【中山牝馬ステークス2019予想/出走予定馬分析】秋華賞2着ミッキーチャームが待望の戦列復帰!注目は中山芝コースで連対率100%のアノ人気薄!

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2019年3月9日(土)

中山競馬11レース(15時45分発走

第37回ローレル競馬場賞

中山牝馬ステークス(G3)

中山芝1800m 4歳以上ハンデ

 

《中山牝馬ステークス2019》

《予想オッズ》

 

①人気 ミッキーチャーム  2.7倍

②人気 ノームコア     3.0倍

③人気 ランドネ      5.4倍

④人気 ワンブレスアウェイ 6.0倍

⑤人気 フロンテアクイーン 10.9倍

 

《中山牝馬ステークス2019》

《出走予定馬分析》

 

※ハンデ確定前の分析になります

 

アドマイヤリード

(牝6歳 父ステイゴールド・母ベルアリュール2)

6番人気(単勝オッズ13.5倍)の低評価を覆し、ビッグタイトルを奪取した2017年のG1・ヴィクトリアマイル以降、イマイチな結果に留まっていましたが、中山牝馬ステークスと同じ舞台で行われた2走前のOP・ディセンバーステークス(中山芝1800m:1分48秒1)で1年7ヶ月ぶりの勝利を挙げたほか、牡馬相手だった前走のG3・中山金杯(中山芝2000m:1分59秒3)でも4着(勝ったウインブライトから0.1秒差)に健闘するなど、G1を勝った時の好調子を取り戻している状況ですから、骨っぽい相手に鮮やかな差し切り勝ちを決めた2走前・ディセンバーステークスと同舞台に替わるだけでなく、近走よりも相手関係に恵まれそうな牝馬限定戦に戻る状況もプラスに働きそうな今回は久方ぶりの重賞制覇を決める可能性も十分あるのではないでしょうか。

 

クロコスミア

(牝6歳 父ステイゴールド・母デヴェロッペ)

2年連続でG1・エリザベス女王杯(京都芝2200m)2着を確保している明け6歳のベテランホースが牝馬限定のハンデ重賞・中山牝馬ステークスで年明け初戦を迎えます。前走のG1・香港ヴァーズ(シャティン芝2400m:2分27秒9)は14頭立ての10着(勝ったエグザルタントから1.4秒差)に凡退していますけど、海外のビッグレースで通用するほどの実力を持ち合わせているわけではないので、前走は相手が悪かった一戦、という風に割り切る事ができますし、同じ徹底先行型のミッキーチャーム・ランドネとのハナ争いを制し、マイペースの単騎逃げの形に持ち込む事ができれば、今回の相手関係でも十分通用すると思います。ただ、中10週以上で【0-1-0-4】という結果に留まっているように、休み明け初戦でパフォーマンスを落とす傾向にありますから、レース間隔が空いている今回は若干の割引が必要だと考えています。

 

ノームコア

(牝4歳 父ハービンジャー・母クロノロジスト)

今春の3歳牝馬クラシック路線で主役を張る事になりそうなクロノジェネシスの半姉で、昨秋のG3・紫苑ステークス(中山芝2000m:1分58秒0)でマウレア以下を完封し、待望の重賞初制覇を果たしています。瞬発力勝負を得意にしている妹・クロノジェネシスとは異なり、持久力勝負で強さを発揮するハービンジャー産駒の特徴を忠実に受け継いでいるタイプですけど、スタートで後手を踏み、道中のポジションが想定よりも後ろになってしまった前走のG3・愛知杯(中京芝2000m:2分00秒1)でメンバー中最速の上がり3ハロン(33.5秒)の末脚を繰り出して僅差2着確保するなど、キャリアを積み重ねるにつれて瞬発力勝負にも対応できるようになっていますし、【2-0-1-0】(複勝率100%)の中山芝コースに替わる点も大きなプラス材料になるはずですから、着実にステップアップしている充実一途の4歳馬が2つ目の重賞タイトルをあっさり奪取する事になっても全く驚けないと思います。

 

フロンテアクイーン

(牝6歳 父メイショウサムソン・母ブルーボックスボウ)

牝馬限定のG3で2着5回という結果を残しているものの、あと一歩のところで勝ち切れない…というもどかしい日々が続いている明け6歳。肝心なところで詰めの甘さを見せる一方、いつも相手なりに走れるタイプなので、明け4歳勢に人気が集中しそうな今回は抜群の安定感を誇るこの馬を馬券の軸に抜てきしたい、とお考えの方も多くなっているのではないでしょうか。前走のG3・ターコイズステークス(中山芝1600m:1分32秒9)は4着(勝ったミスパンテールから0.2秒差)に敗れていますけど、芝1600mの距離が若干忙しかっただけでなく、鞍上・マーフィー騎手の仕掛けが早すぎた事も結果的にはマイナスに作用していますので、【2-4-1-1】(連対率75%)の芝1800mに戻る今回は巻き返しがあっても不思議ありません。

 

ミッキーチャーム

(牝4歳 父ディープインパクト・母リップルスメイド)

3歳の7月にようやく未勝利戦を脱出した、という晩成型で、条件戦3連勝の勢いそのままに出走した前走のG1・秋華賞(京都芝2000m:1分58秒7)でアーモンドアイに次ぐ2着(0.2秒差)をキープし、強烈な存在感を発揮している将来性抜群の明け4歳が中山牝馬ステークスで2019年の始動戦を迎えます。秋華賞の好走の要因は「マイペースで逃げられた事」という点に尽きるのですが、自分の好走パターンに持ち込む事ができれば、G1でも通用する事を証明している逸材ですから、多少ハンデが見込まれそうな状況でも無視できない存在です。ただ、キャリアが浅いのはもちろん【関東圏レースに出走するのが初めて】という状況も若干の不安材料になりますので、秋華賞でアーモンドアイ相手に健闘したからといって安易に高い評価を与えるわけにはいきません。

 

秋華賞2着

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(2位くらい)

 

ランドネ

(牝4歳 父ブレイム・母ルール)

レース間隔が空いていた前走のG3・愛知杯(中京芝2000m:2分00秒1)で勝ったワンブレスアウェイから0.1秒差の3着に粘り切っている徹底先行型。昨秋のG3・紫苑ステークス(中山芝2000m:1分58秒6)でもノームコア相手に完敗していますので、今回は相手関係が厳しいのかな?という印象こそありますが、【2-1-0-0】(連対率100%)の中山芝1800mに距離が短縮される点は魅力的ですし、叩き2戦目の上積みが見込める状況ですから、他の同型(ミッキーチャーム・クロコスミアなど)との兼ね合い次第では馬券圏内に食い込む可能性も十分あると思います。

 

ワンブレスアウェイ

(牝6歳 父ステイゴールド・母ストレイキャット)

牝馬が現役を続けられるのは明け6歳3月まで、クラブの規定が存在している事もあり、今回の中山牝馬ステークスがラストランになる可能性が高くなっていますけど、前走のG3・愛知杯(中京芝2000m:2分00秒0)で重賞Vを決めているように、明け6歳を迎えた今でも重賞戦線で互角以上の走りができている好調馬ですから、現役引退までにもう一花咲かせる可能性も十分あると思います。ポイントはスタートのデキ。前走の愛知杯はスタートが上手く決まりましたが、ゲート難の課題を完全にクリアしているわけではありませんし、54kgの軽いハンデだった愛知杯よりも斤量が確実に重くなりますから、前走以上に厳しい条件がそろった中でどこまで戦えるのか、というところを慎重に見極める必要があります。

 

《中山牝馬ステークス2019》

《出走予定馬分析から見るオススメ馬》

 

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(2位くらい)

 

【◎ウラヌスチャーム】

期待していた前走の走りが案外だったので、前走以上に相手がそろっている中山牝馬ステークスで通用するのかどうか、というところは分かりませんけど、【1-2-0-0】(連対率100%)の中山芝コースに替わる事でパフォーマンスを跳ね上げそうなこの伏兵を週初め段階のオススメ馬としてピックアップします。中団前めのポジションからレースを運んだ前走で伸びを欠く形になったので、今回は道中の折り合いに専念する競馬になりそうですし、ミッキーチャームをはじめとする徹底先行型が速い流れを作ってくれれば、堅実な末脚を持つこの馬が台頭する可能性も十分あると思うので、コース替わりとレース展開がプラスに作用しそうなこの馬の走りに注目しています。

 

おすすめ軸馬 172戦141勝(141-15-5-11)
勝率81.9%馬券圏内率93.6%

気になる軸馬 188戦150勝(150-19-10-9)
勝率79.7%馬券圏内率95.2%

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