おすすめ軸馬 147戦117勝(117-14-5-11)
勝率79.5%馬券圏内率92.5%
気になる軸馬 148戦116勝(116-14-10-8)
勝率78.3%馬券圏内率94.5%
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2018年11月25日(日)
東京競馬11レース(15時40分発走)
ロンジン賞 第38回 ジャパンカップ(G1)
東京芝2400m 3歳以上定量
《ジャパンカップの見どころ!》
1週前の段階では16頭がジャパンカップへの特別登録を行っていましたが、落馬負傷で戦線離脱中の主戦・和田竜二騎手から戸崎圭太騎手への乗り替わりが発表されたミッキーロケットは16日(金)に右トモの筋肉痛を発症し、ジャパンカップへの出走を見合わせたほか、2年前のダービー馬で武豊騎手とのコンビで参戦する予定だったマカヒキも天皇賞秋7着時の疲労が抜け切らず、出走態勢が整わない事を理由に出走回避を表明しましたので、過去10年で最も少ない14頭立てのレースになる可能性が高まっています。
有力馬の回避でやや盛り上がりを欠く形になっていますが、平成最後のジャパンカップで1番人気に支持されそうなのが牝馬クラシック三冠を達成した3歳牝馬・アーモンドアイ。単勝オッズ1倍台の抜けた人気に推される可能性がありますけど、古馬の一線級を相手にするのは今回が初めてですから、近走の勝ちっぷりが派手だったからといって、安易に飛びついてしまうのは危険なのかな?という印象を持っています。ただ、1週前追い切り(美浦Wコース5ハロン65.9-51.3-37.6-12.9)は時計・内容ともに申し分ないものでしたし、53kgの軽い斤量で出走できる点は大きな強調材料になりますので、2012年ジェンティルドンナ以来、6年ぶりに3歳牝馬がジャパンカップを勝つ事になっても何ら不思議ない状況です。
2018年の年度代表馬選出が確実な情勢になっているアーモンドアイに注目が集まっていますが、前走のGⅡ・京都大賞典で久しぶりの重賞勝利を決めたディープインパクト産駒の代表格・サトノダイヤモンドやジェンティルドンナ(2012年・2013年)以来となるジャパンカップ連覇を目指すシュヴァルグランといった全盛期のキタサンブラックに土をつけた実績を持つ強豪に加え、天皇賞秋3着確保で評価が急上昇している昨年の菊花賞馬・キセキなど、キャリア豊富な古馬勢の台頭にも警戒したいところ。いずれも1週前追い切りで抜群の動きを見せていますので、最終追い切りのデキ次第ではアーモンドアイを打ち破る事になっても全く驚けないと思います。
一方、天皇賞秋で1番人気に支持されていながら、スタートで大出遅れが響き、10着に大敗したハーツクライ産駒・スワーヴリチャードは叩き2戦目での巻き返しに期待したいところ。3歳時の日本ダービーでレイデオロに迫った実績がありますから、スタートを五分に切って、道中の折り合いがバッチリつく状況になれば、前走大敗からの一変があっても驚けません。ただ、大手競馬サイトの予想オッズを見てみると、サトノダイヤモンドやキセキ並みの人気を集めそうなので、大敗後の一戦でも馬券的な妙味は見込めないかもしれません。
目黒記念でワンツーフィニッシュを決めたウインテンダネスとノーブルマーズ、日経賞で待望の重賞初制覇を果たしたガンコ、昨年のセントライト記念でアルアインを破っているミッキースワローといったあたりもレース展開次第では馬券圏内に食い込む可能性あり。
海外から2頭(カプリ、サンダリングブルー)参戦しますが、過去5年の外国馬の成績は延べ17頭出走して【0-0-0-17】という非常に厳しい結果に終わっていますし、今年エントリーしてきたカプリとサンダリングブルーは実績的にも強調できるところがありませんから、外国馬2頭はノーマークという扱いで大丈夫だと思います。
《ジャパンカップのチェックポイント》
※出走馬確定前の分析になります
①過去5年の単勝人気別・枠順別成績データ
(単勝人気別成績)
1番人気【2-0-2-1】
2番人気【0-1-0-4】
3番人気【0-1-0-4】
4番人気【2-0-0-3】
5番人気【1-1-0-3】
6~9番人気【0-2-2-16】
10番人気以下【0-0-1-41】
1番人気は過去5年で着外が1回だけ(2014年ジェンティルドンナ4着)という上々の結果を残している一方、2番人気(2017年レイデオロ2着)と3番人気(2014年ジャスタウェイ2着)はそれぞれ2着1回だけという低調な結果に終わっている点が興味深いところ。1番人気確実なアーモンドアイにとっては好都合なデータになりますね。
(枠順別成績)
1枠【2-2-1-5】
2枠【1-0-1-8】
3枠【0-1-1-8】
4枠【1-0-0-9】
5枠【0-1-0-9】
6枠【0-1-0-9】
7枠【1-0-1-10】
8枠【0-0-1-14】
2014年から4年連続で1枠の馬が3着以内を確保していますので、1枠に入った馬は馬券の買い目に加えておきましょう。また、コースロスが大きくなる8枠は過去5年ベースで連対馬ゼロという厳しい結果に終わっていますから、「内枠>外枠」の傾向が色濃くなっている事を頭の片隅に入れておいてくださいね。
②過去5年の年齢別成績データ
3歳【0-2-0-10】
4歳【4-0-1-24】
5歳【1-3-3-17】
6歳以上【0-0-1-21】
過去5年ベースで4勝の4歳(カプリ・キセキ・スワーヴリチャード・ミッキースワロー)と2014年から4年連続で連対馬を輩出している5歳(ウインテンダネス・ガンコ・サトノダイヤモンド・サンダリングブルー・ノーブルマーズ)の2世代が好結果を残していますけど、6歳以上(サウンズオブアース・サトノクラウン・シュヴァルグラン)は連対馬ゼロという残念な結果に終わっていますから、3歳~5歳を中心にした馬券作戦を立てていきましょう。
③過去5年の前走レース別成績データ
(前走単勝人気別成績)
前走1~5人気【5-3-4-25】
前走6人気以下【0-1-1-29】
過去5年の勝ち馬はいずれも前走5番人気以内(アーモンドアイ・ウインテンダネス・サトノダイヤモンド・シュヴァルグラン・スワーヴリチャード・ノーブルマーズ・ミッキースワロー)から輩出されていて、前走6番人気以下(ガンコ・キセキ・サウンズオブアース・サトノクラウン・ハッピーグリン)は2着1回だけ(2015年ラストインパクト)という厳しい結果に終わっていますので、前走5番人気以内の好走データに該当する馬の中から軸馬をチョイスしていきましょう。
また、過去5年のジャパンカップは前走2着以下から参戦した馬が4勝を挙げているレースなのですが【前走で1.0秒以上負けている馬】(カプリ・サトノクラウン・スワーヴリチャード・ハッピーグリン・ミッキースワロー)は延べ21頭出走して【0-0-1-20】の結果に終わっていますから、この不利データに該当した馬は馬券の抑え程度の評価に留めるのが妥当だと思います。
スワーヴリチャードが
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(2位くらい)
④東京芝2400mの騎手別成績データ
(データの集計期間は2013/10/5~2018/11/03)
ルメール(アーモンドアイ)
【13-6-6-25】(勝率26.0%・連対率38.0%)
蛯名正義(ガンコ)
【10-8-6-50】(勝率13.5%・連対率24.3%)
田辺裕信(サウンズオブアース)
【7-9-5-59】(勝率8.8%・連対率20.0%)
内田博幸(ウインテンダネス)
【7-6-9-68】(勝率7.8%・連対率14.4%)
M・デムーロ(スワーヴリチャード)
【7-5-7-17】(勝率19.4%・連対率33.3%)
川田将雅(キセキ)
【5-7-1-13】(勝率19.2%・連対率46.2%)
横山典弘(ミッキースワロー)
【4-2-3-44】(勝率7.5%・連対率11.3%)
F・ベリー(サンダリングブルー)
【2-2-1-4】(勝率22.2%・連対率44.4%)
ムーア(カプリ)
【2-2-0-8】(勝率16.7%・連対率33.3%)
モレイラ(サトノダイヤモンド)
【1-0-1-1】(勝率・連対率33.3%)
C・デムーロ(シュヴァルグラン)
【0-1-2-1】(連対率25.0%)
高倉稜(ノーブルマーズ)
【0-1-0-3】(連対率25.0%)
※ハッピーグリンに騎乗予定の服部茂史騎手は集計期間内に騎乗歴なし
連対率30%超のルメール騎手、M・デムーロ騎手、川田将雅騎手の3名が東京芝2400mの条件で好結果を残していますので、これらのジョッキーが東京芝2400mのレースに出てきた場合は馬券の買い目に加える必要がありそうです。
《過去データ分析から見るオススメ馬》
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(2位くらい)
ウインテンダネス
年齢別成績(5歳)・前走単勝人気別成績(4番人気)の好走データに該当しているほか、秋初戦から叩き3戦目で状態がピークに差し掛かっているはずのこの馬を過去データ分析からのオススメ馬としてピックアップします。GⅠレース初出走の格下なので、豪華メンバーがそろったジャパンカップでいきなり通用する、という風に考えるのは無理筋かもしれませんけど、芝2400mの持ち時計はメンバー中最速(2分22秒9)ですし、同型不在でレース展開が向きそうなところも好感が持てますので、気楽な立場からの一発があっても不思議ないのでは?と考えています。
おすすめ軸馬 147戦117勝(117-14-5-11)
勝率79.5%馬券圏内率92.5%
気になる軸馬 148戦116勝(116-14-10-8)
勝率78.3%馬券圏内率94.5%
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