2018年 重賞レース◎32戦27勝!
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2018年5月19日(土)
京都競馬11レース(15時35分発走)
第25回 平安ステークス(G3)
京都ダート1900m 4歳以上別定
《平安ステークスのレース展望》
3回京都競馬9日目のメインレースは初夏の大一番となっている地方交流GⅠ・帝王賞の行方を占う重要な一戦・平安ステークス!2012年までは1月末のシーズンに開催されていたレースなのですが、2013年から中京競馬場で行われるGⅡ・東海ステークスと開催時期が入れ替わる形になっています。昨年は重賞初挑戦という立場でありながら、単勝オッズ2.5倍の1番人気に支持されたグレイトパールがクリソライト以下を完封する、という強い勝ちっぷりを披露し、初の重賞タイトルを獲得しています。今年の顔ぶれを見てみると、スマートボーイ(2002年・2003年)以来となる平安ステークス連覇の期待が懸かるグレイトパールのほか、昨年末のGⅠ・チャンピオンズカップで2着を確保したテイエムジンソク、ダート中距離の安定株であるミツバ、など例年以上に濃いメンバーがそろっていますので、帝王賞の前哨戦にふさわしい好レースを見せてくれるのでは?と期待しています。
《予想オッズ》
①人気 グレイトパール 1.6倍
②人気 テイエムジンソク 3.0倍
③人気 サンライズソア 7.4倍
④人気 ミツバ 10.3倍
⑤人気 クインズサターン 15.7倍
⑥人気 ハイランドピーク 16.1倍
⑦人気 ナムラアラシ 25.4倍
⑧人気 ユラノト 30.6倍
⑨人気 メイショウスミトモ 35.9倍
⑩人気 クイーンマンボ 41.2倍
《出走予定馬分析》
🐎クインズサターン
2走前のGⅢ・マーチステークスで2着を確保したほか、差し馬にとって不向きの不良馬場になった前走のGⅢ・アンタレスステークスでも3着に食い込むなど、1800mのダート重賞で安定した成績を残している5歳のパイロ産駒。器用なレースができないタイプですので、どうしてもレース展開に左右されてしまうのですが、差し・追い込み脚質向きのレース展開になれば、突き抜けても不思議ない実力を持っています。また、1900mを走るのは初めてになりますけど、道中の折り合いに不安があるタイプではありませんから、距離延長で新味が出る可能性も十分あります。
🐎グレイトパール
1年前の平安ステークスで2着・クリソライト相手に0.7秒の大差をつけ、重賞初制覇を果たしたものの、平安ステークス後に骨折が判明し、約11ヶ月の長期離脱を余儀なくされましたが、最終追い切りの動きが緩慢で、余裕残しの状態だった前走のGⅢ・アンタレスステークスで復活Vを果たし、健在っぷりをアピールした5歳のキングカメハメハ産駒。アンタレスステークス激走の反動が気になるところですから、最終追い切りの動きの良し悪しをしっかりチェックする必要がありますけど、今回のメンバーに入れば抜きん出た実力があるのは明らかですので、過剰人気必至の状況でも無視する事はできません。
🐎サンライズソア
54kgの軽い斤量に恵まれた2走前のGⅢ・名古屋大賞典で重賞初制覇を果たしているほか、GⅠ・ジャパンダートダービー2着やGⅢ・武蔵野ステークス2着など、ハイレベルな重賞レースで好結果を残している4歳のシンボリクリスエス産駒。前走のOP・ブリリアントステークスは1番人気14着という案外な結果に終わっていますけど、スタートで後手を踏んでしまい、道中の位置取りが悪くなってしまった事が大きな敗因ですから、五分以上のスタートを切る事ができれば、前走大敗からの変わり身を見せる可能性があります。
🐎テイエムジンソク
GⅢ・みやこステークスとGⅡ・東海ステークスを制しているほか、3走前のGⅠ・チャンピオンズカップではゴールドドリームに次ぐ2着を確保するなど、ダート中距離路線で常に上位争いを繰り広げている6歳のクロフネ産駒。前走のGⅠ・フェブラリーステークスは2番人気12着という厳しい結果に終わっていますけど、1600mという距離が短すぎたのはもちろん、先行馬不利のハイペースになった事が大きな敗因ですので、1900mへの距離延長となる今回は前走大敗からの変わり身が期待できると考えています。あとは2017年1月の1600万下・初夢ステークスで完敗を喫して以来の再戦となるグレイトパールとの力差が埋まっているのかどうか、というところに尽きるのではないでしょうか。
🐎ミツバ
昨夏のGⅢ・マーキュリーカップで重賞初制覇を果たしているほか、昨年11月のGⅠ・JBCクラシックで3着に入るなど、GⅠでも上位争いをした経験を持つ6歳のカネヒキリ産駒。小回りコースへの対応が不安視された2走前のGⅢ・名古屋大賞典で2着に入り、時計の速い馬場への適性が不安視された前走のGⅢ・アンタレスステークスでも2着、と不安要素を抱えた近走でしっかりと結果を出している状況ですので、今回もスムーズな競馬ができれば、馬券圏内に食い込んでくるのでは?と考えています。ただし、1600万下の京都ダート中距離戦で3着以下に敗れているように、京都ダートコースでの好走歴が少ない、という点が引っ掛かりますから、近走よりもパフォーマンスを落とす可能性がある事も頭の片隅に入れておく必要があります。
《出走予定から見るオススメ馬》
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紹介文冒頭「」にて公開中(3位くらい)
平安ステークスと同コースのレース(1600万下・初夢ステークス)でグレイトパール相手に0.3秒差2着という結果こそあるものの、1800m付近の重賞レースで目覚ましい活躍を見せているこの馬であれば、グレイトパールに一泡吹かせる場面があっても驚けないのでは?と考え、平安ステークスのオススメ馬として取り上げる事にしました。京都ダートコースでは5勝・2着3回という好結果を残していますし、1900mに距離が伸びる点も全く問題ありませんから、最終追い切りで休養明け初戦の影響を感じさせない動きを見せてくれれば、グレイトパールを打ち負かす事になっても不思議ないと思います。
2018年 重賞レース◎32戦27勝!
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2017/05/20 第24回 平安ステークス(G3)
優勝馬 🐎グレイトパール