2018年 重賞レース◎32戦27勝!
無料で見れる当たる競馬サイト
⇒ LINE@にてリアルタイム配信中!
(友達追加でOKです)
2018年5月20日(日)
東京競馬11レース(15時40分発走)
第79回 優駿牝馬(オークス・GⅠ)
東京芝2400m 3歳牝馬限定
《オークスのレース展望》
5週連続で開催される東京競馬GⅠシリーズの第三弾は可憐な3歳牝馬たちが過酷な東京芝2400mの長丁場にチャレンジする3歳牝馬クラシックの2戦目・オークス!桜花賞で圧巻の差し切り勝ちを決めたアーモンドアイはもちろん、昨年末の阪神ジュベナイルフィリーズを制しているラッキーライラック、フローラステークスで華麗な大外一気を決めてみせたサトノワルキューレ、フラワーカップで着差以上に強い勝ちっぷりを披露したカンタービレ、といった今年のオークスの主役候補になっています。昨年は道悪馬場に泣いた桜花賞3着からの巻き返しを狙ったソウルスターリングとトライアル・フローラステークスを快勝したモズカッチャン、という白帽(1枠)の馬がワンツーフィニッシュを決め、「内枠>外枠」の傾向が色濃い決着になりましたが、今年はどんな結末が待ち受けているのでしょうか。
《予想オッズ》
①人気 アーモンドアイ 2.0倍
②人気 ラッキーライラック 2.8倍
③人気 サトノワルキューレ 6.7倍
④人気 リリーノーブル 14.0倍
⑤人気 マウレア 19.5倍
⑥人気 カンタービレ 23.3倍
⑦人気 オールフォーラヴ 30.6倍
⑧人気 トーセンブレス 35.8倍
⑨人気 パイオニアバイオ 51.1倍
⑩人気 ランドネ 58.4倍
《出走予定馬分析》
🐎アーモンドアイ(ルメール騎手)
年明けのGⅢ・シンザン記念1着以来、3ヶ月の休み明け初戦だった事もあり、状態を疑問視する声が多かった前走のGⅠ・桜花賞で2歳女王のラッキーライラックをノーステッキで差し切る、という驚異的なパフォーマンスを見せ、牝馬クラシック一冠目を奪取したロードカナロア産駒。短距離志向が強い、というイメージがあるロードカナロア産駒ですけど、アーモンドアイ自身は道中の折り合いに問題があるタイプではありませんから、初の2400mという条件も難なくこなしてくれるのではないでしょうか。過剰人気確実な存在とはいえ、軽視するのは禁物です。
🐎カンタービレ(田辺裕信騎手)
2017年の菊花賞馬・キセキなど、ハイセンスの馬を数多く抱えている石川達絵オーナーの所有馬で、キャリア3戦目で未勝利戦(京都芝1800m)を勝ち上がった直後に参戦した前走のGⅢ・フラワーカップを制しているディープインパクト産駒。母父にステイヤー型・ガリレオの血が入っているように、この馬は距離延長でパフォーマンスを跳ね上げるタイプですから、2400mの長距離戦でアーモンドアやラッキーライラックといった強力な桜花賞組相手にどこまで通用するのか、という腕試しの一戦になると思います。ただ、中山競馬場への長距離輸送を強いられた前走でデビュー以来最低の馬体重(428kg)となっていましたので、オークス当日の馬体重の増減に注意する必要があります。
🐎サトノワルキューレ(M・デムーロ騎手)
トライアルのGⅡ・フローラステークスで着差以上に強い勝ちっぷりを披露しただけでなく、メンバー中で唯一芝2400mを走った経験を持つところに大きな魅力を感じるディープインパクト産駒。デビュー2戦目の500万下・梅花賞で3着に敗れていますけど、このレースは最後の直線で他馬の斜行の被害に遭ったがゆえの凡退ですから、今回もスムーズな形の競馬をする事ができれば、一気の相手強化に対応できるだけの実力を持っているのでは?と考えています。ポイントはレース当日の馬場状態。この馬は追い込み脚質ですので、レース当日に極端な前残り傾向が強くなっているようだと、人気を下回る着順に終わる可能性があります。
🐎ラッキーライラック(石橋脩騎手)
無敗記録を「4」に伸ばした状況でエントリーした前走のGⅠ・桜花賞は最内枠から完璧な立ち回りを見せたものの、馬群の大外から異次元の末脚を繰り出したアーモンドアイの前に屈する形になり、初黒星を喫してしまったオルフェーヴル産駒。人気を裏切ったとはいえ、桜花賞でしっかり2着を確保しているのですから、現3歳世代屈指の実力を持っているのは明らかですけど、桜花賞で完敗だったアーモンドアイとの差が埋まるのか?と問われると、さすがに難しいのでは?と答えざるを得ない状況です。2400mの距離自体は問題ないと思いますが、前走で決定的な実力差を見せられてしまったアーモンドアイ相手に勝ち切るのは容易な事ではない、と考えています。
🐎リリーノーブル(川田将雅騎手)
中1週という厳しいローテーションで出走したGⅠ・阪神ジュベナイルフィリーズで2着を確保したあたりから一気に注目度を上げているルーラーシップ産駒。今年に入ってからは3着続き(チューリップ賞・桜花賞)ですけど、アーモンドアイの強さが目立った桜花賞でキッチリと3着をキープしたのはさすがですし、今回も道中で上手く立ち回る事ができれば、3着以内に食い込む可能性も十分あるのでは?と考えています。でも、この馬は道中の折り合いに問題があるタイプですので、内めの枠を引いて、道中で前に壁を作れる状況にならないと、2400mへの距離延長に対応できない可能性があります。
《出走予定から見るオススメ馬》
この馬 ⇒ 人気ブログランキング
レッドアタックの競馬予想ブログ
紹介文冒頭「」にて公開中(3位くらい)
「アーモンドアイで決まり!」というムードを否定するだけの材料を持ち合わせていませんが、絶対的存在のアーモンドアイを逆転できる可能性があるのは、GⅠの大舞台で勝負強さを発揮するジョッキー(M・デムーロ騎手)とコンビを組むこの馬しかいないのでは?と考えています。アーモンドアイが1600m以上のレースを走った事がないのに対し、この馬は既に2400mの距離にメドを立てていますし、脚質的にもアーモンドアイの動きを見ながらレースを運べる点に魅力を感じますので、アッと驚く逆転劇があっても驚けないのではないでしょうか。
2017/05/21 第78回 オークス(G1)
優勝馬 🐎ソウルスターリング