東京新聞杯2021予想【追い切り後分析】シャドウディーヴァの不安要素公開!本命は坂路主体の調教パターンでマイル仕様に仕上げてきたアノ馬!
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— レッドアタックの競馬予想 (@red_keiba) January 31, 2021
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2021年2月7日(日)
東京競馬11レース(15時45分発走)
第71回東京新聞杯(G3)
東京芝1600m 4歳以上別定
★東京新聞杯2021★
★追い切り情報★
※追い切り時計
内容はJRA-VANの調教動画提供サービスやスポーツ新聞から抜粋
1枠1番 ダイワキャグニー(セ7歳 内田博幸 58kg)
3日(水):美浦W6ハロン83.5-67.7-53.9-40.1-13.3
単走馬なり。レース間隔が詰まっている分、終い重点の軽い内容に留めていますけど、ラスト1ハロン13.3秒の時計以上に終いの脚が伸びやかで、強行軍の影響を感じさせない活気十分な動きを披露していました。別定で58kgの重い斤量を課されますけど、マイルへの距離短縮は歓迎材料ですから、距離に泣いた日経新春杯凡退からの変わり身があっても全く驚けない状況です。
1枠2番 サトノウィザード(牡5歳 鮫島良太 56kg)
3日(水):栗東CW6ハロン80.7-65.5-51.3-38.1-12.5
※追い切り動画が公開されていないため、解説は省略
2枠3番 ロードマイウェイ(牡5歳 横山武史 57kg)
3日(水):栗東坂路4ハロン53.5-38.1-24.8-12.6
単走馬なり。道中で舌をベロベロ出して、頭の位置も右側に傾く…という不格好な形でしたが、重賞勝ちを決めた2019年チャレンジカップ時の最終追い切りでも気ムラな面をのぞかせていたので、道中で気難しい素振りを見せるのはこの馬の個性として捉える必要があるかと思いますし、機敏なフットワークで坂路を元気一杯に駆け上がっていましたから、デキ自体は申し分ありません。
2枠4番 カテドラル(牡5歳 田辺裕信 56kg)
3日(水):栗東坂路4ハロン55.1-39.9-25.4-12.0
単走馬なり。程よい気合い乗りを保った状態で坂路に差し掛かり、楽な手応えを最後までキープし、ラスト1ハロン12.0秒の好時計を叩き出しています。気ムラな性格の持ち主でアテにしづらい面がありますけど、最終追い切りの段階では折り合いもバッチリだったので、レース当日のパドックで落ち着き払っていた場合は要注意の存在になりそうです。
3枠5番 トライン(牡6歳 横山典弘 56kg)
3日(水):栗東坂路4ハロン58.4-42.3-27.5-13.7
単走馬なり。終い強めに追われた1週前追い切り(栗東坂路4ハロン53.9-39.3-25.3-12.0)で速い時計を出していますので、最終追い切りの時計が遅くなった点は気になりませんし、俊敏な脚さばきで坂路を登板していましたから、水準以上のデキには仕上がった、と判断したいです。
3枠6番 プロディガルサン(牡8歳 藤岡佑介 56kg)
3日(水):美浦W5ハロン66.4-50.9-37.6-12.6
サトノフォーチュン(3歳1勝クラス)との併せ馬を敢行し、併走同入。ラスト1ハロンで12秒台の速い時計をマークした点は評価できますけど、併走相手よりも終いの反応が鈍く、じわじわと脚を伸ばす形に留まっていましたから、レース間隔が空いた分の割引が必要です。
4枠7番 ショウナンライズ(牡8歳 大野拓弥 56kg)
3日(水):美浦W5ハロン70.6-54.3-41.0-13.3
単走馬なり。道中で折り合っていたところは良かったかと思いますが、終い重点の軽い内容に留めたとはいえ、フィニッシュ地点を通過するまでスピードに乗り切れず、ダラダラと脚を使う形だったので、様子見程度の評価が妥当でしょう。
4枠8番 ニシノデイジー(牡5歳 勝浦正樹 56kg)
3日(水):美浦坂路4ハロン53.3-38.4-24.9-12.5
単走終い一杯。ラスト2ハロンで24秒台の好ラップを刻んでいるように、時計は出ているのですが、終始頭の位置が高く、鞍上がムチを入れたところでも終いの反応がイマイチ…という物足りない内容だったので、可もなく不可もなし程度の評価が妥当でしょう。
5枠9番 サトノアーサー(牡7歳 坂井瑠星 57kg)
3日(水):栗東坂路4ハロン54.4-39.3-25.3-12.2
単走馬なり。瞬発力勝負への適性の高さをうかがわせる素軽いフットワークで坂路をグングン駆け上がり、キッチリと右肩上がりのラップを刻んだ点は好感が持てますけど、坂路に差し掛かるところで頭を上げ、気難しい面を見せていた点が少し気掛かりです。
5枠10番 カラテ(牡5歳 菅原明良 56kg)
3日(水):美浦坂路4ハロン50.7-37.0-24.6-12.5
単走終いやや強め。4ハロン50.7秒は3日・美浦坂路全体2位の好タイムになります。頭の位置が高く、やや突っ張るような走りでしたが、フットワークはとても素軽く、スピード感たっぷりな動きをフィニッシュ地点まで維持させる、という高水準の内容でしたから、追い切りの時計をそのまま信頼してみるのもアリかもしれません。
6枠11番 シャドウディーヴァ(牝5歳 岩田康誠 54kg)
3日(水):美浦坂路4ハロン53.4-39.2-25.4-12.3
ココフィーユ(5歳2勝クラス)との併せ馬を敢行し、併走同入。テンションの上がりやすいタイプではありますが、追い切りの段階では気負う面を見せていなかったので、気合いが乗り過ぎない状態で最終追い切りを無事に終えられたのは好感が持てます。ただ、長くいい脚を使う持久力勝負特化型の分【●●●●●●●】がありますから、レース展開次第では案外な結果に終わることも…。
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6枠12番 トリプルエース(牡4歳 ルメール 56kg)
3日(水):栗東坂路4ハロン52.7-38.4-25.0-12.4
単走馬なり。頭の位置が高く走法ですけど、これはこの馬の癖でもあるので、気にする必要はないかと思います。馬体重500kg台の大型馬とは思えないくらい、スマートな体型をしていて、重厚感よりも素軽さが目立つフットワークで坂路を駆け上がり、キッチリと右肩上がりのラップを刻んでいますから、ルメール騎手騎乗で過剰人気確実な中でもマークしなきゃいけない存在です。
7枠13番 ヴァンドギャルド(牡5歳 福永祐一 57kg)
3日(水):栗東芝4ハロン52.9-37.8-11.9
単走馬なり。道中で舌を出しっぱなし…という見栄えの悪い形だったものの、終い重点の軽い内容に留めた中でも素軽さ満点の脚さばきで一気にスピードアップする姿は爽快そのもの!ゲート難の課題を抱えている分、取りこぼしがあっても不思議ない存在ですけど、レース間隔が空いた状況でも馬体はスッキリしていましたので、本来の実力を発揮できるデキには仕上がっています。
7枠14番 エントシャイデン(牡6歳 川須栄彦 56kg)
3日(水):栗東CW4ハロン50.6-37.0-11.8
単走終いやや強め。頭をリズミカルに上下させながら、脚を伸ばす形となり、4ハロン50秒台-ラスト1ハロン11秒台のハイラップを刻んでいます。芦毛馬の分、馬体は見栄えしませんけど、脚さばきはとても軽やかでしたから、前回(京都金杯3着)の反動を心配する必要はないかと思います。
8枠15番 エメラルファイト(牡5歳 石川裕紀人 56kg)
3日(水):美浦W5ハロン67.8-53.2-39.2-13.2
単走終い一杯。道中で気負う素振りを見せず、スムーズな形で立ち回っていましたが、直線に向いたところで終いの脚が鈍り、反応の遅さを露呈させ、良い意味でも悪い意味でも状態面に変わりない状況ですから、急激な変わり身を期待するのは酷かと思います。
8枠16番 サトノインプレッサ(牡4歳 戸崎圭太 56kg)
3日(水):栗東坂路4ハロン52.5-38.0-25.0-12.7
アスクチャーチル(3歳未勝利)との併せ馬を敢行し、クビ差併走遅れ。最終追い切りを坂路で済ませるのは昨年のG1・NHKマイルカップ時以来となります。併走相手に見劣りする形だったので、追い切りの見栄えは良くありませんけど、坂路だとスムーズに動けないタイプなので、特に気にする必要はありませんし、前回(日経新春杯7着)の最終追い切りよりも終いの反応が鋭くなっていましたから、叩き2戦目の上積みが見込める状態です。
★東京新聞杯2021★
★追い切りランキング★
1位 カラテ
(坂路で4ハロン50秒台!連勝の勢い維持!)
2位 トリプルエース
3位 カテドラル
4位 サトノインプレッサ
5位 エントシャイデン
★東京新聞杯2021★
★予想オッズ★
①人気 ヴァンドギャルド 2.5倍
②人気 シャドウディーヴァ 3.9倍
③人気 トリプルエース 5.0倍
④人気 カラテ 9.7倍
⑤人気 ヴェロックス 12.4倍
★東京新聞杯2021★
★展開予想★
先日の京都金杯で果敢にハナを奪取し、3着に逃げ粘ったエントシャイデンの出方次第…というメンバー構成で、ダイワキャグニーやプロディガルサンといったあたりもエントシャイデンに競りかける形になりそうですが、極端なハイペースは見込めず、前半1000m通過60秒前後の遅い流れが形成され、東京芝コース特有の瞬発力勝負に持ち込まれるのでは?と予想しています。
★東京新聞杯2021★
★追い切り後分析⇒注目馬★
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【●●●●●●●】
コース追い主体の調教パターンを続けていた中、最終追い切りで坂路併せ馬を消化しただけでなく、1月29日(金)の1週前追い切り(坂路4ハロン54.1-39.5-25.8-12.7)でも坂路追いを敢行。スピードを鍛えることに重きを置いた坂路調教を2週連続で施し、マイル仕様の仕上げに徹してきたこの馬を本命に抜てきします。左回りコースで結果が出ていない状況ですけど、直線が長く、決め手勝負になりやすい東京芝コースは合うはずですし、【過去データ分析】の記事でもご紹介した通り、先週末の東京芝コースで猛威を振るっていたディープインパクト産駒というところもこの馬を推奨する大きな理由になっています。
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