有馬記念2020予想【追い切り後分析】クロノジェネシスの不安要素公開！本命は追い切り(コース)単走で軽快に動いたアノ馬！得意の持久力勝負濃厚で上位争いに浮上！
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— レッドアタックの競馬予想 (@red_keiba) December 21, 2020
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2020年12月27日（日）
中山競馬11レース（15時25分発走）
第65回有馬記念（G1・グランプリ）
中山芝2500m 3歳以上定量
★有馬記念2020★
★追い切り情報★
※追い切り時計
内容はJRA-VANの調教動画提供サービスやスポーツ新聞から抜粋
1枠1番 バビット（牡3歳 内田博幸 55kg）
23日（水）：栗東坂路4ハロン55.6-40.9-26.3-13.1
坂路単走追い。4ハロン55秒台という遅めの全体時計に留まっていますけど、最終追い切りを軽めにするのはこの馬の調教パターンですから、奇をてらうのではなく、自身の調教パターンを貫いた、という風に解釈すべきですし、馬体減の影響で案外な結果に終わった前回（菊花賞10着）よりも馬体がふっくらしていますので、前走後にひと息入れた効果でパフォーマンスを上昇させる可能性も。
1枠2番 ブラストワンピース（牡5歳 横山武史 57kg）
23日（水）：美浦W5ハロン69.2-53.0-38.4-12.9
ハルサカエ（4歳3勝クラス）との併せ馬を敢行し、1馬身ほど併走先着。大型馬の分、エンジンの掛かりが遅いのは相変わらずですけど、エンジンが掛かってからの加速力は目を見張るものがありましたから、変わり身が見込める状態に仕上がった、と判断したいです。
2枠3番 クレッシェンドラヴ（牡6歳 坂井瑠星 57kg）
23日（水）：美浦W5ハロン68.1-53.0-39.4-13.6
チュウワジョーダン（4歳1勝クラス）との併せ馬を敢行し、1馬身ほど併走遅れ。出走圏内にいたミッキースワローが急遽回避し、繰り上がりでグランプリの大舞台に駒を進める、という追い風が吹いていますし、中山芝コースは得意舞台ですから、買い要素がそれなりにそろっている馬ではありますけど、鞍上が追い出してからの反応が鈍く、ラスト1ハロンで13.6秒の時計を要した最終追い切りの内容はイマイチだったので、可もなく不可もなし程度の評価が妥当でしょう。
2枠4番 ラヴズオンリーユー（牝4歳 M・デムーロ 55kg）
23日（水）：栗東CW6ハロン84.6-68.1-52.6-37.5-12.1
CWコース単走追い。6ハロン84.6秒という全体時計は平凡ですけど、近走の最終追い切りよりも道中の気合い乗りが良く、前向きな姿勢で今回の最終追い切りを消化できた点はプラスに働くかと思います。相手は強くなっていますが、今シーズン一番のデキといっても過言じゃないので、馬券圏内に食い込む可能性も十分にありそうです。
3枠5番 ワールドプレミア（牡4歳 武豊 57kg）
23日（水）：栗東CW6ハロン83.9-68.9-54.1-40.6-12.6
CWコース単走追い。1週前追い切り（栗東CW6ハロン84.1-68.5-53.1-39.4-12.6）に引き続き、2週連続でコース追いを敢行。“1週前コース追い⇒最終坂路追い”という形がこれまでの好走パターンなので、調教パターンの変更がどんな影響をもたらすのか…というところは引っ掛かりますけど、道中でもたもたする場面が目立った前回の最終追い切りよりもスムーズな脚さばきを披露していますから、叩き2戦目で型通り状態が上向いているのは間違いないでしょう。
3枠6番 キセキ（牡6歳 浜中俊 57kg）
23日（水）：栗東坂路4ハロン52.3-37.3-24.5-12.3
坂路単走追い。使い詰めの状況ですから、大幅なデキ上昇を期待するのは難しいかと思いますが、積極果敢な大逃げを打った前回（ジャパンカップ8着）の疲れは見られず、この馬本来のキビキビとしたフットワークを披露していたので、良い意味で一連の調子を維持させています。
4枠7番 ラッキーライラック（牝5歳 福永祐一 55kg）
23日（水）：栗東CW6ハロン85.3-68.3-52.6-38.4-12.1
CWコース単走追い。ラストランを迎えますけど、目一杯に仕上げるというわけではなく、程よい気合い乗りをキープさせることに重きを置いた点は好感が持てますし、落ち着き払った状態でラスト1ハロンを12.1秒でまとめた点も◎。立ち回りが上手なタイプで器用さが要求される中山芝コースへの適性も高いので、舞台替わりにも無難に対応してきそうです。
4枠8番 ペルシアンナイト（牡6歳 大野拓弥 57kg）
23日（水）：栗東CW6ハロン86.9-70.3-54.4-39.9-11.7
シロニイ（6歳3勝クラス）との併せ馬を敢行し、2馬身ほど併走先着。終い重点の軽い内容に留めた分、6ハロン86.9秒というやや遅めの全体時計になっていますけど、引っ張りっきりの手応えを保った状態で併走相手にグングン迫っていき、鞍上が軽く促したところでトップギアに入り、ラスト1ハロン11.7秒の好時計をマークする、という終いの反応の良さが目立つ形でしたから、デキ自体は申し分ありません。
5枠9番 クロノジェネシス（牝4歳 北村友一 55kg）
23日（水）：栗東CW6ハロン83.8-66.8-51.7-38.1-12.2
リュヌルージュ（5歳オープン）との併せ馬を敢行し、併走同入。強い負荷をかけたわけではありませんけど、馬なりの手応えを保った中でも素軽さ満点のフットワークを繰り出し、好内容のスパーリングを消化していますので、状態面の不安はないかと思います。ただ【●●●●●●●】点は気掛かりです。
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5枠10番 カレンブーケドール（牝4歳 池添謙一 55kg）
23日（水）：美浦坂路4ハロン51.6-37.4-24.6-12.5
サトノエルドール（4歳3勝クラス）との併せ馬を敢行し、併走同入。4ハロン51秒台のハイラップを刻んでいながら、道中の脚色には余裕がありましたし、楽な手応えを保ちながら、フィニッシュ地点を通過するまでキビキビとしたフットワークを維持させる、という質の高い走りを披露していましたから、叩き3戦目でピークに近い状態に仕上がった、と判断できるかと思います。
6枠11番 モズベッロ（牡4歳 田辺裕信 57kg）
23日（水）：栗東坂路4ハロン54.5-39.9-25.9-13.1
ダイメイフジ（6歳オープン）との併せ馬を敢行し、クビ差併走遅れ。右トモを負傷し、手術を受けた影響もあってか、終いの反応がいつも以上に鈍く、ラスト1ハロンで13.1秒の時計を要していますので、様子見程度の評価が妥当でしょう。
6枠12番 オーソリティ（牡3歳 川田将雅 55kg）
23日（水）：美浦W5ハロン67.6-52.9-39.1-12.5
レッドヴェロシティ（2歳1勝クラス）との併せ馬を敢行し、1馬身半ほど併走先着。2歳馬とのスパーリングだったので、併走先着を果たすのは当然のことかと思いますが、引っ張りっきりの手応えを保った状態で併走相手に追いつき、跳びの大きさが際立つ豪快なフットワークでグングン脚を加速させていく、という高水準の動きを披露していますので、状態面の不安はありません。
7枠13番 フィエールマン（牡5歳 ルメール 57kg）
23日（水）：美浦W5ハロン68.2-52.6-39.3-12.7
Wコース単走追い。終い重点の軽い内容に留め、微調整程度の形になっていますけど、スナップの利いたフットワークを最後まで維持させ、具合の良さをうかがわせる好内容のスパーリングを消化していますし、道中で気負う素振りを見せていない点も好感が持てますから、ルメール騎手騎乗で過剰人気確実な情勢でも軽くは扱えません。
7枠14番 サラキア（牝5歳 松山弘平 55kg）
23日（水）：栗東坂路4ハロン52.6-38.1-24.6-12.2
坂路単走追い。馬なりの手応えを保った状態で右肩上がりのラップを刻んでいますので、高いレベルのデキを維持しているのは間違いないかと思いますが、追い切りの道中で頭を上げ、鞍上に抗うような仕草を見せていましたから、集中力の維持がポイントとなる長丁場のレースは不向きな印象です。
8枠15番 オセアグレイト（牡4歳 横山典弘 57kg）
23日（水）：美浦W5ハロン67.2-53.3-39.9-12.9
Wコース単走追い。3600mのステイヤーズステークスで目一杯の走りを見せてからの中2週という厳しい臨戦過程ではありますが、程よい気合い乗りを保ち、終始リズミカルなフットワークを披露していた最終追い切りの内容を見る限り、前回激走の反動を心配する必要はなさそうです。
8枠16番 ユーキャンスマイル（牡5歳 岩田康誠 57kg）
23日（水）：栗東坂路4ハロン54.4-39.2-25.2-12.5
アドマイヤミモザ（3歳1勝クラス）との併せ馬を敢行し、2馬身ほど併走先着。フィニッシュ地点手前で馬体を併せる形でしたが、格下だったとはいえ、併走相手をあっという間に置き去りにしていましたし、踏み込みの力強さが際立つ高水準の動きを披露していますので、状態面の不安はありません。
★有馬記念2020★
★追い切りランキング★
1位 フィエールマン
（Wコース単走で貫録の動き！軽快さ際立つ！）
2位 ラッキーライラック
3位 クロノジェネシス
4位 オーソリティ
5位 ラヴズオンリーユー
★有馬記念2020★
★予想オッズ★
①人気 フィエールマン 2.6倍
②人気 クロノジェネシス 3.0倍
③人気 ラッキーライラック 5.4倍
④人気 カレンブーケドール 5.8倍
⑤人気 オーソリティ 8.6倍
★有馬記念2020★
★展開予想★
ジャパンカップで先手を奪ったキセキ、3歳馬・バビットがハナ争いを展開する形になるかと思いますが、2頭とも遅い流れからの瞬発力勝負に持ち込みたくないタイプですから、キセキ・バビットのどちらかが逃げることになっても、極端なスローペースにはならず、前半1000m通過60秒前後の平均やや速めのペースを形成し、長丁場特有の持久力勝負になるのでは？と予想しています。
★有馬記念2020★
★追い切り後分析⇒注目馬★
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コース単走追いで素軽さ満点の動きを披露し、好気配にあるこの馬を本命に抜てきします。速い上がりが使えない分、究極の瞬発力勝負になると分が悪くなってしまいますが、確たる逃げ馬が出走することで持久力勝負に持ち込まれる可能性が高く、“適度に上がりを要する展開”というこの馬得意の形になりそうな点は追い風になりますし、中間の調整も抜かりないですから、骨っぽい相手がそろった中でも十分勝負になるのでは？と考えました。
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