【ドバイターフ2018】予想オッズ/出走予定馬分析/1着予想/3連覇濃厚!層の厚い日本勢から瞬発力勝負に強いアノ馬をピックアップ!

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2018年4月1日(日)

メイダン競馬場7レース(0時35分発走予定)

ドバイターフ(GⅠ)芝1800m

 

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《ドバイターフのレース展望》

 

2014年まで「ドバイデューティフリー」という名前で行われていた芝の中距離戦で、これまでに日本馬が4勝(2007年アドマイヤムーン、2014年ジャスタウェイ、2016年リアルスティール、2017年ヴィブロス)を挙げているレースになります。日本馬を抜群の相性を誇るレースという事もあってか、今年は5頭の日本馬(ヴィブロス、クロコスミア、ディアドラ、ネオリアリズム、リアルスティール)がエントリー!メイダン競馬場の芝コースは時計の速い決着になるケースが多く、高速馬場の芝コースに慣れている日本馬に有利な馬場状態になっていますし、ベンバトルやブレアハウスといった海外勢のライバルもそこまで強くありませんから、今年も日本馬がドバイターフのタイトルをつかみ取る可能性が高いのでは?と予想しています。

 

《ドバイターフ予想オッズ》

 

①人気 ネオリアリズム    4.2倍

②人気 ヴィブロス      4.8倍

③人気 リアルスティール   5.6倍

④人気 ベンバトル      7.0倍

⑤人気 ブレアハウス     8.1倍

⑥人気 ディアドラ      10.3倍

⑦人気 ランカスターボンバー 15.7倍

⑧人気 クロコスミア     16.0倍

⑨人気 トレスフリュオース  32.6倍

⑩人気 モナークスグレン   35.9倍

 

《出走予定馬分析》

 

2番 ネオリアリズム(モレイラ騎手 日本)

初のGⅠ制覇となった昨年4月のクイーンエリザベス2世カップ(香港・シャティン芝2000m)に続いてのGⅠレース2勝目を目指す立場ではありますが、今回は約3ヶ月半の休み明け初戦となりますので、万全な状態でドバイターフに出走するのは難しい状況なのでは?と考えています。世界的名手・モレイラ騎手でも道中で折り合いをつけるのに苦労するくらい、前向きすぎる気性がネックになりますけど、メイダン競馬場の芝コースは前残り決着になりやすい馬場ですから、安定した先行力を持ち、展開利が見込めるこの馬であれば、強烈な差し脚を持つ他馬の追い上げを振り切る可能性も十分あると思います。

 

5番 ベンバトル(マーフィー騎手 UAE)

今年のドバイターフは日本勢が上位を独占しそうな勢いになっているのですが、強力な日本勢に割って入りそうなのが地元UAEからエントリーしている4歳牡馬・ベンバトルです。この馬が持つ「114」というレーティングはネオリアリズム(119)やリアルスティール(117)よりも下になっていますけど、今年に入ってからメイダン競馬場の芝1800m戦で2勝(GⅢ・シングスピールステークス、GⅡ・アルラシディヤ)しているように、ドバイターフのコースを大得意にしていますので、コース適性の高さで日本勢に一泡吹かせる場面があっても不思議ないのでは?と考えています。

 

7番 ヴィブロス(C・デムーロ騎手 日本)

今週末の大阪杯に出走するシュヴァルグランも所有している元メジャーリーガー・佐々木主浩さんが馬主を務めているディープインパクト産駒の5歳牝馬。モレイラ騎手とのコンビで2つ目のGⅠタイトルを奪取したドバイに再び遠征し、史上初となるドバイターフ連覇にチャレンジします。華奢な牝馬らしい小柄な馬ですけど、前走のGⅡ・中山記念8着からの叩き2戦目で状態もかなり上向いていますし、メイダン競馬場で走るのも2度目ですから、ドバイの雰囲気への慣れが見込める状況であれば、ドバイターフ連覇を決める事になっても全く驚けないと思います。ただし、昨年のドバイターフよりも強力なライバルがそろっていますので、相手強化への対応が大きなポイントになりそうです。

 

8番 リアルスティール(バルザローナ騎手 日本)

ムーア騎手とのコンビで2年前のドバイターフを制し、悲願のGⅠ初制覇を果たしたものの、2連覇が懸かっていた昨年は鼻出血の影響でレースに出走する事すらできなかったリアルスティールが相性抜群のドバイの地で復権を目指します。2017年10月のGⅠ・天皇賞秋4着以来の実戦になりますけど、約7ヶ月の休み明け初戦だった2走前のGⅡ・毎日王冠を快勝しているように、鉄砲の利くタイプでもありますから、前走からレース間隔が空いている点は特に気になりません。事前に発表されていたデットーリ騎手からバルザローナ騎手に鞍上をスイッチした点が気掛かりですが、バルザローナ騎手は欧州競馬で目覚ましい活躍を見せている腕利きのジョッキーですから、急な乗り替わりも問題ないと思います。

 

13番 ディアドラ(ルメール騎手 日本)

昨夏の札幌戦(1000万下・HTB賞1着)あたりから急激に良化していったハービンジャー産駒の4歳牝馬で、豪華メンバーがそろっていた3走前の秋華賞でGⅠ初制覇を果たしています。前走のGⅡ・京都記念は6着に敗れていますけど、デビュー以来最高の馬体重(500kg)で余裕残しの状態でしたから、久々の京都記念を使った事による上積みが見込める今回は前走凡退からの変わり身があっても不思議ありません。でも、芝1800mという距離はこの馬にとっては微妙に短いですし、初の海外遠征でリアルスティールやネオリアリズムといった日本を代表するトップホースと対戦しなくてはいけない、という条件は楽ではありません。

 

《展開予想》

 

近走で先行している馬がチラホラいる状況ではありますが、「単騎逃げの展開に持ち込んでナンボ!」という馬は日本から遠征するクロコスミア1頭だけ、となっていますので、五分以上のスタートを切れば、クロコスミアが果敢にハナを奪い、平均よりもやや遅いペースを形成していくのでは?と予想しています。道中の折り合いがポイントのネオリアリズムは逃げるクロコスミアを追いかける形になる可能性が高く、リアルスティールやヴィブロスといったドバイターフを勝った経験を持つ馬は中団のポジションで折り合いに専念する形になりそう。多頭数でも展開の紛れが起きにくいメンバー構成ですから、スローペースからの瞬発力勝負に強い馬を馬券の買い目に加える事をおすすめします。

 

《ドバイターフの1着予想》

 

リアルスティール

日本勢のドバイターフ3連覇濃厚!と考え、2年前のドバイターフで圧巻の差し切り勝ちを決めているこの馬を中心視します。年齢的に大きな上積みがあるとは思えませんけど、この馬が得意にしている瞬発力勝負になりそうなメンバー構成であれば、1着争いに加わる可能性も十分あるのでは?と考えています。歴史的な道悪馬場で行われた昨年の天皇賞秋からたっぷり休養を取って、前走の疲れを癒した状態でドバイ遠征に踏み切った点も好感を持てますし、昨年のブリーダーズカップターフをタリスマニックで勝利するなど、大舞台で実績を挙げているバルザローナ騎手ならば、急な乗り替わりもマイナスに働く事はないでしょう。

 

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