【クラウンカップ2018】予想オッズ/出走予定馬分析/2走前から一気に良化したアノ馬で勝負!未勝利の1600mも克服可能!

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2018年4月4日(水)

川崎競馬11レース(20時15分発走)

第21回 クラウンカップ(SⅢ)

川崎ダート1600m・3歳別定

 

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《クラウンカップのレース展望》

 

2018年度の川崎競馬スパーキングナイター(ナイター開催)開幕週のメインレースは4日(水)のSⅢ・クラウンカップ!南関東牡馬クラシック三冠の第一弾・羽田盃(5月9日・大井ダート1800m)のトライアルレースで、2着までの馬に羽田盃への優先出走権が与えられます。ちょうど1週間前にもう1つの羽田盃トライアル・京浜盃が開催され、門別競馬出身の1番人気・ヤマノファイトがワグナーコーヴとの激しい叩き合いを制し、羽田盃の有力候補に名乗りを挙げました。現3歳世代トップクラスの馬が集結した京浜盃よりも若干レースレベルが低いのかな?というメンバー構成になっていますので、今年のクラウンカップが本番・羽田盃に直結するレースになるのか、というところは疑問に思いますけど、出走各馬の実力が拮抗している状況でもありますから、他の地方競馬よりも馬券の難易度が高めになっている南関東競馬ならではの大混戦を満喫できるはずですし、アッと驚く波乱決着になっても驚けないメンバー構成になっていると思います。

 

《クラウンカップ予想オッズ》

 

①人気 サザンヴィグラス  3.2倍

②人気 マースインディ   4.0倍

③人気 ミスマンマミーア  4.5倍

④人気 ミスターバッハ   6.1倍

⑤人気 ヴオロス      8.3倍

⑥人気 デニストン     24.5倍

⑦人気 ムシカリ      30.7倍

⑧人気 マッドドッグ    33.4倍

⑨人気 スプリングマン   52.8倍

⑩人気 エヌティプリンス  67.0倍

 

《出走予定馬分析》

 

3枠3番 ミスターバッハ(石崎駿騎手 船橋)

門別競馬でデビューを果たしたサウスヴィグラス産駒で、2017年9月の重賞・イノセントカップでは京浜盃快勝のヤマノファイト相手にクビ差の大接戦を演じています。その後、南関東移籍初戦となったGⅠ・全日本2歳優駿で13頭立ての最下位に敗れ、評価が急落していましたが、15番人気に甘んじた2走前の雲取賞で5着に好走しただけでなく、前走・若草特別でも2着馬に3馬身差の圧勝劇を披露し、復調ムードを漂わせています。相手関係が楽だったとはいえ、好位追走から早め先頭に立ち、楽な手応えで後続をぶっち切る、という見せ場たっぷりのレース運びを前走で見せているように、ヤマノファイトと激闘を繰り広げた時の調子を取り戻している状況であれば、骨っぽい相手がそろった今回も上位争いに加わってくるはずです。

 

4枠5番 ヴオロス(瀧川寿希也騎手 船橋)

2017年6月に船橋競馬場でデビューしてから、1ヶ月程度の間隔を空けながらレースを使い続けている、というサウスヴィグラス産駒のタフネスホース。2走前の若竹特別で約5ヶ月ぶりとなる勝利を挙げると、クラウンカップで上位確実なサザンヴィグラス相手に真っ向勝負を挑んだ前走・つばき賞では勝ったサザンヴィグラスから0.2秒差の2着に踏ん張っているように、キャリアを積み重ねるにつれて少しずつ地力をつけている状況ですので、前走で先着を許しているサザンヴィグラスが出走している中であっても、この馬のウリである軽快な先行力をフルに活かす事ができる前残り決着になれば、前走並みの走りを見せても不思議ありません。

 

5枠7番 マースインディ(笹川翼騎手 大井)

大井競馬生え抜きのカネヒキリ産駒で、ハセノパイロやクロスケといった南関東競馬の現3歳世代トップクラス相手に互角の走りを見せている素質馬です。過去の実績が高く評価された事もあってか、前走・雲取賞は1番人気に支持されましたが、メンバー中最速の上がり3ハロン(39.2秒)の末脚を繰り出したものの、差し届かずの4着に敗れています。最近のマースインディは後方のポジションからの競馬を強いられていますので、今回も差し・追い込み脚質向きのレース展開になるのかどうか、というところが最大のポイントになると思います。また、デビュー戦からすべて右回りの大井ダートコースしか走っていませんので、初の左回りコースへの対応力も問われるレースになります。

 

7枠10番 サザンヴィグラス(吉原寛人騎手 川崎)

門別競馬時代にはJRAの芝レースで活躍しているハッピーグリンやダブルシャープを負かした実績を持つサウスヴィグラス産駒。2017年10月のGⅢ・北海道2歳優駿では3着に入っていますし、GⅠ・全日本2歳優駿でも8着に入るなど、JRAの強豪相手の重賞レースで好走しているのですが、マースインディやミスターバッハが出走した雲取賞でまさかの10着に敗れたところが引っ掛かります。クラウンカップのトライアルレースにあたる前走・つばき賞で逃げ切り勝ちを決めていますので、凡退した雲取賞時よりも調子が上向いている、と考える事もできますが、雲取賞の走りがあまりにも情けなかったですし、他馬より重い57kgの斤量を背負う状況もマイナスに働く可能性もありますから、過信禁物の上位人気馬なのかな?という印象を持っています。

 

8枠13番 ミスマンマミーア(森泰斗騎手 船橋)

2017年8月のJRAオープン特別・コスモス賞でステルヴィオに次ぐ2着を確保するなど、JRAの一線級相手と上位争いを続けてきたタニノギムレット産駒で、2017年9月のフローラルカップ1着以来、約7ヶ月ぶりにダートレースに参戦します。昨秋からJRAの芝レースでは頭打ちという状況になっていましたので、2018年春の段階でダート路線に舵を切る、という判断は賢明だと思いますし、ダートレースでは3着以下に負けた事がありませんから、底を見せていないダートレースで凡退続きに終止符を打つ可能性も十分あると思います。ただし、道中のポジション取りが悪くなるタイプですので、トリッキーで立ち回りの上手さが要求される川崎ダートコースへの対応がポイントになります。

 

《展開予想》

 

サザンヴィグラスがハナを奪う、という見方が大方を占めていますが、つばき賞で先行争いを演じたヴオロスがサザンヴィグラスよりも内の枠を引いていますし、他にも、マッドドッグ・ミスターバッハ・スプリングマンといった徹底先行型もエントリーしている状況ですから、サザンヴィグラスがハナを奪う事になったとしても、道中で息の入らないタフな流れになる可能性が高いのでは?と予想しています。後方待機組のマースインディ・ミスマンマミーアは先行馬同士がつぶし合う展開になるのが理想的ですけど、南関東競馬の重賞レースでハナ争いが激しくなるケースはほとんどありませんから、後方待機組はレース序盤の段階で馬群の中団あたりのポジションを確保できるのかどうか、というところが大きなポイントになります。

 

《注目馬》

 

🐎ミスターバッハ

レース展開次第では出走頭数の半数に勝つチャンスがあるのでは?と勘繰りたくなるような難解な一戦になりますけど、好位追走からの差し切り勝ちを決めた前走でメンバー中最速の上がり3ハロン(39.2秒)を繰り出しているこの馬の2連勝に懸ける事にしました。川崎ダートコースで2戦2敗という成績に終わっているだけでなく、1600mの距離では勝った事がない、という状況ですけど、川崎ダートコースで走った過去2戦は門別競馬からの転厩直後で調子落ちだった事が敗因ですし、前走で見せた好位差しの競馬を再現する事ができれば、1600mの距離は許容範囲内だと考えています。過去のレースで先着を許している馬が何頭もエントリーしていますが、2走前から一気に馬が変わってきているように、充実期に差し掛かっている現状であれば、過去のレースで負けた馬たち相手にリベンジを果たす事になっても驚けません。

 

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