2018年 重賞レース◎31戦27勝！
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2018年5月10日（木）
大井競馬11レース（20時10分発走）
第32回 東京プリンセス賞（S1）
大井ダート1800m（外回り）
3歳定量
《東京プリンセス賞のレース展望》
3回大井競馬4日目のメインレースは南関東3歳牝馬クラシック三冠の第二弾・東京プリンセス賞！2012年以来5年ぶりに5月中の開催となった昨年は牡馬相手のSⅡ・京浜盃で2着に入ったピンクドッグウッドが単勝オッズ1.5倍の抜けた1番人気に支持されたものの、直線入り口で急失速する、というまさかの展開になり、最終的には笹川翼騎手騎乗の5番人気・アンジュジョリーがゴール板手前で逃げ粘るアップトゥユーを差し切り、重賞初制覇を果たしました。今年の顔ぶれを見てみると、一冠目・浦和桜花賞を制したプロミストリープが中心的な存在になっていますけど、大井ダートコースに実績があるグラヴィオーラやストロングハートに加え、八重桜特別を快勝したパパドプロスなど、骨っぽいメンバーがそろっていますので、例年以上に見ごたえのあるレースを展開してくれるのでは？と期待しています。
《東京プリンセス賞予想オッズ》
①人気 プロミストリープ 1.1倍
②人気 グラヴィオーラ 9.3倍
③人気 ストロングハート 11.5倍
④人気 パパドプロス 17.7倍
⑤人気 ビクトリアペガサス 21.8倍
⑥人気 ミスマンマミーア 25.5倍
⑦人気 レッドウルル 53.6倍
⑧人気 ゴールドパテック 67.4倍
⑨人気 ミスサハラ 113.9倍
⑩人気 カズミドリーム 150.1倍
《出走予定馬分析》
2枠4番 ビクトリアペガサス（吉原寛人騎手 大井）
2歳時に目立つ成績を残せなかったヨハネスブルグ産駒ですけど、年明け2戦目となった菜の花特別で約半年ぶりの勝ち星を挙げたほか、前走・八重桜特別でもパパドプロスに次ぐ2着を確保するなど、キャリアを積み重ねるにつれて、徐々にレース運びに安定感が出てきています。八重桜特別は道中で追い出すタイミングを見誤った感じがしますので、百戦錬磨の名手・吉原寛人騎手に手替わりする今回は八重桜特別以上のパフォーマンスを発揮する可能性も十分あると思います。
3枠5番 ストロングハート（森泰斗騎手 川崎）
門別競馬時代にGⅢ・エーデルワイス賞を優勝し、2017年度のNARグランプリ・2歳最優秀牝馬のタイトルを獲得しているサウスヴィグラス産駒。昨年末に鳴り物入りで南関東競馬に移籍したものの、南関東競馬移籍後は4戦未勝利、という案外な結果に終わっているほか、前走のSⅠ・浦和桜花賞でも勝ったプロミストリープから1.2秒差の5着に敗れていますから、今回も苦しいレースになる事が予想されます。短距離志向の強いサウスヴィグラス産駒なので、1800mへの距離延長も不安ですし、東京プリンセス賞で南関東競馬移籍後初勝利を挙げるのはさすがに難しいのでは？と考えています。
3枠6番 パパドプロス（矢野貴之騎手 大井）
2016年サマーセール出身のエスポワールシチー産駒。2017年8月のデビュー戦以降、勝ち星から遠ざかっていましたが、前走・八重桜特別で約8ヶ月ぶりの勝利を挙げるなど、上り調子の状態で東京プリンセス賞にエントリーしてきました。2走前のクラーベセクレタメモリアルでは後のSⅡ・ユングフラウ賞の勝ち馬であるエターナルモール相手に半馬身差2着という好結果を残していますけど、今回はエターナルモールが完敗したSⅠ・浦和桜花賞の上位組が相手になりますので、一気の相手強化に対応できるのか、というところが最大のポイントになりそうです。
4枠7番 プロミストリープ（御神本訓史騎手 大井）
JRA時代に2戦2勝の結果を残しているヘニーヒューズ産駒で、南関東競馬移籍初戦となった前走のSⅠ・浦和桜花賞で着差以上に強い勝ちっぷりを披露し、牝馬クラシック第二弾となる東京プリンセス賞でも圧倒的1番人気に支持される事が確実な情勢になっています。短距離志向の強いヘニーヒューズ産駒ですから、1800mに距離が延長される点が不安要素になっていますけど、1600mで行われた浦和桜花賞の道中でバッチリ折り合っていましたので、同世代の牝馬相手のレースであれば、1800mへの距離延長も無難にこなしてくれるのでは？と考えています。
4枠8番 グラヴィオーラ（今野忠成騎手 船橋）
門別競馬時代にストロングハートと激しいライバル関係を形成していたサウスヴィグラス産駒。南関東競馬移籍後に伸び悩んでいるストロングハートとは異なり、この馬は昨年の大晦日に行われたSⅠ・東京2歳優駿牝馬を制するなど、南関東競馬移籍後も門別競馬時代同様の活躍を見せています。短距離志向の強いサウスヴィグラス産駒ではありますが、1600mのSⅠ・浦和桜花賞でエンジンが掛かる前にゴール版を通過した、という印象がありますので、1800mへの距離延長でパフォーマンスを跳ね上がる可能性も十分あると思います。
《展開予想》
ストロングハート・パパドプロス・ミスサハラといったあたりが逃げ馬候補になっていますけど、ここは八重桜特別で早め先頭から押し切る、という強気の競馬を見せたパパドプロスが果敢にハナを奪い、平均よりもやや遅めのペースを形成していくのでは？と予想しています。圧倒的1番人気・プロミストリープがどのタイミングで仕掛けていくのか、というところが最大のポイントになりますが、先行脚質の馬に有利に働くレース展開になる可能性が高いので、安定した先行力を持つ馬の前残りに警戒してください。
《最終予想》
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紹介文冒頭「」にて公開中（5位くらい）
馬券的な妙味が全くない状況ですけど、ここは圧倒的1番人気が予想されるこの馬で仕方ないのでは？と考えています。初めてナイター競馬を走る事になりますので、カクテル光線に照らされた中で我を失う可能性も否定できませんが、JRA時代に右回りコースを勝っていますから、右回りの大井ダートコースに替わる点は全く気になりませんし、直線が短い浦和ダートコースから直線が長い大井ダートコースへとコース替わりする状況であれば、後続をぶっちぎる可能性も十分あるのでは？と予想しています。
2018年 重賞レース◎31戦27勝！
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2017東京プリンセス賞（S1）
優勝馬 🐎アンジュジョリー
