大阪杯2021予想【出走予定馬分析(後編)】1週前追い切り(コントレイルなど)情報!注目は2000mの重賞路線で安定しているアノ馬!適度に時計を要する馬場なら巻き返しも!
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— レッドアタックの競馬予想 (@red_keiba) March 28, 2021
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2021年4月4日(日)
阪神競馬11レース(15時40分発走)
第65回大阪杯(G1)
阪神芝2000m 4歳以上定量
★大阪杯2021★
★予想オッズ★
①人気 コントレイル 1.9倍
②人気 グランアレグリア 2.5倍
③人気 レイパパレ 8.0倍
④人気 サリオス 12.7倍
⑤人気 キセキ 26.6倍
★大阪杯2021★
★出走予定馬の顔ぶれ★
コントレイル
(牡4歳 父ディープインパクト・母ロードクロサイト)
前走:ジャパンカップ2着(東京芝2400m:2分23秒2)
無傷の7連勝で父ディープインパクト以来となる“無敗で牡馬クラシック三冠制覇”の大偉業を成し遂げた日本競馬界のエースが大阪杯で戦列復帰。前走のジャパンカップではアーモンドアイの圧倒的なパフォーマンスの前に屈する形でしたが、菊花賞激走の反動で調子が下降気味だった中でキッチリ2着を確保しているのですから、アーモンドアイがターフを去った状況であれば、この馬を最強格の筆頭としてピックアップするのが妥当かと思います。気になるのは休養明け初戦という点ですけど、坂路全体時計の自己ベストを更新した2週前追い切り(栗東坂路4ハロン50.1-37.2-24.7-12.6)に引き続き、キビキビとした脚さばきで3頭併せ最先着を果たした1週前追い切り(栗東CW6ハロン78.7-63.3-49.7-37.2-12.5)の内容を見る限り、調子を崩していた昨年のジャパンカップ時よりも順調に調整が進んでいますから、過剰人気確実な情勢でも軽くは扱えません。
サリオス
(牡4歳 父ハーツクライ・母サロミナ)
前走:マイルCS5着(阪神芝1600m:1分32秒4)
昨年の皐月賞&日本ダービーでいずれもコントレイルに次ぐ2着を確保している現4歳世代のNo.2。前走・マイルチャンピオンシップでは2番人気5着という案外な結果に終わり、キャリアで初めて連対を外してしまいましたが、17頭立て17番枠発走でロスの多い競馬を強いられていましたから、枠順の不利に泣いたマイルチャンピオンシップは度外視可能な内容、と割り切ることもできるかと思います。1週前追い切り(美浦W5ハロン65.2-50.7-37.6-12.0)は初コンビを組む松山弘平騎手を背に、2馬身ほど併走先着。年明け初戦になりますけど、動きの重苦しさはなく、素軽さ満点の脚さばきでWコースを駆け抜けていたので、最終追い切りでも水準以上の動きを見せた場合は評価を引き上げることも考えています。
ハッピーグリン
(牡6歳 父ローエングリン・母レディセラヴィ)
前走:京都記念11着(阪神芝2200m:2分15秒3)
ホッカイドウ競馬所属時代に出走した2018年のジャパンカップで2分22秒2という走破時計をマーク。蹄の疾病・蟻洞(ぎどう)を発症してしまい、昨シーズンは2回しか実戦を経験できず、もどかしい日々を過ごしていましたが、前走・京都記念で無事に戦列復帰を果たし、叩き2戦目で大阪杯にエントリーすることに。ただ、1週前追い切り(栗東坂路4ハロン52.7-37.9-24.8-12.6)でまずまずの時計を計測したものの、鞍上が促してからの反応が鈍く、迫力不足な内容だったので、レースを使いつつ調子が上がっていくことに期待したいです。
ブラヴァス
(牡5歳 父キングカメハメハ・母ヴィルシーナ)
前走:金鯱賞10着(中京芝2000m:2分03秒6)
元メジャーリーガーで“ハマの大魔神”の異名で知られた佐々木主浩オーナーの所有馬。昨夏のG3・新潟記念で強烈な決め手を繰り出し、待望の重賞初制覇を果たしています。休養明け初戦だった前走・金鯱賞はまさかのシンガリ負けを喫していますけど、緩い馬場の影響を強く受け、持ち味を発揮することすらできなかったので、良馬場でレース当日を迎えることができれば、変わり身が期待できますし、大阪杯が行われる阪神芝2000mで【1-2-0-0】(連対率100%)の好結果を残しているところも強調材料になりそう。1週前追い切り(栗東P6ハロン81.1-64.2-50.0-37.0-11.6)は単走でサラッと流す程度の軽い内容。強い負荷を掛けたわけではありませんけど、脚さばきが軽やかだったのはもちろん、道中の気合い乗りは前回の最終追い切り以上だったので、叩き2戦目で型通り状態が上向いています。
モズベッロ
(牡5歳 父ディープブリランテ・母ハーランズルビー)
前走:京都記念8着(阪神芝2200m:2分11秒2)
先週のG2・日経賞にも特別登録をしていましたが、日経賞の出走を取りやめ、強敵がそろう大阪杯の方に目標を切り替えてきました。昨夏のG1・宝塚記念で3着入線の実績があるように、阪神芝内回りコースで好走している点は魅力的ですし、楽な手応えでダイメイフジ(高松宮記念に出走)相手に併走同入に持ち込んだ1週前追い切り(栗東坂路4ハロン52.8-38.3-25.1-12.7)の内容も上々だったので、侮れない存在としてピックアップする必要がありますけど、最近はゲートの出がかなり悪くなっていますから、ゲート難の課題を克服できるのか…というところが最大のポイントになりそうです。
レイパパレ
(牝4歳 父ディープインパクト・母シェルズレイ)
前走:チャレンジC1着(阪神芝2000m:1分59秒9)
5戦5勝のキャリアで豪華メンバー集結の大阪杯へと駒を進めてきた新進気鋭のディープインパクト産駒。デアリングタクトが無敗の牝馬三冠を成し遂げた昨年のG1・秋華賞は除外されてしまいましたが、一流古馬との対戦となった前走・チャレンジカップでブラヴァス以下を寄せ付けない、鮮やかな先行抜け出しを決め、楽に重賞タイトルを奪取していますし、抜群の気合い乗りで坂路をグングン突き進んでいた1週前追い切り(栗東坂路4ハロン55.5-40.2-25.8-12.6)の内容もかなり良かったので、強敵相手でも見劣りしない存在として認識する必要がありますけど【●●●●●●●】状況ですから、案外な結果に終わる可能性も視野に入れておきたいです。
レイパパレの不安要素は
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ワグネリアン
(牡6歳 父ディープインパクト・母ミスアンコール)
前走:京都記念5着(阪神芝2200m:2分11秒1)
2018年のG1・日本ダービー優勝で、2019年の大阪杯でも3着を確保しています。古馬になってから伸び悩んでいる印象が強く、コントレイル&グランアレグリアという現役最強格がエントリーしている今回は厳しい戦いを強いられるかと思いますが、前回は喉の手術明け初戦で完調手前の状態でしたし、終いまでビッシリ追われた1週前追い切り(栗東CW7ハロン92.2-77.4-63.3-49.7-36.8-12.4)でハイラップを刻み、強い負荷を掛けている今回は一変があっても驚けない状況です。
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【●●●●●●●】
年明け初戦で調子がイマイチだった前回は大きく崩れてしまいましたが、昨夏のG2・札幌記念で上位争いを展開するなど、2000mの重賞で地力の高さを示しているこの馬を大阪杯事前展望<後編>のオススメ馬としてピックアップします。極端な道悪馬場になると、対応に苦労する面がありますけど、高速馬場で戦うよりも適度に時計を要する馬場の方が合うタイプですから、ロングラン開催の真っ只中で馬場が微妙に荒れている今の阪神芝コースはベストなのでは?と考えています。
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