エプソムカップ2020予想【追い切り後分析】コース単走で反動の不安を吹き飛ばす快走披露したアノ馬を本命に！1800mへの距離短縮も問題なし！馬体面の成長が見込める現状なら道悪も克服可能！
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2020年6月14日（日）
東京競馬11レース（15時45分発走）
第37回エプソムカップ（G3）
東京芝1800m 3歳以上別定
★エプソムカップ2020★
★追い切り情報★
※追い切り時計
内容はJRA-VANの調教動画提供サービスやスポーツ新聞から抜粋
1枠1番 ソーグリッタリング（牡6歳 藤井勘一郎 57kg）
10日（水）：栗東CW4ハロン53.6-38.6-12.2
4歳3勝クラス・シルヴァーソニックとの併せ馬を敢行し、併走同入。併走相手を突き放すことはできませんでしたが、引っ張りっきりの手応えを保ち、十分な余力を残した状態で併走同入を果たした点は好感が持てますし、スナップの利いたスピード感あふれるフットワークを披露していたので、水準以上のデキには仕上がっています。
1枠2番 サトノガーネット（牝5歳 吉田豊 54kg）
11日（木）：栗東坂路4ハロン53.1-38.8-25.8-13.2
坂路単走追い。ラスト1ハロンで13.2秒の時計を要していますけど、終いの反応が鋭いタイプではなく、じりじりと脚を伸ばしていくタイプですから、終いの時計が掛かるのは致し方ないところですし、ポンポンと弾んでいくこの馬本来の伸びやかなストライドで坂路を駆け上がっていましたから、状態面の不安はありません。
2枠3番 ギベオン（牡5歳 戸崎圭太 57kg）
10日（水）：栗東CW5ハロン66.9-51.6-37.2-11.6
5歳2勝クラス・サトノシリウスとの併せ馬を敢行し、クビ差併走先着。終い重点の軽い内容で、引っ張りっきりの手応えで直線に向き、強めに追われていた併走相手のサトノシリウスを煽る形だったので、状態面の不安はありません。ただ、得意の左回りコースだった前走（新潟大賞典13着）で大きく崩れていますから、ムラ駆け傾向のあるタイプだということを踏まえた上で取捨選択するようにしてください。
2枠4番 サトノアーサー（牡6歳 レーン 56kg）
10日（水）：栗東坂路4ハロン54.3-39.2-25.2-12.7
坂路単走追い。1週前追い切り（栗東坂路4ハロン51.4-37.2-24.4-12.1）で速い時計を出していることもあり、最終追い切りは終い重点の軽い内容に留めています。道中で頭を上げるなど、これまで以上に気難しい面を見せていたのが引っ掛かりますけど、終いのキレ味の鋭さは健在なので、状態面の不安はない、と解釈しています。
3枠5番 ピースワンパラディ（牡4歳 津村明秀 56kg）
10日（水）：美浦W5ハロン69.7-53.7-39.9-12.8
3歳未勝利・ホイッスルヴォイスとの併せ馬を敢行し、併走同入。終い重点の軽い内容だったので、5ハロン69.7秒という遅い全体時計に留まっていますけど、道中の折り合いに専念させて、オーバーワークを回避した点は好感が持てますし、追われてから内にササる“悪癖”も封印され、高いレベルのデキを維持していますから、条件戦を勝ち上がったばかりの存在でも侮れないのでは？と考えています。
3枠6番 ダイワキャグニー（牡6歳 内田博幸 56kg）
10日（水）：美浦W5ハロン68.8-53.0-38.8-12.4
同日のG3・マーメイドステークスに出走するフィリアプーラとの併せ馬を敢行し、併走同入。併走相手に気を取られる場面があったので、高い集中力を維持できるのかどうか…というところがポイントになりますけど、余力たっぷりの手応えでパワフルな脚さばきを披露していましたから、状態面の不安はありません。
4枠7番 サラキア（牝5歳 石橋脩 54kg）
10日（水）：栗東坂路4ハロン52.3-38.2-24.3-12.2
同日のマーメイドステークスにも特別登録をしていましたが、1年前に2着を確保した好相性のエプソムカップへと出走することに。最終追い切りは坂路単走で行われ、ディープインパクト産駒らしいバネの利いたスピード感あふれるフットワークで坂路を登板していましたから、出走態勢が整った状態でレース当日を迎えることができそうです。
4枠8番 マイネルファンロン（牡5歳 三浦皇成 56kg）
10日（水）：美浦W5ハロン62.3-49.3-36.7-11.8
Wコース単走追い。馬場の内寄りを走っていたので、5ハロン62.3秒という速い時計が出るのは当然のことかもしれませんが、スピード感あふれるフットワークを最後まで維持し、四肢のバランスの良さが目立つ動きを披露しますので、状態面の不安はありません。
5枠9番 エメラルファイト（牡4歳 石川裕紀人 56kg）
10日（水）：美浦W5ハロン66.1-51.3-38.1-12.5
4歳2勝クラス・ヘイワノツカイとの併せ馬を敢行し、併走同入。目一杯に追われていた併走相手よりも手応えに余裕がある状態で直線に向き、脚色優勢の状態で併走同入に持ち込んだ、という見せ場たっぷりのスパーリングを消化しています。究極の瞬発力勝負になると分が悪い馬ですが、梅雨時で転校の変化が多い時期ですから、瞬発力勝負を回避できる渋った馬場でレース当日を迎えることができれば、パフォーマンスを跳ね上げる可能性も十分にあります。
5枠10番 マイネルハニー（牡7歳 野中悠太郎 56kg）
10日（水）：美浦W5ハロン68.5-53.3-40.1-12.7
2歳新馬・バイシクルキックとの併せ馬を敢行し、3馬身併走先着。外ラチ沿いをゆったり走る形で併走相手を一気に突き放していますけど、スパーリング相手が完成途上の2歳馬ですから、3馬身併走先着という字面だけで評価を決めつけてしまうのは危険ですし、全盛期の頃と比較すると、スピード感を欠いた動きだったので、可もなく不可もなし程度の評価に留めたいです。
6枠11番 アトミックフォース（牡4歳 武藤雅 56kg）
10日（水）：美浦W5ハロン66.2-51.4-38.0-12.1
Wコース単走追い。低評価を覆した前走（新潟大賞典2着）の反動を気にしている方も多いかと思いますが、終いを一杯に追う形でラスト1ハロン12.1秒という上々の時計をマークしたのはもちろん、馬体がふっくらとしていた点も好感が持てますし、トビの大きなフットワークでWコースを一気に走り去る姿を見る限り、前走の反動を心配する必要はありません。
6枠12番 シャドウディーヴァ（牝4歳 M・デムーロ 54kg）
10日（水）：美浦W5ハロン68.3-53.4-39.6-12.9
4歳1勝クラス・ベルゲンハーバーとの併せ馬を敢行し、併走同入。併走相手に並びかけるところでもたつくような素振りを見せていたのが少し気掛かりですけど、脚さばきはとても軽やかで、使い詰めの影響を感じさせない活気十分な動きを披露していましたから、良い意味で一連の好調子を維持しているのは間違いないでしょう。
7枠13番 アイスストーム（牡5歳 武豊 56kg）
10日（水）：栗東坂路4ハロン53.5-38.9-24.8-12.2
坂路単走追い。5日（金）の追い切り（栗東坂路4ハロン53.4-38.2-24.2-12.1）に引き続き、右肩上がりのラップを叩き出しています。瞬発力勝負への適性の高さをうかがわせる豪快でしなやかなフットワークをフィニッシュ地点まで維持できていたので、状態面の不安はありません。ただ【●●●●●●●】という気掛かりな材料もありますから、過信は禁物です。
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7枠14番 インビジブルレイズ（牡6歳 田辺裕信 56kg）
10日（水）：栗東坂路4ハロン54.2-39.2-25.3-12.3
坂路単走追い。4ハロン54.2秒の全体時計が示す通り、終い重点の軽い内容に留めていますけど、道中の折り合いはバッチリでしたし、頭の位置をグッと下げ、推進力たっぷりなフットワークを維持していた点は高く評価できますので、前走（新潟大賞典5着）以上の結果を残しても不思議ないくらいの状態には仕上がっています。
7枠15番 ゴーフォザサミット（牡5歳 北村宏司 56kg）
10日（水）：美浦坂路4ハロン53.3-39.0-25.4-12.4
エプソムカップに出走するレイエンダとの併せ馬を敢行し、併走同入。レイエンダの方も馬なりの手応えでしたが、2馬身ほどリードしていたレイエンダ相手にキッチリ併走同入を果たした点は好感が持てますし、レイエンダに並びかける時の脚の速さは目を見張るものがありましたから、高いレベルのデキを維持しているのは間違いないです。
8枠16番 アンドラステ（牝4歳 岩田望来 54kg）
10日（水）：栗東CW4ハロン54.8-39.7-11.6
※追い切り動画が公開されていないため、解説は省略
8枠17番 レイエンダ（牡5歳 ルメール 57kg）
10日（水）：美浦坂路4ハロン53.6-39.3-25.7-12.5
エプソムカップに出走するゴーフォザサミットとの併せ馬を敢行し、余力たっぷりの手応えを保ったまま、併走同入に持ち込んでいます。直前の追い切りをWコースで済ませるケースが多かったので、坂路追いの調教パターンに切り替えた点がどうか…という面はありますけど、ゆったりとしたストライドで坂路を一気に駆け上がっていて、精神面が安定しているところにも好感が持てますから、高いレベルを維持しているのは間違いないでしょう。
8枠18番 トーラスジェミニ（牡4歳 木幡育也 56kg）
10日（水）：美浦坂路4ハロン53.0-38.7-25.8-13.3
坂路単走追い。ラスト1ハロンで13.3秒の時計を要した点は気掛かりですけど、目一杯に追ったわけではないので、終いの時計が掛かったから…という理由だけで評価を下げるのは危険です。ただ、道中の立ち回りの上手さが要求される中山芝マイルの舞台がベストですから、東京芝1800mへの舞台替わりは歓迎できません。
★エプソムカップ2020★
★追い切りランキング★
1位 インビジブルレイズ
（軽めの内容でも鋭い決め手披露！デキは前走以上！）
2位 アイスストーム
3位 アトミックフォース
4位 ピースワンパラディ
5位 レイエンダ
★エプソムカップ2020★
★予想オッズ★
①人気 レイエンダ 3.5倍
②人気 アイスストーム 3.9倍
③人気 サトノアーサー 4.7倍
④人気 ピースワンパラディ 8.0倍
⑤人気 ソーグリッタリング 10.2倍
★エプソムカップ2020★
★展開予想★
1年前はサラキアがハナを奪取し、前半1000m通過63.9秒の超スローペースを形成しましたが、軽快な先行力を持つラフィアンの2頭（マイネルハニー・マイネルファンロン）が出走しますし、新潟大賞典で果敢に先行したアトミックフォースの存在も不気味ですから、1年前ほどの遅い流れにはならず、前半1000m通過60秒前後の平均ペースを形成するのでは？と予想しています。
★エプソムカップ2020★
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コース単走の最終追い切りで素軽いフットワークを披露し、前回の反動の心配を吹き飛ばしていたこの馬を本命に抜てきします。道悪馬場で苦戦傾向にあるタイプですが、トモに力感が増し、馬体面の成長が見込める状況であれば、タフな馬場をあっさりクリアしても不思議ありませんし、残り100mぐらいから失速した2000mの前走の内容を見る限り、1800mへの距離短縮も歓迎材料なので、前走以上のパフォーマンスを発揮する可能性も十分あるのでは？と考えました。
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