスステークスが行われる阪神ダート1800mは4コーナーを回り切った先にスタートゲートが設置される条件で、広々とした阪神ダートコースをちょうど1周する、というシンプルなコースになっています。最初のコーナーに入るまでの距離が約300mとやや長めに設定されていて、レース序盤で激しい先行争いになるケースが少なく、基本的には逃げ・先行脚質の馬が有利に働くコースなのですが、クラスが上がっていくにつれて差し馬の好走率も上がっていくコースでもありますから、差し・追い込み脚質の馬の能力チェックも忘れないようにしてください。また、過去5年の枠順別成績を見てみると、過去5年の勝ち馬5頭のうち4頭が5枠に入っていた、というデータが存在していましたから、過去5年で抜群の相性を誇る5枠に入った馬の台頭に十分注意してください。
《アンタレスステークスのチェックポイント》
①過去5年の年齢別成績データ！程よいキャリアの中堅と経験豊富なベテランで明暗分かれる…。
まずは、過去5年の年齢別成績から実力伯仲の一戦となっているアンタレスステークスの馬券作戦に使えそうなデータをご紹介します。アンタレスステークスと最も相性が良いのは過去5年で3勝を挙げている5歳（クインズサターン・グレイトパール・コスモカナディアン・ジョルジュサンク・ナムラアラシ・プレスティージオ・マイネルバサラ・ロンドンタウン）。他では4歳（ブライトンロック・メイプルブラザー・ユラノト）と6歳（アルタイル・ザイディックメア・タガノヴェリテ・ダノングッド・トップディーヴォ・ドリームキラリ・マイティティー・マイネルオフィール・ミツバ・モンドインテロ・ラインルーフ）も勝ち馬を輩出しているのですが、7歳以上（アスカノロマン・カフェリュウジン・サイモントルナーレ・ディアデルレイ・トラキチシャチョウ・メイショウウタゲ・メイショウスミトモ）は【0-1-1-22】で連対率4.2％という苦戦傾向にありますので、7歳以上のベテランの評価は割り引いた方が良さそうです。
②過去5年の前走着順別成績データ！芝でも通用しそうな良血馬とアノGⅠホースが不利データに該当…。
続いて、過去5年の前走着順別成績を見ていきます。アンタレスステークスと最も相性が良いのは過去5年で3勝を挙げている前走1着（グレイトパール・ザイディックメア・ナムラアラシ・ブライトンロック・ユラノト）で、前走2～4着だった馬（アルタイル・クインズサターン・トップディーヴォ・ドリームキラリ・マイネルオフィール・マイネルバサラ・ミツバ・メイプルブラザー・ラインルーフ）からも連対馬を輩出していますから、アンタレスステークスは前走で4着以内を確保している馬との相性が良いレース、という風に解釈した方が良いかもしれません。一方、前走5着以下だった馬（アスカノロマン・カフェリュウジン・コスモカナディアン・サイモントルナーレ・ジョルジュサンク・タガノヴェリテ・ダノングッド・ディアデルレイ・トラキチシャチョウ・プレスティージオ・マイティティー・メイショウウタゲ・メイショウスミトモ・モンドインテロ・ロンドンタウン）は連対率2.4％で不振傾向にありますので、韓国のGⅠを勝っているロンドンタウンや芝でも通用しそうな良血馬・ディアデルレイといった前走着順別成績の不利データに該当している馬の評価は割り引いた方が良さそうです。
③過去5年の前走レース別成績データ！出走馬が多いアノ重賞レースを経由している馬は不振傾向…。
最後に、過去5年の前走レース別成績から馬券ゲットにつながるデータを導き出していきましょう。アンタレスステークスの直前に開催されている事もあってか、JRAダート重賞・マーチステークスから参戦する馬が多くなっているのですが、前走マーチステークス組（アルタイル・クインズサターン・ジョルジュサンク・ディアデルレイ・メイショウウタゲ・ロンドンタウン）は【0-1-0-29】で連対率わずか3.3％という予想外の苦戦を強いられていますので、前走マーチステークス組は思い切って消してみるのもアリではないでしょうか。逆に、前走レース別成績で好調なのは過去5年で3勝を挙げている前走名古屋グランプリ組（ミツバ・メイショウスミトモ）。他にもオープン特別の仁川ステークス組（アスカノロマン・ナムラアラシ・マイネルオフィール・メイプルブラザー・モンドインテロ）から勝ち馬が出ていますので、前走名古屋グランプリ組と前走仁川ステークスの活躍に期待したいところです。
《過去データから見るアンタレスステークスの1着予想》
🐎ナムラアラシ
年齢別成績（5歳）・前走着順別成績（1着）・前走レース別成績（仁川ステークス）という3つの好走データすべてに該当しているこの馬をピックアップ！重賞レースでの最高着順が3走前の浦和記念4着となっていますけど、浦和記念はトリッキーな浦和ダートコースが合わなかった、という明確な敗因がありますし、アンタレスステークスと相性が良い名古屋グランプリの勝ち馬（サンライズソア）を前走で負かしているように、既に重賞級の能力を持っている事が明らかですから、これまでに重賞レースで目立った成績を残していない点はあまり気になりません。8戦4勝という上々の成績を残している阪神ダートコースで悲願の重賞初制覇を決めてほしいです。
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2017/04/15 第22回 アンタレスS（GⅢ）【モルトベーネ】
