🐎2018年 重賞レース◎42戦32勝🐎
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2018年7月8日（日）
中京競馬11レース（15時35分発走）
第23回 プロキオンステークス（G3）
中京ダート1400m 3歳以上別定
《プロキオンステークスの見どころ！》
プロキオンステークスが行われる中京ダート1400mは2コーナー奥にあるポケット地点にスタートゲートが設置される条件で、スタートしてから200mほど芝コースを走る事もあり、レース序盤のラップが上がりやすく、先行脚質の馬が数多くそろった場合は極端な差し決着になる事も珍しくありません。ただ、今週末の東海地方は雨予報となっていますので、雨の影響で馬場が渋る状況になれば、どんなに速いペースを刻んでも逃げ・先行脚質の馬が上位争いを演じる、という形になる可能性が高くなりますから、レース当日の馬場状態や雨の状況をしっかりチェックするようにしてください。また、過去5年の単勝人気別成績を見てみると、過去5年で2着以内に入った10頭すべてがレース当日に5番人気以内に支持されていた事も分かっていますので、馬券の軸は5番人気以内からチョイスするのが賢明かもしれません。
《プロキオンステークス/過去データ分析》
①過去5年の年齢別成績データ
過去5年の年齢別成績で連対率20％超えの好結果を残していたのは、延べ11頭出走して連対率27.3％の4歳（サクセスエナジー・マテラスカイ）と、延べ13頭出走して連対率23.1％の6歳（ダノングッド・ドリームキラリ・ブラゾンドゥリス）で、延べ16頭出走して連対率18.8％の5歳（ウインムート・サイタスリーレッド・ドライヴナイト・ナムラミラクル・ルグランフリソン）も上々の成績を残しています。交流重賞2連勝中のサクセスエナジーやM・デムーロ騎手とのコンビが実現するドリームキラリ、58kgを課された天保山ステークスを快勝したウインムートをはじめとする4歳～6歳にとっては好都合なデータがそろっている事になりますね。逆に、7歳以上（インカンテーション・エイシンヴァラー・キングズガード）は【0-1-3-32】（連対率2.8％）という低調な結果に終わっていますから、プロキオンステークス連覇が懸かるキングズガードやハイレベルなマイルGⅠで好走を続けているインカンテーションを馬券の軸に抜てきするのはやめておいた方が良いかもしれません。
②過去5年の斤量別成績データ
過去5年ベースで好結果を残しているのは3勝・2着2回の56kg（ウインムート・ドライヴナイト・ドリームキラリ・ナムラミラクル・ブライトライン・ブラゾンドゥリス・マテラスカイ・ルグランフリソン）で、57kg（インカンテーション・エイシンヴァラー・キングズガード・サイタスリーレッド）も1勝・2着2回というまずまずの成績を残しています。一方、過去5年で4頭しか出走していないとはいえ、58kg（サクセスエナジー）は【0-0-0-4】で馬券圏内ゼロという厳しい結果に終わっています。かきつばた記念・さきたま杯と地方交流重賞で強い勝ちっぷりを見せている事もあり、骨っぽいメンバーがそろっているプロキオンステークスでも上位人気に支持される事がほぼ確実な情勢になっているサクセスエナジーですけど、他馬よりも若干重い58kgの斤量を克服できない可能性も十分考えられます。
③過去5年のキャリア別成績データ
キャリア（出走回数）別の成績を見ていくと、キャリア11戦～20戦（サクセスエナジー・ドライヴナイト・マテラスカイ）が過去5年ベースで3勝・2着2回という結果になっているほか、キャリア21戦～30戦（ウインムート・エイシンヴァラー・サイタスリーレッド・ダノングッド・ナムラミラクル・ブラゾンドゥリス・ルグランフリソン）も2勝・2着2回の成績を残していますので、キャリア11戦～30戦以内という出走回数が程よいところでとどまっている馬から勝負してみるのもアリかもしれません。逆に、【●●●●●●●】（インカンテーション・キングズガード・ドリームキラリ・ブライトライン）は過去5年ベースで【0-1-2-28】（連対率3.2％）というかなり厳しい結果に終わっています。8歳になっても実力が衰えていない印象のあるインカンテーションや果敢な先行力を武器にしているドリームキラリだけでなく、2連覇の期待が懸かるキングズガードもキャリア別成績の不利データに該当していますので、キングズガードがこの不利データを跳ね除ける走りを披露できるのかどうか、というところも今年のプロキオンステークスのポイントになりそうですね。
プロキオンステークス連覇の期待が懸かる
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④過去5年の前走着順別成績データ
好結果を残しているのは延べ13頭出走して4勝・2着1回で、連対率38.5％というハイアベレージを叩き出している前走2着（キングズガード）でした。キングズガードは上述のキャリア別成績の不利データに該当していますけど、前走着順別成績ではキングズガードの好走を後押しする事になっても不思議ない好走データにバッチリ当てはまっています。他では、前走1着（ウインムート・サクセスエナジー・ドリームキラリ・ナムラミラクル・マテラスカイ）も延べ24頭出走して1勝・2着3回（連対率16.7％）という上々の結果を残しているものの、前走3着以下（インカンテーション・エイシンヴァラー・サイタスリーレッド・ダノングッド・ドライヴナイト・ブライトライン・ブラゾンドゥリス・ルグランフリソン）は【0-1-3-36】で連対率2.5％という低調な結果に終わっていました。プロキオンステークスは前走で2着以内に好走した馬が圧倒的に強い、という傾向が色濃くなっている事をこの機会にしっかりとおさえておきましょう。
⑤過去5年の前走単勝人気別成績データ
最後に、過去5年の前走単勝人気別成績からプロキオンステークスの馬券作戦に使えそうなデータを拾い上げていきます。過去5年ベースで好結果を残しているのは前走1番人気（インカンテーション・キングズガード・サクセスエナジー・マテラスカイ）で、延べ14頭出走して2勝・2着4回（連対率28.6％）という信頼度の高い数字を叩き出しています。他では、延べ6頭しか出走していないにも関わらず、【2-0-2-2】（連対率33.3％）の好成績を残している前走2番人気（ブラゾンドゥリス）の存在も無視できないものになっていますが、前走4番人気以下（ウインムート・エイシンヴァラー・サイタスリーレッド・ダノングッド・ドリームキラリ・ナムラミラクル・ブライトライン・ルグランフリソン）は【0-0-1-39】で連対した馬が1頭もいない、というかなり厳しい結果に終わっています。ダート1400mのオープン特別を連勝しているウインムートにとっては嫌なデータが存在している事になりますね。
《過去データ分析から見るオススメ馬》
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年齢別成績（4歳）・斤量別成績（56kg）・キャリア別成績（18戦）・前走着順別成績（1着）・前走単勝人気別成績（1番人気）という今回ご紹介した5つのデータ全てに該当しているこの馬を過去データ分析から見るオススメ馬としてピックアップ！ベスト距離が1200mですから、1400mへの距離延長に上手く対応できるのかどうか、というところが最大のポイントになりますけど、海外帰り初戦だった前走の勝ちっぷりがとにかく凄かったですし、レース間隔が空いていた前走を叩いて更なる上積みが見込める状況であれば、距離延長の課題をクリアする事になっても驚けないのでは？と考えています。
2018年 最終予想◎単勝回収率197％
(最終予想は追い切り後に更新予定)
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