【最終予想】成績まとめ

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いつもご愛顧いただき、ありがとうございます!今回は2018年2月初旬から七夕賞週(2018/7/8)までの間に、【追い切り後分析】のコーナーでご紹介した本命馬の成績を振り返ります!追い切りの動きの良し悪しを参考に、様々な馬を1着予想として推奨してきましたが、どのような成績を残しているのでしょうか…。

 

《東京新聞杯》

 

🐎サトノアレス ⇒ 2着(5番人気:8.9倍)

 

後方待機から直線で馬群の内に切れ込み、上がり3ハロン最速(33.3秒)の末脚を繰り出したものの、先に抜け出していたリスグラシューを交わすところまではいかず、2着どまりという内容でした。美浦Wコースの最終追い切りで古馬を煽っていたので、かなりの自信があったのですが、勝ち切る事ができず、悔しい結果に終わってしまいました。

 

《きさらぎ賞》

 

🐎サトノフェイバー ⇒ 1着(4番人気:6.9倍)

 

圧倒的1番人気・ダノンマジェスティのレース運びに注目が集まる中、人気の盲点になっていたサトノフェイバーがマイペースの単騎逃げに持ち込み、そのまま粘り込む、という強い勝ちっぷりで重賞タイトルを奪取しました。デビュー前から追い切りで凄い動きを見せていた馬でしたから、振り返ってみれば勝って当然、という存在でしたけど、きさらぎ賞後に右前剥離骨折が判明し、長期休養を余儀なくされています…。

 


2018/2/4 京都11R 第58回 きさらぎ賞(G3)

優勝馬 🐎サトノフェイバー

 

《共同通信杯》

 

🐎オウケンムーン ⇒ 1着(6番人気:13.6倍)

 

前2走の内容が良かったにも関わらず、なぜか人気を集めなかったオウケンブルースリ産駒・オウケンムーンが早め先頭の積極策からサトノソルタス以下を完封!この馬は追い切りで速い時計を出せないので、追い切り動画で動きの良し悪しをチェックする必要がありますから、今後も当ブログで時計だけでは分からないオウケンムーンの追い切り内容を分かりやすく解説していきますから、本命に抜てきした時は調子がかなり良い、という風に解釈してくださいね。

 


2018/2/11 東京11R 第52回 共同通信杯(G3)

優勝馬 🐎オウケンムーン

 

《クイーンカップ》

 

🐎テトラドラクマ ⇒ 1着(3番人気:5.6倍)

 

桜花賞を制したアーモンドアイや阪神ジュベナイルフィリーズで3着に入ったマウレアといったあたりが3歳牝馬関東勢のエース格として活躍していますけど、追い切りの動きだけならテトラドラクマが同じ3歳牝馬関東勢の中でも群を抜いています。クイーンカップはハイラップを刻みながら最後まで脚を残す、というこの馬が追い切りで見せる動きを再現した形になりましたし、今後も追い切りで良い動きを見せた時は迷わず◎を打ちたいと思います。

 


2018/2/12 東京11R 第53回 クイーンC(G3)

優勝馬 🐎テトラドラクマ

 

《京都記念》

 

🐎クリンチャー ⇒ 1着(4番人気:10.5倍)

 

追い切りに詳しい予想家であれば、今年の京都記念はクリンチャー本命以外考えられない、というくらい、素晴らしい動きを最終追い切りで披露していましたので、追い切りで鉄板級の動きを見せていたこの馬が単勝10倍以上ついたのはかなり美味しかったです。次走の阪神大賞典で凡退しましたけど、京都記念時よりも追い切りの動きがやや緩慢だった事が敗因ですから、京都記念時と同等の動きを最終追い切りで見せた時に今一度狙いたいです。

 


2018/2/11 京都11R 第111回 京都記念(G2)

優勝馬 🐎クリンチャー

 

《ダイヤモンドステークス》

 

🐎ホウオウドリーム ⇒ 7着(2番人気:4.7倍)

 

重賞での実績がないのに2番人気に支持されていた時点で嫌な予感がしていました。追い切りの動きは申し分なかったのですが、さすがに3400mの距離は長すぎたようです。次走の御堂筋ステークスで圧巻の差し切り勝ちを決めているように、2400m前後の距離がベストですし、東京芝コースも得意にしていますので、日本ダービー当日の最終レースに組まれているGⅡ・目黒記念に出てきた時は高い評価を与えるつもりでいます。

 

《京都牝馬ステークス》

 

🐎デアレガーロ ⇒ 2着(4番人気:5.2倍)

 

直線半ばのあたりでは「差し切った!」と思ったのですが、勝ったミスパンテールの決め手が一枚上手でしたね…。でも、初の関西圏でのレースで好結果を残せた事は大きな収穫になっているはずですし、ミスパンテールがその後の阪神牝馬ステークスを勝っているように、今回は相手が強すぎた一戦でもありますので、相手関係次第では近いうちに重賞タイトルを奪取する可能性も十分あると思います。

 

《フェブラリーステークス》

 

🐎ノンコノユメ ⇒ 1着(4番人気:10.7倍)

 

京都記念のクリンチャー同様、この馬も今年に入ってから追い切りの動きが格段に良くなっていましたので、根岸ステークスの勝ちはフロックではない、と考えていましたし、ゴールドドリーム相手でも好勝負に持ち込める!と判断して本命に抜てきした結果、見事勝ち切ってくれました。2018年最初のJRA・GⅠを的中できた事もあって、強く印象に残っているレースです。

 


2018/2/18 東京11R 第35回 フェブラリーS(G1)

優勝馬 🐎ノンコノユメ

 

《中山記念》

 

🐎ウインブライト ⇒ 1着(2番人気:5.3倍)

 

ペルシアンナイトやヴィブロス、アエロリットといったGⅠホースがいた中、2番人気に支持されたのは驚きましたけど、上位人気に支持される事が納得できるくらい、最終追い切りの動きが良かったので、デキの良さでGⅠホースたちを打ち負かした、というレースになりますね。ウインブライトは3歳夏あたりから急激に追い切りで動くようになっていますから、今後もこの馬が得意にしている小回りコースの重賞レースで好結果を残してくれる事でしょう。

 


2018/2/25 中山11R 第92回 中山記念(G2)

優勝馬 🐎ウインブライト

 

《阪急杯》

 

🐎ディバインコード ⇒ 8着(4番人気:12.0倍)

 

このレースは最終追い切りで良い動きを見せていた馬が多く、どの馬を本命にすべきか、というところを悩み抜いた結果、ディバインコード本命という結論に至り、見事撃沈しました…。勝ったダイアナヘイローは最終追い切りの動きがイマイチに見えたのですが、マイペースの逃げを打ち、そのまま逃げ切っていますので、ダイアナヘイローのデキの良さを追い切りで見抜けなかったのが痛恨でした。

 

《オーシャンステークス》

 

🐎レーヌミノル ⇒ 6着(3番人気:5.1倍)

 

負け惜しみになってしまいますけど、このレースはレーヌミノルで鉄板!と言い張りたくなるくらい、レーヌミノルが最終追い切りで抜群の動きを見せていました。でも、最終追い切りで見せていたようなスピード感あふれる走りを実戦で披露する事ができず、大した見せ場を作れないまま凡退してしまいました…。桜花賞を勝っていますが、本質的には直線平坦コースが合っていると思うので、今夏のサマースプリントシリーズに出てきた時は今一度狙いたいです。

 

《チューリップ賞》

 

🐎リリーノーブル ⇒ 3着(2番人気:2.9倍)

 

ラッキーライラックが断然の存在になっている中、最終追い切りで過去最高級の動きを見せていたリリーノーブルの逆転に期待したものの、返り討ちに遭ってしまいました…。桜花賞でもラッキーライラックには敵わなかったですし、道中の折り合いに不安がある馬なので、2400mのオークスでラッキーライラックを逆転するのは難しいと思います。でも、もっと相手が弱くなるレースであれば、主役を張ってもおかしくない逸材ですので、相手弱化の一戦で狙い打ちしたいです。

 

《弥生賞》

 

🐎ジャンダルム ⇒ 3着(4番人気:8.0倍)

 

ダノンプレミアム・ワグネリアン・オブセッションの3強状態の中、最終追い切りで機敏な動きを見せたジャンダルムで勝負したものの、ダノンプレミアムとワグネリアンの壁は厚かったです…。弥生賞以上に最終追い切りの動きが良かった皐月賞でも凡退していますので、1600m以下の短距離戦に出てきた時がこの馬の最大の買い時になるのでは?と考えています。

 

《中山牝馬ステークス》

 

🐎フロンテアクイーン ⇒ 2着(2番人気:5.5倍)

 

このレースで2着に敗れた事で、通算4度目の重賞レース2着という結果に終わってしまいました…。キャリアを積み重ねるにつれて、追い切りの動きが良化している馬ですから、更なる伸びしろが期待できますし、いつ重賞を勝ってもおかしくないくらいの実績を既に残していますので、今後も懲りずにこの馬の単勝を買い続けたいです。

 

《フィリーズレビュー》

 

🐎リバティハイツ ⇒ 1着(8番人気:22.3倍)

 

POGでも人気を集めた超良血馬だったのですが、フィリーズレビューでは単勝オッズ20倍台の人気薄に甘んじていました。1400mの短距離戦という事もあって、追い切りでスピード感あふれる動きを見せていた馬が多かった中、リバティハイツはしっかりと溜めを作る形の追い切りができていたので、ハイペース必至のフィリーズレビューで差し切り勝ちを決めてくれるだろう、と考えていたら、私が思い描いた通りのレースを見せてくれました。

 


2018/3/11 阪神11R 第52回 フィリーズレビュー

優勝馬 🐎リバティハイツ

 

《金鯱賞》

 

🐎メートルダール ⇒ 8着(4番人気:9.9倍)

 

スワーヴリチャードやサトノダイヤモンドといった上位人気馬の最終追い切りの動きがあまり良く見えなかった事もあり、ダメもとでメートルダール本命という冒険に出たのですが、サッパリでしたね…。悪くても3着だろう、と考えていましたので、ブービーの8着に敗れたのは全くの想定外。追い切りで調子の悪さを見抜けなかった自分が情けない…。

 

《フラワーカップ》

 

🐎ノームコア ⇒ 3着(4番人気:7.4倍)

 

長期休養明け初戦でしたが、最終追い切りで水準以上の動きを見せていたので、中山芝1800mへのコース適性の高さも加味して本命に抜てきしたものの、カンタービレとトーセンブレスの圧倒的な末脚の前に屈する形になりました。フラワーカップは相手が悪かった一戦と割り切る事もできますから、もっと相手が弱くなった中であれば、勝ち負けまで持ち込んでも不思議ありません。

 

《ファルコンステークス》

 

🐎ムスコローソ ⇒ 15着(8番人気:17.2倍)

 

ぐうの音も出ないほどの完敗…。最内枠で馬群の中でもまれる展開になったとはいえ、得意の芝1400mで全く通用しないとは思ってもいませんでした。一方、勝ったミスターメロディの最終追い切りの映像を再度チェックしてみると、栗東芝コースで軽快な動きを見せていましたので、最終追い切りの動きの良し悪しを予想の軸にできなかった事が悔やまれます。

 

《スプリングステークス》

 

🐎ルーカス ⇒ 9着(2番人気:4.6倍)

 

ホープフルステークス凡退から巻き返せるだけの仕上がりにある、と最終追い切りの動きを見て判断したのですが、ホープフルステークス以上のボロ負けを喫してしまいました…。追い切りの動き云々という事よりも馬の方の精神的な問題の方が強そうですし、全兄・モーリスは古馬になってから本格化していましたので、良くなるのはまだまだ先になるのではないでしょうか。

 

《阪神大賞典》

 

🐎アルバート ⇒ 4着(2番人気:3.7倍)

 

3000m以上の重賞レースならば、骨っぽい相手がそろった中でも勝ち負けできると思っていましたが、現実は甘くなかったです。他馬より重い57kgを背負っていたとはいえ、道中で掛かりっぱなしだったクリンチャーにも負けてしまったのはいただけませんし、スマートな乗り方をする福永祐一騎手よりも、グイグイと馬を押し上げる事ができる剛腕ジョッキーの方が合うタイプだと思いますので、乗り替わりで一変があるかもしれません。

 

《日経賞》

 

🐎トーセンバジル ⇒ 5着(2番人気:3.5倍)

 

3歳時から追い切りで見栄えのする動きを披露していた逸材で、日経賞時の最終追い切りでも休養明け初戦である事を感じさせないくらい素晴らしい動きを見せていましたから、安心して本命に抜てきしたものの、直線でエンジンが掛かる前にゴールを迎えてしまい、消化不良の一戦になってしまいました。でも、叩き良化型なのは間違いないですし、忙しい小回りの中山芝コースも向いたなかったようなので、コース替わりでの変わり身に期待したいです。

 

《毎日杯》

 

🐎インディチャンプ ⇒ 3着(3番人気:5.1倍)

 

最後方待機から上がり3ハロン最速(33.6秒)の末脚を繰り出したものの、3着に追い込むのがやっと、という走りでした。この馬は栗東坂路で古馬顔負けの動きを見せる「追い切り番長」的な存在ですから、今後のレースでも本命に抜てきするケースが出てくるかと思います。

 

《マーチステークス》

 

🐎アルタイル ⇒ 4着(6番人気:13.3倍)

 

最終追い切りでいつも以上にキビキビとした動きを見せていましたので、動きの良さを評価する形で本命に抜てきしましたが、外枠発走からコースロスの大きな競馬になってしまった事が仇となり、僅差の4着に敗れています。とても悔しい結果に終わっていますけど、勝ち馬・センチュリオンと枠順が逆だったら、この馬が勝っていたかもしれない、と思うくらい際どい競馬に持ち込んでいますので、今後も懲りずに追いかけていきたいです。

 

《高松宮記念》

 

🐎ブリザード ⇒ 5着(6番人気:13.4倍)

 

負荷のかかる追い切りを消化しない外国馬を本命に抜てきするのは、追い切り専門の予想家が出す1着予想としては不適格なものだったかもしれません。でも、中京芝コースでのキャンターの動きがかなり良く見えましたので、混戦ムードを断つのはこの馬だ!と思い切った勝負をした結果、撃沈してしまいました…。

 

《ダービー卿チャレンジトロフィー》

 

🐎レッドアンシェル ⇒ 7着(2番人気:4.0倍)

 

勝ったヒーズインラブも最終追い切りで良い動きを見せていましたが、レッドアンシェルがヒーズインラブを凌ぐ動きを見せていましたので、こちらを本命に抜てきしたら、双璧だったヒーズインラブの方を選ぶのが正解だった、というオチが待っていました…。レッドアンシェルは道中の折り合いがすべて、というタイプですから、早く手の合うジョッキーを見つけてもらいたいです。

 

《大阪杯》

 

🐎トリオンフ ⇒ 8着(7番人気:19.4倍)

 

道中で一気に捲ったスワーヴリチャードを追いかける形で先頭集団に取り付き、直線に向いた時の手応えが抜群だったので、「これはやったか!」と思った途端、一気に脚をなくしてしまい、馬群の中に沈んでいきました…。最終追い切りの動きの良さと小倉大賞典を楽勝した勢いに懸けてみましたが、GⅠは甘くなかったです。

 

《ニュージーランドトロフィー》

 

🐎カシアス ⇒ 7着(3番人気:6.9倍)

 

マイペースの単騎逃げが打てたものの、残り200m付近で脚がバタッと止まってしまいました。マイルの距離はギリギリかもしれない…という思いこそあったものの、無抵抗のままあっさりと負けてしまいましたので、適性外の距離で走った馬を本命に抜てきしまう、という恥ずかしい予想になってしまいました。

 

《阪神牝馬ステークス》

 

🐎ミスパンテール ⇒ 1着(4番人気:8.4倍)

 

逃げの手に出た時は「大丈夫なの!?」と思ってしまいましたけど、策士・横山典弘騎手の絶妙なペース配分により、他のライバルを幻惑させる事に成功し、重賞3連勝を決めてみせました。横山典弘騎手の奇策がハマった、という見方ができる一方、ターコイズステークスを勝った時から追い切りで素晴らしい動きを見せていますので、馬が充実期に差し掛かっている、という見方もできると思います。

 


2018/2/17 京都11R 第53回 京都牝馬S(G3)

優勝馬 🐎ミスパンテール

 

《桜花賞》

 

🐎フィニフティ ⇒ 12着(5番人気:20.1倍)

 

上位人気馬がしっかりと実力を発揮したレースでしたので、結果的には伏兵のフィニフティが上位争いに加わる余地はほとんどなかった、という事になりますね。素質の高さは上位人気馬に負けないくらいのものがある、と考えていましたけど、現実はそんなに甘くないですし、素直にアーモンドアイを本命にしておけば良かった、と今更ながら反省しています…。

 

《中山グランドジャンプ》

 

🐎アップトゥデイト ⇒ 2着(2番人気:2.3倍)

 

昨年末の中山大障害に引き続いて、オジュウチョウサンとの一騎打ちになりましたが、終始オジュウチョウサンがアップトゥデイトの動きをマークし続ける、というとても厳しいレース展開になった結果、最後の直線に向く前までに大勢が決する形になってしまいました。オジュウチョウサン相手には完敗でしたけど、この馬自身も従来のレコードタイムを更新しているのですから、勝った相手を褒めるしかありません。

 

《アーリントンカップ》

 

🐎インディチャンプ ⇒ 4着(2番人気:3.5倍)

 

毎日杯は位置取りの差で負けていたので、今回は果敢に先行する競馬を選択しましたが、気分良く先行しすぎてしまったがために、直線で本来の末脚を発揮する事ができず、NHKマイルカップへの優先出走権も確保できない、というダメダメなレースになってしまいました。能力は確かなので、将来的には複数の重賞を勝っても不思議ない存在ですけど、岩田康誠騎手とは手が合っていないように見えますから、乗り替わりでパフォーマンスを跳ね上がるかもしれません。

 

《皐月賞》

 

🐎エポカドーロ ⇒ 1着(7番人気:14.5倍)

 

雨の影響で馬場が緩んでいた事と、何よりも最大のライバルになるはずだったダノンプレミアムが出走回避した事が大きな勝因になっていますけど、この馬も栗東CWコースで近走の充実っぷりをうかがわせる素晴らしい動きを見せていましたので、7番人気という低評価だったとはいえ、1着になる可能性が高い存在だと考えていました。戸崎圭太騎手のエスコートも完璧でしたし、日本ダービーへ向けても期待が持てるレースを見せてくれました。

 


2018/4/15 中山11R 第78回 皐月賞(G1)

優勝馬 🐎エポカドーロ

 

《アンタレスステークス》

 

🐎ロンドンタウン ⇒ 6着(6番人気:11.6倍)

 

1番人気・グレイトパールの最終追い切りの動きが全然ダメだったので、ロンドンタウンで穴狙いをしましたが、グレイトパールにあっさり勝たれてしまう、という追い切り予想家泣かせの結果になってしまいました。6分程度の仕上がりに見えた中でグレイトパールは圧勝しているのですから、追い切りでまともな動きを見せた時はGⅠを楽に勝ち切っても驚けないのでは?と考えています。

 

《福島牝馬ステークス》

 

🐎ブラックオニキス ⇒ 8着(8番人気:18.7倍)

 

逃げるカワキタエンカの近くでレースを進めるのが理想でしたが、中途半端な位置取りになってしまい、8番人気8着という人気通りの着順に沈んでしまいました。牝馬限定の重賞レースでも互角以上の走りを見せるのが難しい状況ですけど、6月以降のクラス編成で下級条件に降級した時は見直しが必要だと思います。

 

《マイラーズカップ》

 

🐎グァンチャーレ ⇒ 6着(8番人気:27.8倍)

 

最終追い切りの動きが良かったのはもちろん、スローペース濃厚で前残り決着が期待できる状況なら、勝ち切るチャンスがあっても…と考えていましたが、ハイペースからのレコード決着、という展望と正反対のレース展開になってしまってはノーチャンスですよね…。

 

《フローラステークス》

 

🐎サラキア ⇒ 4着(2番人気:6.0倍)

 

まずまずのスタートを切ってくれましたが、直線で馬群を上手くさばく事ができず、エンジンが掛かる前にゴール板を通過する、という消化不良なレースになってしまいました。最内枠を引き当てた時に「道中でスムーズさを欠くかも…」という考えを持てなかった自分が情けないです。

 

《青葉賞》

 

🐎ディープインラブ ⇒ 10着(5番人気:10.1倍)

 

想定通りの単騎逃げに打って出ましたが、直線に向いたところで脚が上がってしまい、これといった見せ場を作れないままレースが終わってしまいました。パドックの段階から気性の幼い面を見せていましたし、ダービートライアルという重要なレースで狙う馬ではなかったですね。

 

《天皇賞春》

 

🐎サトノクロニクル ⇒ 12着(5番人気:9.8倍)

 

勝ったレインボーラインと同じように、道中でじっくり脚を溜める形になれば…と考えていましたが、膠着状態のレースをかき乱しただけ、という形になってしまいました。阪神大賞典で3000mをこなしましたけど、本質的には2000m前後の距離がベストなのかもしれません。

 

《京都新聞杯》

 

🐎レノヴァール ⇒ 14着(9番人気:15.8倍)

 

1着のステイフーリッシュは早め先頭という強気の競馬をしましたけど、2着と3着には差し馬が入っていますので、差し脚質のこの馬が上位争いしても不思議ないレース展開にはなっていました。でも、今回のメンバーで互角以上の走りを見せるだけの実力はなかったですね…。

 

《新潟大賞典》

 

🐎トーセンマタコイヤ ⇒ 5着(8番人気:18.4倍)

 

スタートで少し遅れてしまい、前めのポジションを確保できなかった事が悔やまれますけど、直線で追い出すタイミングが遅れたにも関わらず、掲示板内の5着に入るだけの実力があるのですから、早め先頭からの押し切り、というこの馬本来の戦法が叶えば、今後の重賞レースで馬券圏内に食い込む可能性も十分あると思います。

 

《NHKマイルカップ》

 

🐎パクスアメリカーナ ⇒ 6着(4番人気:9.6倍)

 

パドックの段階でかなりイレ込んでいましたから、人気を下回る着順になるのは致し方ない事だと思います。今後もパドックでの気配を注視する必要がありますけど、長距離輸送の必要がない関西圏のレースであれば、一気の変わり身が期待できると思います。

 

《京王杯スプリングカップ》

 

🐎サトノアレス ⇒ 3着(2番人気:5.1倍)

 

高速馬場で先行馬有利の傾向が出ていた中、馬群の大外から鋭い末脚(上がり3ハロン32.7秒)を使い、3着を確保したのは立派だと思います。ただ、Bコース替わりで先行馬優勢の展開になる可能性が高かった中で差し・追い込み脚質の馬を本命にする、という恥ずかしい結果になってしまいました。

 

《ヴィクトリアマイル》

 

🐎レッドアヴァンセ ⇒ 3着(7番人気:12.1倍)

 

パドックでの雰囲気がかなり良かったですし、レースでの位置取りや追い出すタイミングも完璧。直線でアエロリットを捕まえた時に「やった!」と思ったところ、外から追い上げてきたジュールポレールとリスグラシューにゴール板寸前で交わされてしまいました…。でも、充実期に差し掛かっているのは間違いないですから、近いうちに重賞タイトルを勝ち切ってくれる事でしょう。

 

《平安ステークス》

 

🐎グレイトパール ⇒ 5着(1番人気:1.7倍)

 

逃げ切ったサンライズソアが上がり3ハロンを37.0秒という速い時計にまとめていましたので、先行馬有利の展開に泣いた、という見方ができる一方、デビュー以来最高の馬体重(554kg)で出てきたところからも分かる通り、長期休養明け初戦の前走よりも馬体重が増えてしまった事も大きな敗因だと思います。

 

《オークス》

 

🐎アーモンドアイ ⇒ 1着(1番人気:1.7倍)

 

発走前にかなりテンションが上がっていましたし、レース序盤に折り合いを欠く場面もありましたけど、他馬との地力の違いで2400mの距離を克服してみせました。今回のように好位からの競馬ができれば、内回り2000mの秋華賞も楽に勝てる器だと考えています。

 


2018/5/20 東京11R 第79回 優駿牝馬(オークス)(G1)

優勝馬 🐎アーモンドアイ

 

《葵ステークス》

 

🐎アンヴァル ⇒ 6着(3番人気:4.5倍)

 

パドックでイレ込み気味だったとはいえ、これといった見せ場を作る事すらできなかったのは全くの想定外でした。直線で大した末脚を使っているわけではありませんし、2歳時がピークだった母アルーリングボイス同様、この馬も早熟性の強いタイプなのかもしれません。

 

《日本ダービー》

 

🐎ダノンプレミアム ⇒ 6着(1番人気:2.1倍)

 

やや高めのテンションになるのはいつもの事ですから、特に気にしていなかったのですが、展開が向いたはずなのに直線で全く伸びなかったのは2400mの距離が影響していたのかな?という感想を持ちました。今後は1600m~2000m前後の距離で見直したいです。

 

《目黒記念》

 

🐎チェスナットコート ⇒ 11着(2番人気:4.7倍)

 

馬体重を増やした状態で出走していましたから、最悪でも馬券圏内には入ってくれるだろう、と考えていたのですが、蓋を開けてみたら、大した見せ場を作る事すらできず、10着以下に大敗してしまいました。天皇賞春の疲れがあったとして考えられません。

 

《鳴尾記念》

 

🐎トリオンフ ⇒ 2着(1番人気:2.8倍)

 

中団待機から馬群の外々を回る、という安全策の競馬に打って出た結果、馬群の内で末脚を溜めていたストロングタイタンにあっさり差されてしまいました。M・デムーロ騎手の神騎乗にやられた感じですけど、この馬なりの走りはできているので、近いうちに重賞2勝目を挙げるチャンスがやってくると思います。

 

《安田記念》

 

🐎キャンベルジュニア ⇒ 11着(10番人気:45.5倍)

 

パドックでの気配はそこまで悪くなかったですし、好位の外めで折り合いをつける、という理想的な位置取りからレースを運ぶ事ができたのですが、超高速馬場の瞬発力勝負に全く対応できず、直線でズルズルと下がっていってしまいました。世間の人気が示す通り、格下の存在でした。

 

《エプソムカップ》

 

🐎グリュイエール ⇒ 3着(5番人気:7.9倍)

 

重馬場になった時点で勝ち切るのは不可能な状況だったのですが、タフな道悪馬場に苦悩しながら3着を確保したのは立派だと思います。また、道中で力む面があったので、距離短縮で一変が期待できるかもしれません。

 

《マーメイドステークス》

 

🐎ミリッサ ⇒ 5着(2番人気:6.2倍)

 

抜群のスタートから好位のイン追走、という理想的なレース運びだったのですが、鞍上が追い出してからの反応がイマイチ…。雨の影響で微妙に緩んだ馬場が向かなかった事よりも、2000mの距離が長すぎたのかな?という印象を持ちました。

 

《ユニコーンステークス》

 

🐎グレートタイム ⇒ 2着(3番人気:5.5倍)

 

スタートで出遅れて、直線でも馬群を上手くさばけない、というスムーズさを欠いたレースでありながら、しっかりと上位争いに食い込んできたのは立派ですけど、勝ったルヴァンスレーヴに次元の違う走りを見せられてしまいました。ただ、1600mという距離はやや忙しい印象なので、1800m以上の中距離戦であれば、古馬の重賞路線でも活躍できるかもしれません。

 

《函館スプリントステークス》

 

🐎ナックビーナス ⇒ 3着(1番人気:4.3倍)

 

道中は3番手の位置に構え、ライバルのセイウンコウセイとワンスインナムーンを徹底マークする形の競馬を試みましたけど、直線で鋭い脚を使う事ができず、僅差3着という悔しい結果に終わりました。レース間隔が空いていても勝ち切れると思っていたのですが…。

 

《宝塚記念》

 

🐎ミッキーロケット ⇒ 1着(7番人気:13.1倍)

 


2018/06/24 第59回 宝塚記念(G1)

優勝馬 🐎ミッキーロケット

 

課題のスタートを五分に切り、好位の内ラチ沿いで末脚を溜める、という理想的な競馬をしてくれた和田竜二騎手のファインプレーが光ったのはもちろん、栗東坂路での最終追い切りで驚異的な時計を叩き出していたように、馬の調子が最高潮に差し掛かっていた事も大きな勝因でした。

 

《ラジオNIKKEI賞》

 

🐎イェッツト ⇒ 11着(3番人気:5.0倍)

 

五分のスタートを切りましたが、そこから道中のポジションを上げる事ができず、後方の位置でもがき続ける、という全く見せ場のないレースになりました。パドックでの馬っぷりはかなり良かったのですが、外見だけが良くて、中身はまだ本物ではない未完成の馬のようです。

 

《CBC賞》

 

🐎ペイシャフェリシタ ⇒ 15着(2番人気:4.5倍)

 

スタートで出遅れたのは仕方ありませんけど、出遅れのロスを取り戻すため、焦って前を追いかけてしまったがために、道中で脚を溜める事ができず、直線に向いた時にはもう脚が残っていない、という厳しい内容のレースでした。次走は叩き2戦目になりますから、休養明け初戦を使った事による変わり身に期待したいです。

 

《七夕賞》

 

🐎サーブルオール ⇒ 4着(1番人気:2.8倍)

 

最終追い切りで気負う面を見せていましたけど、パドックではかなり良い気配だったので、「この状態だった楽に勝てるだろう…」と思ってレースを観戦していました。しかし、蓋を開けてみると、道中の行きっぷりがイマイチで、3~4コーナーの中間で一気にポジションを上げていったのですが、直線入り口付近でスタミナ切れを起こし、3着を確保する事すらできませんでした。道悪馬場のエプソムカップを激走した疲れがあったのでしょうか…。

 

《プロキオンステークス》

 

🐎ウインムート ⇒ 3着(2番人気:5.5倍)

 

ハナを奪ったマテラスカイをマークしながら、というレースでしたけど、4コーナーを回り切ったところで脚色が一杯になってしまい、ゴール板手前でスムーズさを欠いたインカンテーションに差し切られ、単勝人気を下回る3着に終わりました。パドックでいつも以上にイレ込んでいた点も影響しましたが、今回は相手が悪すぎた印象です。

 

《最終予想の総括》

2018年7月8日終了時点の単勝回収率は190.8%です。プロキオンステークスは距離不安というマイナス材料だけでぶった切ったマテラスカイに勝たれてしまいました…。冷静に振り返ってみると、◎ウインムートよりもテンが速いマテラスカイを軽視するのは危険すぎましたね。一方、七夕賞は混戦ムードが漂っていたにも関わらず、1番人気のサーブルオールが本命、という弱気の予想をしてしまいました。馬券下手である事をしっかり自覚して、元プロ野球選手・津田恒美さんが「弱気は最大の敵」という名言を残していますけど、この言葉は競馬予想にも通じる事ですから、次週からは果敢に攻める競馬予想を展開して、極度の不振状態から脱出するきっかけを掴んでいきたい、と考えております。今週も不甲斐ない結果に終わってしまい、誠に申し訳ございませんでした。

 

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