おすすめ軸馬 175戦143勝(143-16-5-11)
勝率81.7％馬券圏内率93.7％
気になる軸馬 204戦159勝(159-20-11-14)
勝率77.9％馬券圏内率93.1％
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2019年3月23日（土）
中山競馬11レース（15時45分発走）
第67回日経賞（G2）
中山芝2500m 4歳以上別定
《日経賞2019》
《予想オッズ》
①人気 エタリオウ 2.3倍
②人気 ルックトゥワイス 4.0倍
③人気 メイショウテッコン 5.7倍
④人気 ゴーフォザサミット 7.8倍
⑤人気 サクラアンプルール 11.4倍
《日経賞2019》
《出走予定馬分析》
エタリオウ
（牡4歳 父ステイゴールド・母ホットチャチャ）
キャリア9戦で1勝・2着6回という戦績が示す通り、相手なりに走る面を見せる一方、肝心な場面で詰めの甘さを露呈してしまい、あと一歩のところで勝ち星を逃す、というもどかしい状況が続いていますけど、前走のG1・菊花賞（京都芝3000m：3分06秒1）は勝ったフィエールマン相手にハナ差2着という胸を張れる成績を残しているように、G2の相手関係であれば力上位なのは明らかですから、年明け初戦の日経賞で“シルバーコレクター”というありがたくない称号を返上して、悲願の重賞初制覇を決める可能性も十分あるのでは？と考えています。僅差2着の惜しい結果に終わった菊花賞では、勝負どころで馬群の外を回り、コースロスが大きな競馬を強いられたエタリオウに対し、勝ったフィエールマンは馬群の内々で脚を溜め、直線でもスムーズに進路を確保する、という恵まれた展開になっていましたので、完璧な立ち回りを見せたフィエールマンよりも道中でややスムーズさを欠く形になったエタリオウの方が能力上位、という風に解釈する事もできますし、ノーザンファーム出身馬はレース間隔が空いている中でも牧場でしっかりと乗り込んできますから、約5ヶ月ぶりの実戦という楽観視できない状況でも水準以上のデキには仕上げてくる可能性が高いと思います。取捨選択のポイントは初めて中山芝コースを走る、というところの判断でしょう。上がり3ハロン33.5秒の末脚を繰り出したG1・日本ダービー（東京芝2400m；2分23秒8）で4着（勝ったワグネリアンから0.2秒差）を確保していますので、関東圏への長距離輸送を挟む形になっても実力を発揮してくれるかと思うのですが、勝負どころでのエンジンの掛かりが遅いタイプなので、直線が短く、道中の立ち回りの上手さが要求される中山芝コースへのコース替わりでパフォーマンスを落とす可能性も考慮しておきたいです。
カフェブリッツ
（牡6歳 父マンハッタンカフェ・母カフェララルー）
デビューから一貫してダート戦を使ってきた馬で、ダートの中距離戦で4勝を挙げ、オープンクラスへの昇級を果たしています（後にクラス編成で1600万下条件に降級）けど、初めて芝コースに参戦した3走前の1600万下・逆瀬川ステークス（阪神芝1800m；1分45秒8）で2着馬に0.3秒差の圧勝を決め、芝コースへの適性の高さを示すと、重賞レース初出走となった前走のG3・ダイヤモンドステークス（東京芝3400m：3分32秒1）で勝ったユーキャンスマイルから0.6秒差の3着を確保し、重賞レースで通用するメドを立てています。前走のダイヤモンドステークスは勝ち馬・ユーキャンスマイル以外の馬は“どんぐりの背比べ”状態だったので、ダイヤモンドステークス時よりも相手関係が強化される日経賞で即通用する、という風に解釈するのは無理があるかもしれません。ただ、3400mの前走はラスト1ハロンあたりで脚が鈍るような形になっていましたから、3400mの前走から900mの距離短縮は歓迎材料になりそうですし、昨年11月から1ヶ月に1走のペースで実戦を使ってきて、1戦ごとに状態が上向いている印象もありますので、前走並みの結果を残す事になっても全く驚けないと思います。
ゴーフォザサミット
（牡4歳 父ハーツクライ・母ラグジャリー）
2018年4月のG2・青葉賞（東京芝2400m：2分24秒4）でエタリオウ相手に2馬身差の快勝を決めている美浦・藤沢和雄厩舎の管理馬。近2走（G2・札幌記念7着、G2・神戸新聞杯8着）の内容がイマイチですし、今回は約半年ぶりの休養明け初戦になりますので、1番人気確実なエタリオウに勝った実績があるとはいえ、強気には推しづらい状況です。ただ、古馬になってから本格化したショウナンマイティ（2011年G1・安田記念2着など）の半弟という“晩成型”傾向の強い血統背景の持ち主なので、久々の実戦となる日経賞を叩いた後のレースで晩成型らしい成長が見られるのかどうか、というところを見極めていきたいです。
サクラアンプルール
（牡8歳 父キングカメハメハ・母サクラメガ）
1年前の日経賞で3着（勝ったガンコから0.2秒差）に健闘していますけど、芝1800m～芝2200mの中距離が得意な一方、芝2500mという距離は微妙に長いタイプなので、コースロスを極力少なくして、スタミナ切れを起こさないようなレース運びができれば、1年前と同程度の走りを見せても不思議ない存在だと考えています。年明け初戦のG2・アメリカジョッキークラブカップ（中山芝2200m：2分14秒3）で5着（勝ったシャケトラから0.6秒差）を確保しているように、明け8歳になる状況でも急激に衰えた、という感じには見えませんし、最終追い切りの動き次第では評価を上げる事も視野に入れています。
ルックトゥワイス
（牡6歳 父ステイゴールド・母エスユーエフシー）
負け残りの展開に泣いた3走前のG2・アルゼンチン共和国杯（東京芝2500m：2分34秒2）で2番人気8着（勝ったパフォーマプロミスから0.5秒差）に凡退しているものの、前走のG2・日経新春杯（京都芝2400m：2分26秒3）で勝ったグローリーヴェイズ相手に半馬身差2着という好結果を残し、重賞レースで通用するメドを立てている明け6歳の上がり馬ですから、明け4歳の強敵がそろった日経賞でも上位争いが期待できる存在、という風に解釈しています。キャリア5勝のうち4勝を左回りコースで挙げている“サウスポー”ではありますが、2走前の1600万下・グレイトフルステークス（中山芝2500m：2分32秒7）で2着馬に3馬身差の圧勝を決めているように、中山芝2500mへのコース替わりも全く問題ないですし、いつもよりも馬場が荒れてきている今の中山芝コースもバッチリ合うはずなので、差し・追い込み脚質が台頭する流れになれば、1番人気・エタリオウに迫る走りを見せる可能性も十分あると思います。
メイショウテッコン
（牡4歳 父マンハッタンカフェ・母エーシンベロシティ）
トップハンデ（56kg）を課された昨夏のG3・ラジオNIKKEI賞（福島芝1800m：1分46秒1）で4角3番手からの先行押し切り勝ちを決め、重賞タイトルを奪取。前走のG2・日経新春杯（京都芝2400m：2分27秒1）で勝ったグローリーヴェイズから0.9秒差の9着に凡退していますけど、デビュー以来最高の馬体重（508kg）で余裕残しの状態だっただけでなく、スタートで後手を踏んでしまい、後方のポジションからのレース運びを強いられた事が前走大敗の要因ですから、スタートを五分に決める事ができれば、悔しい結果に終わった前走からの巻き返しがあっても驚けないのでは？と考えています。叩き2戦目で状態の上積みが見込める点もプラスですし、直線が短い中山芝コースへのコース替わりも歓迎なので、前走以上に買い材料がそろった今回こそは…という気持ちがある一方、いつもパドックで過剰にイレ込んでしまう気難しい馬ですから【関東圏への長距離輸送】を無事にクリアできるのかどうか、というところが勝負の分かれ目になりそうです。
叩き2戦目の変わり身に期待したい
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《日経賞2019》
《出走予定馬分析から見るオススメ馬》
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【◎ブラックバゴ】
後方のポジションから追い込んでくるタイプなので、差し・追い込み脚質向きの流れになれば…という条件こそついてきますけど、2走前のG3・中山金杯でメンバー中最速タイの上がり3ハロン（34.8秒）をマークしているこの馬を週初め段階のオススメ馬としてピックアップします。芝2500mの距離を走るのは初めてになりますが、道中の折り合いに不安のあるタイプではありませんし、距離延長で道中の追走が楽になりそうなところもプラスに働くはずですから、近走以上に買い要素満載の日経賞での変わり身に期待したいです。
おすすめ軸馬 175戦143勝(143-16-5-11)
勝率81.7％馬券圏内率93.7％
気になる軸馬 204戦159勝(159-20-11-14)
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