【ドバイワールドカップ2018】予想オッズ/出走予定馬分析/1着予想/先行有利なメイダンなら初コースでも大丈夫!強敵と名勝負を展開したアノ馬が中心!

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2018年4月1日(日)

メイダン競馬場9レース(1時50分発走予定)

ドバイワールドカップ(GⅠ)ダート2000m

 

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《ドバイワールドカップのレース展望》

 

1日に5つのGⅠレースが開催されるドバイワールドカップデーのトリを飾るのは、1着賞金600万アメリカドル(日本円で約6億6000万円)を懸けた最強ダート王決定戦・ドバイワールドカップ!オールウェザーで行われた2011年には日本馬がワンツーフィニッシュ(1着ヴィクトワールピサ、2着トランセンド)を決め、日本の競馬ファンを熱狂させています。ドバイワールドカップは2000mというクラシックディスタンスで行われる事もあってか、ダートの本場・アメリカから現役屈指のトップホースが毎年参戦するレースとしても知られていて、今年も北米最優秀3歳牡馬のタイトルを獲得しているアメリカの絶対的エース・ウエストコーストがエントリー!日本から唯一エントリーしているアウォーディーにとってはとても厄介な相手になりますけど、前年5着以上の結果を残せるのかどうか、というところにも注目が集まります。

 

《ドバイワールドカップ予想オッズ》

 

①人気 ウエストコースト       1.6倍

②人気 タリスマニック        4.2倍

③人気 フォーエバーアンブライドルド 7.8倍

④人気 ガンネヴェラ         13.0倍

⑤人気 アウォーディー        15.1倍

⑥人気 ノースアメリカ        16.7倍

⑦人気 サンダースノー        21.5倍

⑧人気 ムブタヒージ         25.9倍

⑨人気 パブル            86.4倍

⑩人気 フリアクルサーダ       120.7倍

 

《出走予定馬分析》

 

1番 アウォーディー(武豊騎手 日本)

1800m以上のダート戦では5着以下に負けた事がない8歳のベテランホースが2年続けてドバイワールドカップに参戦します。国内のダート重賞で7戦連続2着以内という抜群の安定感を誇っていた昨年とは違い、今年は近5走の最高着順が3着にとどまっている状況ですから、5着に入った昨年よりも厳しい戦いを強いられる事になりそうです。直線が長い左回りコースの2000mという条件はピッタリですけど、ウエストコーストをはじめとする海外勢はかなり強いので、アウォーディーを馬券の軸に据えるのではなく、3連複や3連単の相手に加える程度の扱いが妥当だと思います。

 

2番 ノースアメリカ(マレン騎手 UAE)

ドバイワールドカップと同じメイダン競馬場ダート2000mで行われた前走のGⅠ・マクトゥームチャレンジラウンド3で2着・サンダースノーに5馬身以上の差をつけ勝利した事で評価が急上昇している地元UAEのエース。前残り決着が多いメイダン競馬場ダートコースにピッタリな軽快な先行力を武器にしている馬ですから、今回もスムーズに先行する事ができれば、一気の相手強化という厳しい状況でも互角以上の走りを見せられるのでは?と考えています。

 

6番 フォーエバーアンブライドルド(スミス騎手 アメリカ)

中距離ダート路線の世界女王を決めるGⅠ・ブリーダーズカップディスタフを勝ち切り、2017年のエクリプス賞・最優秀古馬牝馬のタイトルを獲得した女傑。これまでGⅠレースを4勝していますけど、牡馬混合のGⅠレースに出走するのは今回が初めてになります。ウエストコーストをはじめとする牡馬との力関係が分からない状況ですけど、牝馬限定のGⅠで圧倒的な強さを見せている馬ですから、牡馬の超一流を相手にする中でも互角以上の走りを見せてくれるかもしれません。

 

7番 タリスマニック(バルザローナ騎手 フランス)

昨年のGⅠ・ブリーダーズカップターフを制している芝のトップホースがドバイワールドカップでダート戦初出走を果たす事になりました。前走・ダルシャーン賞でオールウェザーのコースを経験しているとはいえ、本格的なダートコースを走るのは今回が初めてになりますから、初のダート戦に上手く対応できるのかどうか、というところが最大のポイントになります。でも、父メダグリアドーロは芝路線だけじゃなく、ダート路線の活躍馬も輩出していますので、初のダート戦でこれまで以上のパフォーマンスを見せる可能性も否定できません。不安要素のある人気馬ですので、馬券を買う上での扱いが非常に難しいですけど、圧倒的人気のウエストコーストを倒せるのはこの馬ぐらいしかいないのでは?と考えていますから、タリスマニックの逆転に賭けてみるのも良いかもしれません。

 

9番 ウエストコースト(カステリャーノ騎手 アメリカ)

GⅠレース2勝(トラヴァーズステークス、ペンシルヴァニアダービー)という実績が評価され、2017年のエクリプス賞・最優秀3歳牡馬のタイトルを獲得した4歳馬。2走前のGⅠ・ブリーダーズカップクラシック3着、前走のGⅠ・ペガサスワールドカップ2着、と近2走はあと一歩のところで勝利を逃していますが、負けた相手がアメリカの怪物・ガンランナーでしたし、そのガンランナーが現役を引退した状況であれば、ウエストコーストがガンランナーにかわる新たなダート王の座を奪取しても全く驚けないと思います。安定した先行力を持っているので、逃げ・先行脚質に有利なメイダン競馬場のダートコースも合うはずですし、現時点では死角らしい死角が見当たらない、という状況です。

 

《展開予想》

 

レコード決着となった前哨戦・マクトゥームチャレンジラウンド3で逃げ切り勝ちを決めたノースアメリカがハナを奪い、平均よりもやや速いペースを形成し、道中で息の入らないタフな展開に持ち込むのでは?と予想しています。1番人気確実なウエストコーストやサンダースノー、ムブタヒージといったあたりがノースアメリカを追っかける形になり、タリスマニックはウエストコーストの直後に控え、道中で仕掛けるタイミングをうかがう、というレースを試みてくる事でしょう。日本馬・アウォーディーは日本のダート戦ではあり得ないような速いペースに対応できるのかどうか、というところがポイントになります。

 

《ドバイワールドカップの1着予想》

 

ウエストコースト

芝レースの実績があるタリスマニックに加え、牝馬GⅠを勝ちまくっているフォーエバーアンブライドルドが出走する、という見どころたっぷりなレースになりますけど、稀代の名馬・ガンランナーと何度も名勝負を展開したこの馬が1着の最有力なのでは?と考えています。今回はメイダン競馬場で走るのが初めてになりますので、初コースへの対応に苦労する可能性もありますが、早め先頭から押し切る、という積極的な戦法を得意にしているこの馬にとって、逃げ・先行脚質に有利なメイダン競馬場ダートコースはもってこいの条件ですから、初コースも難なくこなしてくれるのではないでしょうか。

 

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