🐎2018年 重賞レース◎42戦32勝🐎
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2018年7月8日（日）
福島競馬11レース（15時45分発走）
第54回 七夕賞（G3）
福島芝2000m 3歳以上ハンデ
《七夕賞の見どころ！》
秋の福島開催の名物レースである福島記念と全く同じ福島芝2000mの条件で行われる七夕賞。最初のコーナー（1コーナー）に差し掛かるまでの距離が約500mと長めに設定されていますけど、スタート地点から約200m先まで加速がつきやすい下り坂を駆け抜けていきますので、最初のコーナーを通過するまでの距離が長くなっている状況でもレース序盤のラップがやや速くなる、という特徴が存在している事をしっかりとおさえておきましょう。ただ、先週までの馬場傾向を振り返ってみると、逃げ・先行脚質の馬が圧倒的有利な状況になっていましたから、過去のレースで前々からの競馬を試みている馬の台頭に警戒する必要がありそうです。過去5年の枠順別成績を見ていくと、2枠【1-2-0-6】（連対率33.3％）と6枠【2-1-1-6】（連対率30％）が連対率30％以上のハイアベレージをマークしていますが、3枠【0-0-0-9】・7枠【0-0-0-10】は1頭も馬券圏内に入っていない状況ですので、3枠と7枠に入った馬の評価は割り引いた方が良さそうですね。また、過去5年の単勝人気別成績を見てみると、過去5年の勝ち馬はいずれも5番人気以内の上位人気に支持されていましたから、レース当日の単勝人気が上位になっている馬から馬券の軸にふさわしい存在を見つけ出していくのがベターかもしれません。
《七夕賞/過去データ分析》
①過去5年の年齢別成績データ
好結果を残しているのは延べ30頭出走して2勝・2着3回（連対率16.7％）の6歳（パワーポケット・マイネルサージュ）で、4歳（プラチナムバレット）も延べ4頭しか出走していないものの、【2-0-0-2】で勝率50％というハイアベレージをマークしていますから、キャリア豊富な6歳と大きな成長が見込める4歳の台頭に十分注意してください。逆に、過去5年ベースで苦戦傾向にあるのは【0-1-1-22】（連対率4.2％）の7歳以上（シルクドリーマー・バーディーイーグル・マイネルフロスト・マイネルミラノ・メドウラーク）と、延べ11頭出走して【0-1-0-10】という厳しい結果に終わっている5歳の関西馬（キンショーユキヒメ・レイホーロマンス）。1年前の七夕賞で勝ち馬・ゼーヴィントに次ぐ2着を確保したマイネルフロストや2走前のアメリカジョッキークラブカップで3着に健闘しているマイネルミラノ、今春の福島牝馬ステークスで重賞初制覇を果たしたキンショーユキヒメといったあたりが年齢別成績の不利データに該当しています。
②過去5年のハンデ別成績データ
「ハンデ戦＝軽ハンデ馬が波乱の立役者になる！」とお考えの方も多いかと思いますが、57kg（プラチナムバレット・マイネルフロスト・マイネルミラノ）が延べ11頭出走して4勝・2着1回（連対率45.5％）という好結果を残している一方、55kg以下（キンショーユキヒメ・サーブルオール・シルクドリーマー・バーディーイーグル・パワーポケット・マイネルサージュ・メドウラーク・レイホーロマンス・ワンブレスアウェイ）が【0-1-1-18】（連対率5.0％）という低調な結果に終わっているように、過去5年ベースの七夕賞に限っては、軽いハンデの馬よりも重いハンデを課されている馬の方が有利、という特徴的なデータが存在しています。今年の七夕賞は特別登録の段階で12頭しかエントリーしていないので、過去5年ベースのデータが参考にならない可能性も十分ありますけど、キンショーユキヒメやサーブルオール、マイネルサージュ、ワンブレスアウェイといった上位人気確実な馬たちがハンデ別成績の不利データに該当している点は無視できないのではないでしょうか。
③過去5年の種牡馬別成績データ
過去5年の七夕賞で連対した10頭の種牡馬別成績を見ていくと、2013年の優勝馬・マイネルラクリマ（父チーフベアハート）以外の9頭はすべて父サンデーサイレンス系種牡馬となっていましたから、今年の七夕賞にエントリーしている馬の中で好相性の父サンデーサイレンス系種牡馬に該当しているプラチナムバレット・マイネルフロスト・マイネルミラノ・ワンブレスアウェイの中から馬券圏内に飛び込んでくる馬が出てきても不思議ないのではないでしょうか。逆に、父サンデーサイレンス系種牡馬以外の馬たち（キンショーユキヒメ・サーブルオール・シルクドリーマー・バーディーイーグル・パワーポケット・マイネルサージュ・メドウラーク・レイホーロマンス）は種牡馬別成績の不利データに該当してしまっていますが、今週末の福島県は雨予報が出ていて、レース当日の馬場状態次第では時計の掛かる馬場を得意にしている非サンデーサイレンス系種牡馬の馬たちが父サンデーサイレンス系種牡馬有利の流れを覆す走りを見せても全く驚けませんので、レース当日の馬場が悪くなった時は非サンデーサイレンス系種牡馬の馬たちの評価を例年以上に上げておく必要がありそうですね。
④過去5年の前走単勝人気別成績データ
過去5年ベースで好結果を残しているのは延べ4頭出走して2勝を挙げている前走1番人気（プラチナムバレット・レイホーロマンス）で、過去5年で2着以内に入った10頭すべてが前走9番人気以内（キンショーユキヒメ・サーブルオール・シルクドリーマー・パワーポケット・マイネルサージュ・メドウラーク・ワンブレスアウェイ）に支持されていました。一方、前走10番人気以下（バーディーイーグル・マイネルフロスト・マイネルミラノ）は延べ31頭出走して【0-0-1-30】（複勝率3.2％）という厳しい結果に終わっていますから、前走で10番人気以下の低評価に甘んじていた馬がハンデ戦の七夕賞で巻き返す可能性はかなり低くなっている事を頭の中に入れておきましょう。
⑤過去5年の前走レース別成績データ
最後に、過去5年の前走レース別成績から七夕賞の馬券ゲットにつながっていきそうなデータを探っていきます。過去5年ベースで好結果を残しているのは延べ13頭出走して2勝・2着1回（連対率23.1％）の前走鳴尾記念組となっていたのですが、今年の七夕賞には前走鳴尾記念組が1頭もエントリーしていませんので、来年以降の七夕賞では前走鳴尾記念組の馬を必ず押さえておきたいところです。以上のように、七夕賞は前走鳴尾記念組が強いレースである一方、前走エプソムカップ組の関東馬（サーブルオール・バーディーイーグル・マイネルフロスト・マイネルミラノ）は【0-0-1-5】で連対馬ゼロという残念な結果に終わっています。上位人気確実なサーブルオールはこの不利データを跳ね返す走りを見せる事ができるのでしょうか。
1番人気濃厚な
ハービンジャー産駒サーブルオールが
該当している不利データの中身は
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《過去データ分析から見るオススメ馬》
この馬 ⇒ 人気ブログランキング
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年齢別成績（4歳）・ハンデ別成績（57kg）・種牡馬別成績（父マンハッタンカフェ）・前走単勝人気別成績（1番人気）という4つの好走データに該当しているこの馬をオススメ馬としてピックアップします。レース中にハ行のアクシデントに見舞われた前走でシンガリ負けを喫している馬ではありますが、不運だった前走でも1番人気に支持されていたように、多くの競馬ファンから潜在能力の高さを評価されている逸材ですし、3歳時に直線平坦コースのGⅡを制している重賞ホースですから、初の福島芝コースも無難に対応してくれるのではないでしょうか。また、1週前追い切り（栗東坂路4ハロン51.6-37.2-24.5-12.5）でかなり速い時計をマークしていて、ハ行の影響で大敗した前走からの巻き返しが期待できるだけの仕上がりにある点もこの馬を推す大きな理由になっています。
2018年 最終予想◎単勝回収率197％
(最終予想は追い切り後に更新予定)
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