京王杯スプリングカップ2021予想【追い切り後分析】追い切り(坂路)で終いの加速力が際立っていたアノ馬を本命に!1週前追い切りでもラスト1ハロン11秒台計測!

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京王杯スプリングカップ2021予想【追い切り後分析】追い切り(坂路)で終いの加速力が際立っていたアノ馬を本命に!1週前追い切りでもラスト1ハロン11秒台計測!

 

 

2021年5月15日(土)

東京競馬11レース(15時45分発走

第66回京王杯スプリングカップ(G2)

東京芝1400m 4歳以上別定

 

★京王杯スプリングカップ2021★

★追い切り情報★

 

※追い切り時計

内容はJRA-VANの調教動画提供サービスやスポーツ新聞から抜粋

 

1枠1番 エアアルマス(牡6歳 松山弘平 56kg)

12日(水):栗東坂路4ハロン55.3-39.8-24.6-11.5

単走馬なり。前向きな気性を上手く制御しながら…という形でしたが、鞍上が軽く気合いを入れたところで抜群の反応を見せ、ラスト1ハロン11.5秒の好時計を楽な手応えで叩き出す、という上質な動きを披露していますので、久しぶりに芝の実戦を使う状況でも侮れない存在としてピックアップする必要がありそうです。

 

1枠2番 ビッククインバイオ(牝4歳 大野拓弥 54kg)

12日(水):美浦W5ハロン66.3-51.9-37.9-12.9

3頭併せの最内に進路を取り、余力たっぷりの手応えを保った状態で併走同入を果たしました。前向きすぎる気持ちをなだめながら…という形になっていましたけど、しなやかな脚さばきでWコースを駆け抜け、デキ自体は良好なので、実戦でもピッタリ折り合うことができれば、上位争いに顔を出す可能性も十分あるかと思います。

 

2枠3番 グルーヴィット(牡5歳 石橋脩 56kg)

12日(水):栗東坂路4ハロン52.8-38.0-24.5-12.1

単走終いやや強め。道中で舌を出し、気難しい面をのぞかせていたところは気掛かりですけど、一本調子で突っ走ることが可能な1400m戦になりますから、気性難が仇になることはないでしょうし、脚の回転の速さが際立つフットワークで坂路をグングン駆け上がる姿は爽快そのものでしたから、右肩上がりの状態に差し掛かっているのは間違いないでしょう。

 

2枠4番 エーポス(牝4歳 岩田康誠 54kg)

12日(水):栗東坂路4ハロン54.5-37.9-24.0-11.8

単走終い強め。収得賞金不足でヴィクトリアマイルへの出走は叶いませんでしたが、終いに気合いを入れる形だったとはいえ、フィニッシュ地点手前までスピード感たっぷりの脚さばきをキープし、ラスト1ハロンを11秒台にまとめた最終追い切りの内容は上々でしたから、1年ぶりの実戦だった前回を叩いての上積みが見込める状況です。

 

3枠5番 カイザーミノル(牡5歳 荻野極 56kg)

12日(水):栗東坂路4ハロン52.2-38.0-24.8-12.2

単走馬なり。頭の位置が高めなのは相変わらずですけど、無理をしない形で右肩上がりのラップを刻んだ点は高く評価できますし、スナップの利いた脚さばきで坂路をグングン駆け上がっていき、気配の良さがうかがえる形だったので、良い意味で一連の好調子を維持しているのは間違いないでしょう。

 

3枠6番 シャインガーネット(牝4歳 田辺裕信 54kg)

12日(水):美浦W5ハロン66.5-51.5-37.5-12.0

単走終いやや強め。最終追い切りを坂路で済ませるケースが多くなっていましたが、今回は目先を変えるため、坂路主体の調整ではなく、コース単走で最終追い切りを消化する、というこれまでとは異なる調教パターンになっています。程よい気合い乗りを保った状態でラスト1ハロン12.0秒の好時計をマークし、デキ自体は申し分ないので、調教パターンの切り替えが功を奏する可能性も十分あるかと思います。

 

4枠7番 セイウンコウセイ(牡8歳 内田博幸 57kg)

12日(水):美浦W5ハロン69.7-54.2-39.2-12.0

単走終いやや強め。スピード一辺倒の追い切りではなく、道中でしっかりと溜めを利かせて、直線に向いたところで速い時計を出す形になり、ラスト1ハロンを12.0秒にまとめました。8歳馬なので、状態の上積みを望むのは酷かと思いますが、折り合い重視の内容だった最終追い切りでも機敏な動きを披露していますので、良い意味で一連の好調子を維持しているのは間違いないでしょう。

 

4枠8番 ショウナンライズ(牡8歳 丸山元気 56kg)

12日(水):美浦W5ハロン69.3-53.5-39.5-12.1

単走馬なり。外ラチ沿いをゆったりと立ち回り、ラスト1ハロンで12.1秒の好時計を叩き出す、というまずまずの内容。前進気配に乏しいのは相変わらずなので、状態面の上積みが期待するのは難しいかもしれませんが、落ち着き払った姿で最終追い切りを消化している点はプラスに捉えたいです。

 

5枠9番 ビオグラフィー(牝4歳 三浦皇成 54kg)

12日(水):栗東CW5ハロン70.7-54.5-40.2-12.3

ララアンドツイカ(3歳未勝利)との併せ馬を敢行し、併走同入。フィニッシュ地点手前でグイッとひと伸びし、一杯に追われていた併走相手を圧倒する形だったので、デキ自体は申し分ない状況ですけど、鞍上が促してからの反応がイマイチでしたから、本格化するのはまだ先になるかもしれません。

 

5枠10番 ラウダシオン(牡4歳 M・デムーロ 56kg)

12日(水):栗東CW5ハロン75.7-58.9-43.5-14.0

単走馬なり。終いを強めに追われた1週前追い切り(栗東CW6ハロン82.4-66.1-51.9-38.6-11.7)で速い時計を出していますから、最終追い切りの時計がかなり遅くなるのは納得がいきますけど、終い重点の軽い内容でラスト1ハロン14.0秒の時計を要してしまったところは気掛かりなので、最終追い切りを手控え気味にした影響が実戦にどんな影響を及ぼすのでしょうか…。

 

6枠11番 ミッキーブリランテ(牡5歳 和田竜二 56kg)

12日(水):栗東坂路4ハロン50.3-37.0-24.6-12.7

単走終い一杯。4ハロン50.3秒は12日(水)の栗東坂路全体時計2位の好タイムになります。しっかりと負荷を掛ける形だったので、時計を額面通りに受け取るのは危険ですけど、強い負荷を掛ける中でもへこたれる面はなく、フィニッシュ地点手前まで上々の脚色を保っていましたから、状態面の不安はありません。ただ【●●●●●●●】の不利データに該当していますので、押さえ程度の評価が妥当かもしれません。

 

ミッキーブリランテの不利データは

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6枠12番 トゥラヴェスーラ(牡6歳 鮫島克駿 56kg)

12日(水):栗東坂路4ハロン54.6-39.4-24.7-12.1

単走馬なり。終い重点の軽い内容に留めたとはいえ、キッチリと右肩上がりのラップを刻んでいますし、道中で気負う素振りを見せなかったのはもちろん、余力たっぷりの手応えかつスナップの利いた脚さばきで坂路をグングン登板していましたから、デキ自体は申し分ありません。

 

7枠13番 エングレーバー(牡5歳 浜中俊 56kg)

12日(水):栗東坂路4ハロン55.4-39.8-25.3-12.3

単走馬なり。キビキビとした脚さばきで坂路を登板していましたから、デキ自体は申し分ありませんけど、終始頭の位置が定まらず、集中力を欠く形だったので、可もなく不可もなし程度の評価が妥当でしょう。

 

7枠14番 タイセイビジョン(牡4歳 ルメール 56kg)

12日(水):栗東CW4ハロン50.0-36.6-11.9

単走終い強め。直線に向くまでは引っ張りっきりの手応えを維持させ、折り合い重視の内容になっていましたが、鞍上が仕掛けたところで上々の反応を示し、ラスト1ハロンを11.9秒にまとめる、という質の高いスパーリングを消化しました。脚さばきも軽やかで状態の良さがうかがえますし、ルメール騎手とのコンビ復活で過剰人気気味なのがネックでも侮れない存在としてピックアップする必要があるかと思います。

 

8枠15番 イッツクール(牡5歳 北村宏司 56kg)

12日(水):栗東CW6ハロン84.1-67.2-51.4-38.1-12.3

※追い切り動画が公開されていないため、解説は省略

 

8枠16番 シーズンズギフト(牝4歳 杉原誠人 54kg)

12日(水):美浦W6ハロン84.6-68.1-52.4-37.5-12.1

単走馬なり。道中で少し気負う面を見せていたのが気掛かりですけど、直線に向いてからはスムーズな形でWコースを駆け抜けていましたし、余力たっぷりの手応えでラスト1ハロンを12.1秒にまとめていますので、水準級のデキには仕上がっています。

 

8枠17番 カタナ(牡6歳 小野寺祐太 56kg)

12日(水):美浦W4ハロン54.6-40.1-13.0

単走馬なり。終い重点の軽い内容に留めていますので、時計が遅くなるのは致し方ない面もありますけど、脚さばきが重苦しく、速い脚が使えない状況でしたから、様子見程度の評価が妥当でしょう。

 

★京王杯スプリングカップ2021★

★追い切りランキング★

 

1位 カイザーミノル

(坂路単走で右肩上がりのラップ!気配上々!)

2位 トゥラヴェスーラ

3位 タイセイビジョン

4位 グルーヴィット

5位 エアアルマス

 

★京王杯スプリングカップ2021★

★予想オッズ★

 

①人気 タイセイビジョン  3.0倍

②人気 ラウダシオン    3.7倍

③人気 ミッキーブリランテ 5.1倍

④人気 トゥラヴェスーラ  7.6倍

⑤人気 グルーヴィット   10.8倍

 

★京王杯スプリングカップ2021★

★展開予想★

 

ベテランのセイウンコウセイが単騎逃げの形に持ち込みそうなメンバー構成ですけど、ダート戦で軽快な先行力を示してきたエアアルマス&イッツクールは先手争いに加わりそうですし、タイセイビジョン&ラウダシオンの上位人気勢も前々のポジションを確保してきそうな状況ですから、どの馬が逃げることになっても、極端な遅い流れにはならず、前半600m通過34秒前後の平均ペースを形成し、速い上がり3ハロンが要求される決め手比べに持ち込まれるのでは?と予想しています。

 

★京王杯スプリングカップ2021★

★追い切り後分析⇒注目馬★

 

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【●●●●●●●】

坂路単走の最終追い切りで終いの脚の加速力が際立っていたのはもちろん、抜群の気合い乗りでスパーリングを消化し、高いレベルのデキに仕上がってきたこの馬を本命に抜てきします。高速馬場での実績が乏しい分、強調材料に欠ける形になっていますけど、勝ち馬とほぼ同じポジショニングだった前走の直線で鋭い決め手を発揮していたように、近走の内容は悪くないですし、1週前追い切り(坂路4ハロン54.7-38.6-24.1-11.8)でも終い好時計をマークしていて、抜かりのない調整を施しているところもこの馬を推奨する理由になっています。