東京新聞杯2020予想【追い切り後分析】追い切り(坂路)で速力十分な動きを見せたアノ馬に◎!仕上がり上々で休養明け初戦の不安皆無!輸送苦にしなくなった点も魅力!

f:id:jikuuma:20200209110745j:plain

 

東京新聞杯2020予想【追い切り後分析】追い切り(坂路)で速力十分な動きを見せたアノ馬に◎!仕上がり上々で休養明け初戦の不安皆無!輸送苦にしなくなった点も魅力!

 

2020年2月9日(日)

東京競馬11レース(15時45分発走

第70回東京新聞杯(G3)

東京芝1600m 4歳以上別定

 

★東京新聞杯2020★

★追い切り情報★

 

※追い切り時計

内容はJRA-VANの調教動画提供サービスやスポーツ新聞から抜粋

 

1枠1番 プリモシーン(牝5歳 M・デムーロ 56kg)

5日(水):美浦W6ハロン83.9-67.8-53.0-39.7-12.3

7歳2勝クラス・アーチキングとの併せ馬を敢行し、1馬身先着。併走相手の真後ろで折り合いに専念して、Wコースの直線に向いたところで併走相手の内側に進路を切り替え、軽く促したところでスパッとキレる脚を繰り出す、という終いの反応の良さが目立つスパーリングを消化しています。昨秋は思うような結果を残せませんでしたが、追い切りの動きは相変わらず良いので、状態面の不安はありません。

 

1枠2番 ヴァンドギャルド(牡4歳 福永祐一 56kg)

5日(水):栗東芝5ハロン65.6-48.9-35.0-11.8

芝コース単走追い。馬場の内ラチ沿いを走っていたので、速い時計が出るのは当たり前かもしれませんが、脚の回転の速さが目立つ高水準の動きを披露していました。3頭併せの最内から鋭い脚を繰り出し、重賞2勝馬・パフォーマプロミス(次週の京都記念に出走予定)相手に2馬身先着を果たした1週前追い切り(栗東CW6ハロン83.3-66.9-51.7-37.4-12.1)の内容もかなり良かったので、理想的な調整過程で東京新聞杯当日を迎える事ができそうです。

 

2枠3番 モルフェオルフェ(牝5歳 江田照男 54kg)

5日(水):美浦坂路4ハロン53.3-38.8-25.2-12.2

坂路単走追い。前向きな気性を抑えながら…という形でしたが、ラスト1ハロンで12.2秒の時計をマークしているように、終いまで脚が鈍らなかった点は好感が持てますし、単騎逃げ濃厚の組み合わせもプラスに働きそうなので、デキの良さを活かしての逃げ切り…という場面があっても全く驚けないと思います。

 

2枠4番 クルーガー(牡8歳 フォーリー 57kg)

5日(水):栗東坂路4ハロン52.5-38.2-24.7-12.1

坂路単走追い。バネの利いたフットワークで坂路を一気に駆け上がっていたのですが、頭の位置が若干高い状況でしたし、道中で少しフワフワするような面を見せていましたから、休み明けの分の割引が必要な状態です。

 

3枠5番 サトノアーサー(牡6歳 田辺裕信 56kg)

5日(水):栗東坂路4ハロン52.1-37.9-24.9-12.5

坂路単走追い。柔らかい身のこなしでスナップの利いたフットワークを披露していたのですが、集中力を欠いていたのか、終始頭の位置が高いまま…という不格好な形でしたし、鞍上の指示に逆らうような素振りも見せていたので、いつも以上に追い切りの道中で気難しい面をのぞかせた今回は実戦で折り合いを欠く危険性があります。

 

3枠6番 レイエンダ(牡5歳 丸山元気 57kg)

5日(水):美浦W5ハロン68.8-53.8-39.2-13.1

5歳オープン・ファストアプローチとの併せ馬を敢行し、1馬身ほど併走遅れを喫しました。併走相手の方が4馬身リードした状態で追い切りをスタートさせていましたから、併走遅れを喫するのは致し方ない事かもしれません。ただ、実戦でブリンカーを着用するとはいえ、終始楽な手応えだった併走相手に追いつく事すらできず【追い出されてからの反応がいつも以上に鈍かった】ので、久々の分の割引が必要なのでは?と考えています。

 

レイエンダの不安要素は

こちら ⇒ 人気ブログランキング

レッドアタックの競馬予想ブログ

紹介文後半にて公開中!

(2位くらい)

 

4枠7番 ケイデンスコール(牡4歳 石橋脩 56kg)

5日(水):栗東坂路4ハロン51.6-37.9-24.5-12.3

6歳3勝クラス・カレンカカとの併せ馬を敢行し、2馬身先着。1週前追い切り(栗東坂路4ハロン53.8-39.2-25.0-12.4)はやや強めに追う程度に留めていましたが、最終追い切りは目一杯に追われ、しっかりと負荷を掛ける形になりました。ただ、3歳時から急激に馬が良化した…という風には見えなかったですし、「最終追い切りで強い負荷を掛ける=太め残りの懸念あり」という解釈もできますから、レース当日のパドックでの気配をしっかりチェックする必要があります。

 

4枠8番 スウィングビート(牡5歳 大野拓弥 56kg)

6日(木):美浦W5ハロン68.6-54.0-40.1-12.9

終い重点の内容ではありましたが、終始馬なりの手応えを保ったまま、併走同入を果たしていますので、状態面の不安はないかと思います。問題は芝コースへの適性の有無ですけど、芝コース向きの軽いタッチでWコースを駆け抜けていましたから、芝替わりがドハマりする可能性も考えられます。

 

5枠9番 レッドヴェイロン(牡5歳 ルメール 56kg)

5日(水):栗東坂路4ハロン50.6-37.1-24.7-12.7

坂路単走で自己ベストとなる4ハロン50.6秒の全体時計をマークしました。序盤から突っ込んだ分、ラスト1ハロンで12.7秒というやや遅めの時計に留まってしまいましたけど、マイラーならではのスピード感あふれる動きで坂路を登板し、上々のデキにありますから、課題のスタートをしっかりと決める事ができれば、今回の相手関係でも十分勝負になるのでは?と考えています。

 

5枠10番 ロワアブソリュー(牡7歳 吉田豊 56kg)

5日(水):栗東坂路4ハロン55.2-39.6-25.3-12.5

6歳1勝クラス・ヴィーナスフローラとの併せ馬を敢行し、1馬身併走遅れ。まとまりのあるフォームで坂路を駆け上がっていたのですが、追われてからの反応が鈍く、併走相手に後れを取った点はいただけませんから、大きな上積みを期待するのは難しいかもしれません。

 

6枠11番 キャンベルジュニア(牡8歳 ミナリク 56kg)

5日(水):美浦W5ハロン69.7-54.1-39.6-12.8

6歳3勝クラス・フォギーナイトとの併せ馬を敢行し、併走同入。

併走相手の方が若干手応えに余裕がありましたけど、終い重点の内容だったとはいえ、軽やかなフッワークでWコースを一気に駆け抜けていたので、レース間隔が空いている状況でも平均的なデキには仕上がっているかと思います。

 

6枠12番 シャドウディーヴァ(牝4歳 岩田康誠 54kg)

5日(水):美浦W5ハロン67.3-52.3-38.7-12.7

7歳2勝クラス・サンクロワとの併せ馬を敢行し、半馬身ほど先着。馬場の内側を走っていたとはいえ、終始楽な手応えを保ったまま、年長の併走相手にキッチリ先着を果たしていますので、右肩上がりの状態に差し掛かっているのは間違いないでしょう。

 

7枠13番 クリノガウディー(牡4歳 横山典弘 56kg)

5日(水):栗東坂路4ハロン52.5-37.7-24.1-11.7

坂路単走追い。道中で舌をベロベロ出しながら…という不格好な形になってしまいましたが、ラスト1ハロン11.7秒の時計が示す通り、終いまで力強い脚色を保つ事ができていましたし、重心を低くして、推進力たっぷりなスピード感あふれるフォームを最後までキープしていましたから、年明け初戦という状況でも最高潮に近いデキに仕上げてきたな、という印象です。

 

7枠14番 ゴールドサーベラス(牡8歳 内田博幸 56kg)

5日(水):美浦北C5ハロン70.0-54.5-40.0-12.4

※追い切り動画が公開されていないため、解説は省略

 

8枠15番 ケイアイノーテック(牡5歳 津村明秀 58kg)

5日(水):栗東坂路4ハロン53.1-38.3-24.4-11.9

坂路単走追い。終い重点の内容でしたが、ディープインパクト産駒らしいスナップの利いたスピード感あふれるフットワークで坂路を軽やかに駆け上がっていました。ラスト1ハロン11.9秒の時計も優秀ですし、攻め駆けする馬らしい高水準の動きを披露していますけど、近走不振の状況で斤量58kgという条件はやや厳しい印象です。

 

8枠16番 ドーヴァー(牡7歳 北村宏司 57kg)

5日(水):美浦W5ハロン68.9-53.2-39.6-12.4

Wコース単走追い。終い重点の内容でしたが、小気味いいフットワークでWコースを疾走していましたし、道中の折り合いもバッチリだったので、コンスタントにレースを使っている中でも変に気負う事なく、順調な調整が進んでいるのは間違いないかと思います。

 

★東京新聞杯2020★

★追い切りランキング★

 

1位 ヴァンドギャルド

(芝コースで軽快な動き!1週前のCWコース追いも内容◎!)

2位 クリノガウディー

3位 レッドヴェイロン

4位 プリモシーン

5位 ドーヴァー

 

★東京新聞杯2020★

★予想オッズ★

 

①人気 レッドヴェイロン 3.6倍

②人気 ヴァンドギャルド 3.9倍

③人気 プリモシーン   5.0倍

④人気 クリノガウディー 5.8倍

⑤人気 レイエンダ    8.1倍

 

★東京新聞杯2020★

★展開予想★

 

年明けの牝馬限定重賞・愛知杯で先行する競馬を見せたモルフェオルフェぐらいしか逃げ馬候補が見当たらないメンバー構成ですので、ここも押し出される形でモルフェオルフェが先手を奪い、前半1000m通過58秒台後半~59秒台の平均ペースを形成するのでは?と予想しています。極端なスローペースにはならないかと思いますが、今の東京芝コースはある程度前めのポジションを確保しておかないと、差し切るのが難しい馬場状態になっていますから、シンガリに近い位置からの追い込みを期待するのは難しいかもしれません。

 

★東京新聞杯2020★

★追い切り後分析/注目馬★

 

◎この馬 ⇒ 人気ブログランキング

レッドアタックの競馬予想ブログ

紹介文前半「」にて公開中!

(2位くらい)

 

【◎クリノガウディー】

坂路単走で速力十分な動きを披露し、レース間隔が空いた状況でも高いレベルのデキに仕上げてきたこの馬を本命に抜てきします。レースの流れが合わなかったり、道中でスムーズさを欠いたり…と近走は消化不良な形に終わっていますけど、中団やや前めのポジションから積極的な競馬を試みた前走の内容は悪くなかったですし、昨秋の東京マイル重賞でも惜しい内容のレースを見せていたように、長距離輸送を苦にしなくなった点も買い材料になりそうです。