【アーリントンカップ2019予想/出走予定馬分析】シンザン記念勝ちのヴァルディゼールや藤沢和厩舎のフォッサマグナなど好素質馬勢ぞろい!注目は既走馬相手のデビュー戦快勝の伏兵!

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2019年4月13日(土)

阪神競馬11レース(15時30分発走

第28回アーリントンカップ(G3)

阪神芝1600m(外回り)3歳限定

 

《アーリントンカップ2019》

《予想オッズ》

 

①人気 ヴァンドギャルド  2.7倍

②人気 フォッサマグナ   3.0倍

③人気 ヴァルディゼール  4.5倍

④人気 トオヤリトセイト  8.6倍

⑤人気 ジャミールフエルテ 11.2倍

 

《アーリントンカップ2019》

《出走予定馬分析》

 

カテドラル

(牡3歳 父ハーツクライ・母アビラ)

前走:京成杯5番人気11着(G3・中山芝2000m:2分02秒2)

3走前のOP・野路菊ステークスで皐月賞の有力候補・ヴェロックスを破った実績こそありますが、上位争いが期待された近2走の重賞レースでいずれも10着以下に凡退している事を受け、評価が急落しています。ただ、前走の京成杯はプラス18kgの馬体重(486kg)でやや余裕残しの状態だった事も敗因の1つに挙げられますから、年明け2戦目で馬体重を絞る事ができれば、変わり身があっても驚けないと思います。また、母アビラの仔は気性難の課題を抱える馬が多いので、マイルへの距離短縮で一変する可能性に懸けてみるのもアリだと考えています。

 

ジャミールフエルテ

(牡3歳 父オルフェーヴル・母プリティカリーナ)

前走:アルメリア賞1番人気4着(500万下・阪神芝1800m:1分48秒1)

2走前のOP・萩ステークスでサートゥルナーリアに次ぐ2着を確保していた事もあり、前走のアルメリア賞では単勝オッズ1.9倍の1番人気に支持されましたが、7頭立て4着という悔しい結果に終わっていますけど、年明け初戦で緩い状態だっただけでなく、道中で折り合いを欠く場面もありましたから、叩き2戦目で上積み必至&距離短縮で道中の折り合いがつきやすくなるマイルのアーリントンカップで前走凡退のリベンジを果たす可能性も十分あると思います。

 

トオヤリトセイト

(牡3歳 父ドリームジャーニー・母ジャジャマーチャン)

前走:500万下1番人気1着(東京芝1400m:1分23秒2)

関東圏への長距離輸送を挟む形になった500万下条件の平場をメンバー中最速の上がり3ハロン(33.0秒)の末脚を繰り出して快勝し、着差以上に強い勝ちっぷりを見せた短距離志向の強いドリームジャーニー産駒。初めてマイル戦を走る事になりますので、初距離への対応が大きなポイントになりますけど、芝1400mの前走の走りを見る限り、道中の折り合いに苦労するタイプではありませんから、同世代相手のマイル戦であれば対応できるはず。スローペースでも差しが決まりやすい阪神芝外回りコースに替わる点も魅力的ですし、平場の500万下条件を勝ち上がったばかりでも侮れない存在になると思います。

 

フォッサマグナ

(牡3歳 父ウォーフロント・母リヴァーベル)

前走:500万下1番人気1着(中山芝1600m:1分34秒5)

当ブログの共同通信杯追い切り後分析記事で本命に抜てきした外国産馬。共同通信杯は2番人気4着という残念な結果に終わっていますけど、1800mの距離が長かった事もあり、直線半ばで末脚が鈍る形になっていましたから、キャリア2勝目を挙げた前走と同距離のアーリントンカップで待望の重賞初制覇を果たす事になっても全く驚けない状況だと考えています。外枠から好スタートを決め、道中の折り合いもバッチリついた前走の走りは目を見張るものがありましたが【中京新馬戦のパドックでイレ込みが目立っていた】のが気掛かり…。関西圏への長距離輸送を挟む形になる今回はいつも以上にレース当日の雰囲気をしっかりチェックする必要がありそうです。

 

藤沢和雄厩舎が送り出す期待のマル外

フォッサマグナが抱える不安要素は

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(2位くらい)

 

ヴァルディゼール

(牡3歳 父ロードカナロア・母ファーゴ)

前走:シンザン記念4番人気1着(GⅢ・京都芝1600m:1分35秒7)

年明けのマイル重賞・シンザン記念を見事に勝ち切り、開業5年目を迎えた渡辺薫彦調教師に初の重賞タイトルをプレゼントしたロードカナロア産駒。約3ヶ月の休養明け初戦になりますので、最終追い切りで状態面の良し悪しを的確に見極める必要がありますけど、ノーザンファーム出身の馬は外厩でキッチリと仕上げてくるのがデフォルトになっていますから、レース間隔が空いている状況でも水準以上のデキに仕上がっている可能性が高いのでは?と考えています。でも、前走のシンザン記念は内枠からコースロスの少ない競馬を実現させた事が大きな勝因なので、外寄りの枠を引いた場合は評価を下げる事も視野に入れています。

 

ヴァンドギャルド

(牡3歳 父ディープインパクト・母スキア)

前走:毎日杯1番人気3着(G3・阪神芝1800m:1分47秒4)

3走前のG1・ホープフルステークスでは直線で致命的な不利を受け、2走前のG3・きさらぎ賞でも緩い馬場の影響で本来の実力を発揮できない、というもどかしい状況が続いていた中、差し馬に不向きな流れになってしまった前走の毎日杯でメンバー中最速タイとなる上がり3ハロン(33.9秒)の末脚を繰り出し、キッチリと3着を確保し、強烈な存在感を放ちました。好メンバーがそろっていた昨年11月のG3・東京スポーツ杯2歳ステークスで3着に入るなど、重賞で通用するメドを立てていますし、差し馬の好走率が高い外回りの阪神マイルという舞台に替わる今回は過去最高級のパフォーマンスを見せる可能性もありますから、過剰人気しそうな状況でも軽視するわけにはいかない、という風に考えています。

 

《アーリントンカップ2019》

《出走予定馬分析から見るオススメ馬》

 

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【◎サンノゼテソーロ】

シンザン記念の勝ち馬・ヴァルディゼール、重賞で好走した実績を持つヴァンドギャルド、藤沢和雄厩舎が送り出すフォッサマグナの3頭が人気を集めそうな状況ですが、既走馬相手の未勝利戦(デビュー戦)でノーステッキのまま2着以下を圧倒する走りを見せていたこの馬を週初め段階のオススメ馬としてピックアップします。道中の折り合いに注文がつくタイプではありませんから、マイルへの距離延長は全く問題ありませんし、やや緩い状態だった前走を叩いた上積みも見込めますので、人気薄確実な情勢でも馬券の買い目に加えておきたいところ。

 

おすすめ軸馬 178戦146勝(146-16-5-11)
勝率82.0%馬券圏内率93.8%

気になる軸馬 220戦169勝(169-22-12-17)
勝率76.8%馬券圏内率92.2%

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