天皇賞春2021予想【出走予定馬分析(前編)】1週前追い切り(アリストテレスなど)情報!注目は一気の距離延長で道中の追走がだいぶ楽になりそうなアノ伏兵!

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天皇賞春2021予想【出走予定馬分析(前編)】1週前追い切り(アリストテレスなど)情報!注目は一気の距離延長で道中の追走がだいぶ楽になりそうなアノ伏兵!

 

 

2021年5月2日(日)

阪神競馬11レース(15時40分発走

第163回天皇賞春(G1)

阪神芝3200m 4歳以上定量

 

★天皇賞春2021★

★予想オッズ★

 

①人気 ディープボンド   3.3倍

②人気 アリストテレス   3.9倍

③人気 カレンブーケドール 5.0倍

④人気 ワールドプレミア  7.6倍

⑤人気 オーソリティ    8.2倍

 

★天皇賞春2021★

★出走予定馬の顔ぶれ★

 

アリストテレス

(牡4歳 父エピファネイア・母ブルーダイヤモンド)

前走:阪神大賞典7着(阪神芝3000m:3分09秒5)

コントレイルが無敗の牡馬クラシック三冠制覇を目指した昨年のG1・菊花賞でコントレイル相手にクビ差まで接近し、評価を急上昇させた好素質馬。阪神芝コースでは4戦して未勝利という状況ですけど、2走前のG2・アメリカジョッキークラブカップ(中山芝2200m)で直線急坂コースを楽にクリアしていますので、阪神芝コースで続戦する点は特に気になりません。併せ馬を敢行した1週前追い切り(栗東CW6ハロン84.7-68.2-52.9-38.6-11.9)でラスト1ハロン11秒台のハイラップを叩き出し、高いレベルのデキを維持しているのは間違いないかと思いますが【●●●●●●●】ですから、脆い面を抱えた存在であることを認識した上で取捨判断する必要があります。

 

アリストテレスの不安要素は

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(現在2位)

 

ウインマリリン

(牝4歳 父スクリーンヒーロー・母コスモチェーロ)

前走:日経賞1着(中山芝2500m:2分33秒3)

1988年のメジロフルマー以来、33年ぶりに牝馬でG2・日経賞を優勝する、という快挙を成し遂げた徹底先行型。中距離が得意にしている割には気性が前向きなので、3200mへの距離延長はさすがに厳しいかと思いますが、皐月賞ジョッキー・横山武史騎手の手綱さばき次第では距離が持つ可能性も。1週前追い切り(美浦W5ハロン67.1-51.4-38.3-12.0)はNHKマイルカップで有力視されているシュネルマイスターとの併せ馬を敢行。馬なりの手応えだったシュネルマイスター相手に見劣っていましたけど、脚さばきはとても素軽かったので、状態面の不安はありません。

 

オーソリティ

(牡4歳 父オルフェーヴル・母ロザリンド)

前走:ダイヤモンドS2着(東京芝3400m:3分31秒2)

これまでにG2を2勝(青葉賞、アルゼンチン共和国杯)しているものの、G1の大舞台では苦戦(ホープフルS5着、有馬記念14着)が続いています。早め先頭から押し切りを図った前走・ダイヤモンドステークスはゴール板手前で脚色が鈍り、2着に敗れていますけど、ダイヤモンドステークスよりも距離が200m短縮されますので、前回並みかそれ以上のパフォーマンスを発揮する可能性があります。1週前追い切り(美浦W7ハロン98.2-82.5-67.0-52.2-38.6-12.3)は単走で終いを一杯に追い、強めの負荷を掛ける形に。関西圏への長距離輸送を控えていますから、最終追い切りは軽めの内容になるかもしれませんが、1週前追い切りの時点で鋭い末脚を繰り出していましたので、レース間隔が空いた中でも上々のデキに仕上がった、と判断したいです。

 

カレンブーケドール

(牝5歳 父ディープインパクト・母ソラリア)

前走:日経賞2着(中山芝2500m:2分33秒4)

1番人気に支持された前走・日経賞は中団やや前めのポジションからレースを進めたものの、先行抜け出しを図ったウインマリリンの粘りに屈し、通算6度目となる重賞2着という悔しい結果に終わっています。詰めの甘い面がある反面、舞台設定・相手関係不問で能力を発揮するタイプでもありますから、相手なりに走れる強みを活かしての好走があっても不思議ない状況です。1週前追い切り(美浦坂路4ハロン52.9-38.8-25.6-13.1)は青葉賞に出走するワンデイモアとの併せ馬を敢行し、併走同入。年下相手だったとはいえ、引っ張りっきりの手応えを保った状態でスパーリング相手を圧倒していましたから、年明け2戦目で型通り状態良化が見込めます。

 

ゴースト

(セ5歳 父ハーツクライ・母ガヴィオラ)

前走:阪神大賞典競走中止

2400m以上の長い距離で3勝を挙げていて、今回の天皇賞春で初のG1参戦を果たします。前走・阪神大賞典は心房細動発症で競走中止していますけど、1週前追い切り(栗東CW6ハロン77.8-63.7-50.4-37.7-12.6)で猛時計をマークしていますから、アクシデント明けでも順調に調整が進んでいる点は前向きに捉えたいです。ただ、スタミナ特化型の分、速い上がり勝負になると苦戦を強いられますので、極端に時計の掛かる馬場にならないと、厳しいかもしれません。

 

シロニイ

(牡7歳 父キングカメハメハ・母シラユキヒメ)

前走:阪神大賞典4着(阪神芝3000m:3分08秒9)

無敗の桜花賞馬・ソダシの近親にあたるタフネスホース。芝レースで勝ったことがないので、一気に相手関係が強化されるG1で即通用するとは思えないのですが、道中2番手のポジションから4着に粘り込んだ前走・阪神大賞典の内容を見る限り、レース当日を道悪馬場で迎えることができれば、ギリギリ3着に入り込む可能性も考えられますし、併走同入に持ち込んだ1週前追い切り(栗東坂路4ハロン53.0-38.6-25.1-12.6)の内容もまずまずでしたから、道悪になればなるほど好走確率が上がるタイプ、という風に認識しておく必要があります。

 

ジャコマル

(牡7歳 父ダノンシャンティ・母ピュアウィンク)

前走:日経賞5着(中山芝2500m:2分33秒9)

昨年末にようやく3勝クラスを突破し、3度目の重賞レース挑戦となった前走・日経賞ではスムーズな形でハナを奪い、5着に粘り込んでいます。直線が短い中山芝コースがベストのように思いますが、今年の天皇賞春は直線短めの阪神芝内回りコースになりますので、場替わり自体は問題なさそうです。単走の1週前追い切り(栗東CW6ハロン81.4-65.9-51.8-38.6-12.8)でも上々の時計をマークし、水準級のデキには仕上がっていますけど、これまでよりもはるかに相手関係が強化されている点は大幅な減点材料ですから、強敵相手にどこまで戦えるのか…という腕試し的な意味合いが濃い一戦になりそうです。

 

ディアスティマ

(牡4歳 父ディープインパクト・母スウィートリーズン)

前走:松籟S1着(阪神芝3200m:3分14秒9)

メンバー中唯一阪神芝3200mで勝ち鞍がある徹底先行型。4歳馬ということもあり、キャリア9戦で場数を踏んでいないところはもちろん、完成途上の段階だったとはいえ、昨春のG2・青葉賞でシンガリ負け(18着)を喫しているように、重賞で通用するメドが立っていない状況なのは減点材料になるかと思います。併せ馬を敢行した1週前追い切り(栗東坂路4ハロン54.1-39.7-26.0-12.8)はラスト2ハロンで26.0秒の時計を要していますけど、ステイヤー型のディープインパクト産駒なので、終いの反応が鈍くなるのは致し方ない面がありますし、マイペースの単騎逃げに持ち込むことができれば、懸命の粘りを見せる可能性も。

 

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(現在2位)

 

【●●●●●●●】

終い重点の内容だった1週前追い切り(コース5ハロン66.1-51.6-38.0-12.3)で元気いっぱいに跳びの大きなフットワークを繰り出していただけでなく、終いの反応も抜群だったこの馬を天皇賞春事前展望<前編>のオススメ馬としてピックアップします。近走で見せ場を作れていない状況ですけど、3000m以下のレースだと追走に苦労する形が続いていますので、3000m以上の長距離で道中の追走に余裕が出そうな点はプラスですし、上がりを要する形に持ち込むことができれば、一線級相手でも見劣りしない走りを見せてくれるのでは?と期待しています。