ユニコーンステークス2020予想【追い切り後分析】坂路で驚異的な時計マークし成長の跡がうかがえるアノ馬を本命に！久々の影響皆無！進化した姿で強敵相手に一矢報いる！
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2020年6月21日（日）
東京競馬11レース（15時45分発走）
第25回ユニコーンステークス（G3）
東京ダート1600m 3歳別定
★ユニコーンステークス2020★
★追い切り情報★
※追い切り時計
内容はJRA-VANの調教動画提供サービスやスポーツ新聞から抜粋
1枠1番 デュードヴァン（牡3歳 M・デムーロ 56kg）
17日（水）：美浦W5ハロン67.0-52.1-38.3-12.7
4歳3勝クラス・ブランクエンドとの併せ馬を敢行し、5馬身ほどリードしていたブランクエンド相手に併走同入を果たしています。3頭併せの最内から手応え優勢の状態で併走同入に持ち込んだ1週前追い切り（美浦W5ハロン68.9-53.2-39.2-11.8）に引き続いて、終いの反応の良さが目立つ好内容のスパーリングを消化していますから、年明け3戦目でも高いレベルのデキを維持できています。
1枠2番 マカオンブラン（牡3歳 内田博幸 56kg）
17日（水）：栗東CW5ハロン68.1-51.6-37.9-13.1
CWコース単走追い。外ラチ沿いをゆったり回る形で、速い時計を出すことよりもスムーズな形で追い切りを消化することに重きを置いている印象を受けました。ただ、ラスト1ハロン13.1秒の時計が示す通り、終いに速い脚を使うタイプではありませんので、上がりの速い決着になりやすい東京ダート1600mの舞台は合わないかと思います。
2枠3番 ラブリーエンジェル（牝3歳 菅原明良 54kg）
17日（水）：美浦W4ハロン53.9-39.6-12.3
Wコース単走追い。1勝クラスを卒業した前走から中1週の強行軍になりますので、4ハロン追いで終い重点という軽い内容に留めています。セーブ気味の追い切りで見栄えのする動きを見せたわけではありませんけど、道中で気負う面を見せず、ゆったりとしたフォームを最後まで保つことができていましたから、レース間隔が詰まっている状況でもこの馬本来のデキには仕上がっています。
2枠4番 アポロアベリア（牡3歳 武藤雅 56kg）
17日（水）：美浦W5ハロン71.1-56.0-41.5-13.4
3頭併せの大外から脚を伸ばす形でしたが、終いの反応が鈍く、鞍上が目一杯に追ったにも関わらず、ラスト1ハロン13.4秒という水準以下の時計に留まっています。馬体重540kg前後の大型馬なので、動きが多少重苦しくなるのは致し方ないことですけど、スピード感を欠く動きに見えたので、ある程度のスピードが要求される東京ダートマイルの舞台は不向きだと思います。
3枠5番 レッチェバロック（牝3歳 ルメール 54kg）
17日（水）：美浦坂路4ハロン51.5-37.8-24.7-12.4
坂路単走追い。馬場の真ん中あたりを走る形だったので、速い時計が出るのは当然のことかもしれませんが、道中で無理をさせていないのに、4ハロン51秒台のハイラップを刻んでいますので、具合が良いのは間違いないはず。リラックスした状態で追い切りを消化した点も好感が持てますけど【過去5年で前走ダート1400m組【0-0-1-17】】という気掛かりな材料もありますから、過信は禁物です。
レッチェバロックの不利データは
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3枠6番 ケンシンコウ（牡3歳 酒井学 56kg）
17日（水）：美浦坂路4ハロン53.0-39.3-26.0-13.2
坂路単走追い。力強い脚さばきで坂路を登板していたので、状態面の不安はありませんけど、鞍上が追い出したところで内側にササってしまい、スピードに乗り切れなかった結果、ラスト1ハロン13.2秒という水準以下の時計に留まる…という見栄えのしない動きに留まっていますから、可もなく不可もなし程度の評価が妥当だと思います。
4枠7番 サンライズホープ（牡3歳 川須栄彦 56kg）
17日（水）：栗東坂路4ハロン53.3-37.9-24.6-12.3
3歳未勝利・ナムラショウグンとの併せ馬を敢行し、1馬身半併走先着。スパッとキレる脚を使うタイプではないので、併走相手を交わすのに少し時間を要しましたが、エンジンが掛かってからのノビは目を見張るものがありましたし、まとまりのあるフォームから持続力のある脚を繰り出していたので、高いレベルのデキを維持しているのは間違いありません。
4枠8番 オーロラテソーロ（牡3歳 木幡巧也 56kg）
17日（水）：美浦坂路4ハロン52.5-38.1-25.0-12.6
3歳未勝利・ヴァリアントジョイとの併せ馬を敢行し、2馬身半ほど併走先着。終い目一杯に追われ、併走相手を突き放す形でしたが、トモに力がついていないせいもあってか、鞍上が追い出したところでフォームのバランスを崩し、やや不格好な形に留まっていたので、可もなく不可もなし程度の評価が妥当です。
5枠9番 メイショウベンガル（牡3歳 戸崎圭太 56kg）
17日（水）：栗東坂路4ハロン52.5-38.0-24.6-12.4
坂路単走追い。初ダートの前走で2着に7馬身差の圧勝を決めているように、ダート戦で底を見せていない存在ですけど、4ハロン52.5秒という速い全体時計こそ出しているものの、道中で舌を出すなど、集中力を欠く形の追い切りに留まっているので、追い切り面で高い評価を与えるのは難しい状況です。
5枠10番 サトノラファール（牡3歳 三浦皇成 56kg）
17日（水）：栗東坂路4ハロン52.6-38.2-24.9-12.4
坂路単走追い。ダート馬ならではのじわじわと脚を伸ばす形で、抜群のスピードを発揮したわけではありませんけど、四肢のバランスの良さが目立つフットワークから力強い脚を繰り出し、右肩上がりのラップを叩き出しています。マイルへの距離延長をこなせるのかどうか…というところがポイントになりますが、直線で決め手を活かす競馬に徹していますから、直線の長い東京コースへの場替わりでパフォーマンスを跳ね上げる可能性も十分にあります。
6枠11番 サンダーブリッツ（牡3歳 横山典弘 56kg）
17日（水）：美浦W5ハロン68.8-53.6-39.8-12.1
Wコース単走追い。短距離色の濃いキンシャサノキセキ産駒ではありますが、東京ダート1600mで2勝していますので、勝ち上がった舞台で引き続き戦える点はプラスに働きそう。終い重点の内容だったとはいえ、ラスト1ハロンで12.1秒の好時計をマークし、好気配をアピールしていますけど、馬体の線が細く、成長の余地を残した状態なので、馬体が出来上がっていない状況で好勝負に持ち込むのはさすがに難しいかと思います。
6枠12番 キッズアガチャー（牡3歳 丸田恭介 56kg）
17日（水）：栗東CW6ハロン84.9-67.5-52.6-38.5-12.0
CWコース単走追い。フィニッシュ地点手前で4頭併せのような形になりましたが、馬なりの手応えを保ったまま、ラスト1ハロン12.0秒の好時計をマークする、という上々の追い切りを消化しています。1800mのダートで差す競馬に徹してきた馬ですから、マイルへの距離短縮で追走に手間取る可能性がありますけど、追い切りの動き自体は申し分ないので、デキの良さで距離短縮の課題をクリアすることになっても何ら不思議ありません。
7枠13番 タガノビューティー（牡3歳 和田竜二 56kg）
17日（水）：栗東坂路4ハロン53.8-39.4-25.6-12.7
坂路単走追い。関東圏への長距離輸送を控えていることもあり、終い重点の軽い内容に留めています。前走時の最終追い切り（栗東坂路4ハロン53.4-38.3-25.0-12.8）は少し上がりを要する形でしたが、今回の最終追い切りではしっかりと右肩上がりのラップを刻んできましたし、パワフルな脚取りで坂路を一気に駆け上がっていましたから、叩き2戦目で型通り状態が上向いているのは間違いないでしょう。
7枠14番 フルフラット（牡3歳 田中勝春 56kg）
17日（水）：栗東坂路4ハロン49.9-36.6-24.0-12.2
6歳1勝クラス・ダイシンクイントとの併せ馬を敢行し、1馬身併走先着。12日（金）の1週前追い切り（栗東坂路4ハロン49.9-36.3-23.9-12.1）に引き続き、2週続けて4ハロン49.9秒の超抜時計を叩き出しました。速い時計をバンバン出す栗東・森秀行厩舎なので、時計の優劣だけで評価を決めてしまうのは危険ですけど、脚色優勢の状態で古馬のスパーリング相手を圧倒する、というド迫力の追い切りを消化していますし、頭の位置を低く保ち、推進力たっぷりなフォームを最後まで維持していましたから、海外帰り初戦という状況でも申し分ないデキに仕上がっています。
8枠15番 キタノオクトパス（牡3歳 田辺裕信 56kg）
17日（水）：美浦W5ハロン66.2-51.4-38.0-12.4
交流G1・ジャパンダートダービーへの出走を目指す兵庫チャンピオンシップの勝ち馬・バーナードループとの併せ馬を敢行し、併走同入を果たしました。鞍上が軽く促したところでスッと反応し、強めに追われていた併走相手をあっさり捕まえる、という時計以上に中身の濃いスパーリングを消化しています。馬体重540kg台の大型馬とは思えないくらい、俊敏な動きを披露していましたから、水準以上のデキには仕上がっています。
8枠16番 カフェファラオ（牡3歳 レーン 56kg）
17日（水）：美浦W5ハロン67.2-52.9-39.0-12.1
4歳1勝クラス・プルクラとの併せ馬を敢行し、併走同入。レース間隔が空いていますけど、馬体はスッキリと仕上がっていますし、終い重点の内容だったとはいえ、ラスト1ハロン12.1秒の時計が示す通り、終いの反応は上々で、気負うような素振りを見せなかったところも好感が持てますから、精神面の成長がうかがえる今回も軽くは扱えません。
★ユニコーンステークス2020★
★追い切りランキング★
1位 カフェファラオ
（余力十分の手応えで併走同入！終いの反応上々！）
2位 フルフラット
3位 サトノラファール
4位 レッチェバロック
5位 サンライズホープ
★ユニコーンステークス2020★
★予想オッズ★
①人気 カフェファラオ 1.7倍
②人気 レッチェバロック 2.8倍
③人気 デュードヴァン 6.0倍
④人気 タガノビューティー 8.5倍
⑤人気 フルフラット 13.9倍
★ユニコーンステークス2020★
★展開予想★
1400mで楽にハナを奪うスピードを持ち合わせているレッチェバロックや逃げる形で持ち味を発揮するマカオンブランなど、先行脚質の馬がけっこうそろっていますので、どの馬が逃げることになっても、極端な緩い流れにはならず、前半1000m通過60秒台の淀みない平均ペースを形成するのでは？と予想しています。週中の雨の影響が残っているかもしれませんけど、馬場が微妙に渋っている時は差しがバンバン決まるケースも多々ありますので、レース当日の馬場傾向をしっかりチェックしてから、買い目を決めるようにしてください。
★ユニコーンステークス2020★
★追い切り後分析／注目馬★
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【◎フルフラット】
坂路の最終追い切りで古馬顔負けの好時計をマークしたこの馬を本命に抜てきします。道中でフワフワするような素振りを見せていた2歳時の追い切りとは異なり、鞍上の仕掛けに素直に反応しただけでなく、脚をグッと沈み込ませる力感たっぷりなフォームを維持し、フィニッシュ地点に差し掛かってもスピードが全く衰えない、という成長の跡がうかがえる活気十分な動きを最終追い切りで披露していましたから、高水準のデキに仕上がった今回は休み明けの不安を吹き飛ばす走りを見せてくれるはずです。
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-中央競馬版-
おすすめ軸馬 51戦33勝(46/51)
勝率64.7％馬券圏内率90.1％
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-南関競馬版-
おすすめ軸馬 32戦25勝(29/32)
勝率78.1％馬券圏内率90.6％
気になる軸馬 41戦32勝(40/41)
勝率78.0％馬券圏内率97.5％
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-地方競馬版-
おすすめ軸馬 271戦227勝(256/271)
勝率83.7％馬券圏内率94.4％
気になる軸馬 424戦334勝(402/423)
勝率78.7％馬券圏内率95.0％
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