小倉大賞典2020予想【追い切り後分析】追い切り(コース)で休み明けの不安払拭する迫力十分な動き披露したアノ馬に◎!タフな馬場得意で今の小倉芝コースも合うはず!

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小倉大賞典2020予想【追い切り後分析】追い切り(コース)で休み明けの不安払拭する迫力十分な動き披露したアノ馬に◎!タフな馬場得意で今の小倉芝コースも合うはず!

 

2020年2月23日(日)

小倉競馬11レース(15時20分発走

第54回小倉大賞典(G3)

小倉芝1800m 4歳以上ハンデ

 

★小倉大賞典2020★

★追い切り情報★

 

※追い切り時計

内容はJRA-VANの調教動画提供サービスやスポーツ新聞から抜粋

 

1枠1番 アロハリリー(牝5歳 中谷雄太 54kg)

18日(火):栗東坂路4ハロン51.8-37.5-24.4-12.0

火曜日に最終追い切りを済ませていますので、最終追い切りの動きを動画で確認する事はできなかったのですが、1週前追い切り(栗東坂路4ハロン51.9-37.3-24.4-12.1)に引き続いて、2週連続で4ハロン51秒台の好時計をマークしていますから、高いレベルのデキを維持しているのは間違いないでしょう。

 

2枠2番 カデナ(牡6歳 鮫島克駿 57kg)

19日(水):栗東坂路4ハロン53.4-37.6-24.6-12.4

坂路単走追い。年明け2戦目になりますので、前走を叩いての上積みに期待したいところですが、ラスト1ハロンで12.4秒というまずまずの時計をマークしているとはいえ、【終いの反応が鈍くスピード感を欠いた寂しい動きに留まった最終追い切り】の内容を見る限り、良化途上の状態から抜け出せていない現状を考えると、大きな変わり身を期待するのは難しいのでは?と勘繰っています。

 

カデナの不安要素は

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(2位くらい)

 

3枠3番 テリトーリアル(牡6歳 藤岡康太 56kg)

19日(水):栗東坂路4ハロン53.9-39.2-25.2-12.4

坂路単走追い。鞍上が仕掛けたところで少しフラつくような面こそありましたが、追われてから嫌がる素振りを見せるのはいつもの事なので、特に気にする必要はありませんし、エンジンが掛かってからのノビは目を見張るものがありましたから、人気薄の立場で3着を確保した前走・中山金杯時のデキをキープした状態で小倉大賞典当日を迎える事ができるのでは?と考えています。

 

3枠4番 レイホーロマンス(牝7歳 松若風馬 51kg)

19日(水):栗東坂路4ハロン54.8-38.8-24.7-12.3

坂路単走追い。昨秋からコンスタントにレースを使っていますけど、終い重点の内容でありながら、キビキビとしたフットワークで坂路を一気に駆け上がった最終追い切りの動きを見る限り、使い詰めによる疲労を心配する必要はないかと思います。不器用な脚質の分、レースの展開に左右されてしまいますが、タフな今の小倉芝コースはバッチリですし、前走(愛知杯3着)の内容をフロック視するのは危険だと考えています。

 

4枠5番 サイモンラムセス(牡10歳 小牧太 53kg)

19日(水):栗東坂路4ハロン57.7-42.0-27.4-13.2

坂路単走追い。昨年の小倉大賞典で見せ場たっぷりの3着に粘り込んでいる明け10歳のベテランホースですけど、最終追い切りでは力感を欠いた迫力不足の動きに留まっていますので、1年前の再現を期待するのは難しいかもしれません。

 

4枠6番 ヴェロックス(牡4歳 川田将雅 57kg)

19日(水):栗東CW6ハロン83.0-66.9-51.7-38.4-11.6

3頭併せの最内から併走馬2頭を追いかける形になり、余力たっぷりの手応えを保ったまま、3頭併せ最先着を果たしました。持久力勝負になった前走・有馬記念8着からひと息入れての実戦になりますけど、道中で気負う面を見せず、リラックスした状態でCWコースを駆け抜けていった最終追い切りの内容を見る限り、85%~90%程度のデキには仕上がっているのかな?という印象です。2400m以上のレースだと終いの脚が鈍っていたので、1800mへの距離短縮はプラスに働きそうですし、良化途上の状態でも軽くは扱えません。

 

5枠7番 ナイトオブナイツ(牡7歳 丹内祐次 56kg)

19日(水):栗東CW6ハロン82.4-67.2-52.9-39.2-12.0

2018年7月のオープン特別・巴賞1着以降、勝ち星から遠ざかっている状況で、ハンデ56kgを背負うのはやや可哀想な感じもしますけど、単走で行われたCWコースの最終追い切りでは素軽いフットワークを披露し、好調さをアピールしていましたから、差し・追い込みが決まる流れになれば、上位争いに割って入る可能性も十分あるのでは?と考えています。

 

5枠8番 アンノートル(牡6歳 柴田大知 54kg)

20日(木):栗東坂路4ハロン53.3-38.5-24.6-12.1

2週前追い切り(美浦坂路4ハロン51.8-37.5-24.5-12.2)を美浦トレセンで済ませた後に栗東トレセンへと移動し、1週前追い切り(栗東坂路4ハロン51.1-36.8-24.1-12.1)で水準以上の時計を出しておいて、併せ馬の最終追い切りを終い重点の軽い内容に留める、という理想的な調教パターン。力強いフットワークで坂路を駆け上がっていましたし、時計の掛かる馬場で良績を重ねてきたので、時計の掛かる今の小倉芝コースはピッタリだと思います。

 

6枠9番 エメラルファイト(牡4歳 石川裕紀人 56kg)

19日(水):小倉ダート5ハロン71.1-55.8-40.6-12.8

長距離輸送による負の影響を避けるため、事前に小倉競馬場に入厩していて、最終追い切りは小倉ダート単走という形に。終い重点の軽い内容に留めていますけど、道中で気負う面を見せる事なく、素軽いフットワークでダートコースを駆け抜けていましたから、状態面の不安はありませんし、スパッとキレる脚を使うタイプではなく、じわじわと脚を伸ばす持久力勝負特化型なので、時計の掛かる今の小倉芝コースがピッタリなこの馬が不振続きにピリオドを打つ可能性も十分あるかと思います。

 

6枠10番 アウトライアーズ(牡6歳 丸田恭介 54kg)

19日(水):栗東坂路4ハロン52.7-37.9-24.6-12.5

2月初旬から栗東トレセンに入厩している関東馬で、最終追い切りは坂路単走の形に。軽やかなフットワークで坂路を駆け上がっていたので、高いレベルのデキを維持しているのは間違いないかと思いますが、終始頭の位置が高く、前向きすぎる気持ちを制御するのがやっと…という状況でしたから、レース当日のパドックでテンションが上がり過ぎていた場合は評価を下げる必要があります。

 

7枠11番 タニノフランケル(牡5歳 吉田隼人 55kg)

19日(水):栗東坂路4ハロン55.1-39.2-24.8-12.3

5歳2勝クラス・シティーポップとの併せ馬を敢行し、併走同入。19日の栗東坂路は速い時計がバンバン出ていましたから、4ハロン55.1秒の全体時計はやや物足りませんけど、右肩上がりのラップを刻んだ点は好感が持てますし、鞍上が促してからの反応もまずまずだったので、水準以上のデキには仕上がっているかと思います。

 

7枠12番 ドゥオーモ(牡7歳 勝浦正樹 52kg)

※連闘のため、速い追い切り時計なし

 

8枠13番 ジナンボー(牡5歳 シュタルケ 55kg)

19日(水):小倉芝5ハロン68.7-53.6-39.3-12.2

事前に小倉競馬場へと入厩していて、最終追い切りは芝コース単走追いという形に。約3ヶ月の休養明け初戦ですけど、小倉競馬場に先入れした影響もあってか、腹回りはスッキリ仕上がっていましたので、レース間隔が空いているからという理由で評価を下げるのは危険ですし、父ディープインパクト・母アパパネの“超良血”の看板にそぐわないスピード感あふれる動きで芝コースを疾走していましたから、高いレベルのデキを維持しているのは間違いないでしょう。

 

8枠14番 ランスオブプラーナ(牡4歳 横山武史 55kg)

19日(水):栗東CW6ハロン80.9-64.6-49.9-37.2-12.1

※追い切り動画が公開されていないため、解説は省略

 

★小倉大賞典2020★

★追い切りランキング★

 

1位 エメラルファイト

(小倉に事前入厩!気負う面見せず、好気配!)

2位 ジナンボー

3位 レイホーロマンス

4位 ヴェロックス

5位 ナイトオブナイツ

 

★小倉大賞典2020★

★予想オッズ★

 

①人気 ヴェロックス   1.7倍

②人気 ジナンボー    4.0倍

③人気 エメラルファイト 5.9倍

④人気 テリトーリアル  10.6倍

⑤人気 カデナ      13.7倍

 

★小倉大賞典2020★

★展開予想★

 

1年前の皐月賞で先手を奪ったランスオブプラーナが速力上位の存在ですけど、アロハリリー、サイモンラムセス、ジナンボー、タニノフランケルなど、ハナに行ける先行力を持ち合わせていますので、どの馬が逃げる事になっても、極端な遅い流れにはならず、前半1000m通過58秒台~59秒台前半の平均やや速めのペースを形成するのでは?と予想しています。6週間12日というロングラン開催の最終日に行われるレースですから、荒れた馬場の内めを避けるケースが目立った先週同様に、馬場の外めから差し込んでくる馬の台頭に警戒したいです。

 

★小倉大賞典2020★

★追い切り後分析/注目馬★

 

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(2位くらい)

 

【◎ジナンボー】

相手関係が悪かっただけでなく、距離も長すぎた前走の負けは度外視可能のこの馬を本命に抜てきします。左回りコースを中心に使ってきましたが、右回りの中山芝コースでも勝ち鞍があるので、コース替わりの要素を気にかける必要はありませんし、不良馬場だった3走前の条件戦で他馬を圧倒していたように、タフな馬場でパフォーマンスを上げるタイプですから、連続開催で極端に馬場が荒れている今の小倉芝コースにも対応できるはず!最終追い切りでも休養明け初戦の不安を払拭するド迫力な動きを披露していましたので、万全な仕上がりで臨める今回、待望の重賞初制覇を決めてくれるのでは?と期待しています。