【福島牝馬ステークス2018】レース展望から見る1着予想

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芝1800mで連対率100%のアノ馬に注目!前走後の乗り込み量も豊富!

予想オッズ/出走予定馬分析/レース展望から見る1着予想

 

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2018年4月21日(土)

福島競馬11レース(15時25分発走)

第15回 福島牝馬ステークス(GⅢ)

福島芝1800m・4歳以上別定

 

《福島牝馬ステークスのレース展望》

 

土曜のメインレースは2018年福島競馬最初の重賞・福島牝馬ステークス!2004年に創設されたレースで、2014年からは1着馬にヴィクトリアマイルへの優先出走権が与えられる事になったため、ただのローカル重賞という雰囲気ではなく、ヴィクトリアマイル参戦を見据えた古馬の有力牝馬が多数エントリーするレースへと様変わりしています。前年の福島牝馬ステークスは7歳馬のウキヨノカゼが圧巻の差し切り勝ちを決め、3つ目の重賞タイトルを奪取していますけど、この時の4着馬・デンコウアンジュがその後のヴィクトリアマイルで11番人気2着という好結果を残し、波乱決着(3連単配当91万円)の立役者になりました。春のマイル女王決定戦・ヴィクトリアマイルを占う意味でも重要な一戦となる福島牝馬ステークスにどうぞご期待ください!

 

《予想オッズ》

 

①人気 カワキタエンカ   4.1倍

②人気 トーセンビクトリー 5.3倍

③人気 レイホーロマンス  7.6倍

④人気 ワンブレスアウェイ 9.4倍

⑤人気 エンジェルフェイス 11.2倍

⑥人気 デンコウアンジュ  13.6倍

⑦人気 ブラックオニキス  18.7倍

⑧人気 ゲッカコウ     22.1倍

⑨人気 キンショーユキヒメ 23.9倍

⑩人気 ロッカフラベイビー 31.5倍

 

《出走予定馬分析》

 

🐎エンジェルフェイス

JRA調教師リーディング1位の座を年明けから死守し続けている栗東・藤原英昭厩舎が管理している5歳のキングカメハメハ産駒。3歳時にGⅢ・フラワーカップを制し、GⅠ・オークスで3番人気に支持されていたほか、約1年ぶりの実戦となった3走前の1600万下・新春ステークスではヒーズインラブ(ダービー卿チャレンジトロフィー勝ち)を負かした実績を持つ逸材なのですが、得意の芝1800mに戻った前走のGⅢ・中山牝馬ステークスでは勝ったカワキタエンカから0.5秒差の8着に敗れ、調子落ちを懸念されています。新春ステークスから叩き4戦目になりますので、上積みを期待するのは難しいと思いますけど、直線平坦コースの福島芝コースは合いそうなタイプですから、コース替わりでの一変があるかもしれません。

 

🐎カワキタエンカ

53kgという軽ハンデに恵まれたとはいえ、マイペースの単騎逃げに持ち込み、フロンテアクイーン以下の追い上げを完封してみせた前走のGⅢ・中山牝馬ステークスは着差以上に強い勝ちっぷりだった4歳のディープインパクト産駒。前走に引き続いて、【3-2-0-0】で連対率100%の芝1800mで戦える点はプラスですし、福島芝コースへのコース替わりも特に気になりません。でも、今回は前走よりも他馬のマークが厳しくなる可能性が高いので、前走のようなマイペースの単騎逃げに持ち込めない展開になってしまうと、予想外の凡退を喫する事になると思います。

 

🐎トーセンビクトリー

父キングカメハメハ・母トゥザヴィクトリーという超ド級の良血馬が福島競馬場に初見参!前走のGⅢ・中山牝馬ステークスは勝ったカワキタエンカから0.3秒差の4着に敗れていますけど、カワキタエンカとのハンデ差が3kgというのはさすがに厳しかったと思うので、ハンデ戦から別定戦に替わる今回こそが最大の狙い目になるのでは?と考えています。ただし、6走前のGⅢ・クイーンステークス以降、5戦連続で4着以下に敗れているように、6歳という年齢の影響による衰えを感じざるをえない状況ですから、単勝や3連単フォーメーションの1着固定という馬券にはふさわしくない存在なのではないでしょうか。

 

🐎レイホーロマンス

JRAの未勝利戦を勝ち上がれず、地方競馬に移籍した事もある馬なのですが、格上挑戦となった2走前のGⅢ・愛知杯で勝ったエテルナミノルから0.1秒差の2着に健闘したほか、前走のGⅢ・中山牝馬ステークスでもカワキタエンカ・フロンテアクイーンに続く3着に入り、牝馬限定重賞レースで2戦連続好走という結果を残している5歳のハービンジャー産駒。器用な立ち回りができない馬ですから、直線が短い福島芝コースへの対応が大きなポイントになりますけど、ハイペースで差し馬有利の展開になれば、この馬が勝ち切る事になっても全く驚けません。

 

🐎ワンブレスアウェイ

昨年末のGⅢ・ターコイズステークスでは2番人気に支持された事もあったのですが、上位争いが期待された前走のGⅢ・中山牝馬ステークスでまさかの11着に敗れ、評価が急落しています。中団待機からスパッとキレる末脚を使うわけではありませんが、立ち回りの上手さで首位争いに食い込んでくる、というタイプですし、福島芝1800mで行われた5走前の阿武隈ステークスを勝ち切っているように、メンバー屈指のコース巧者でもありますから、課題のスタートを五分に切る事ができれば、低評価を覆す走りを見せても不思議ないのでは?と考えています。

 

《レース展望から見る福島牝馬ステークスの1着予想》

 

🐎カワキタエンカ

伏兵的扱いだった前走時とは異なり、今回は新聞等でも「◎」の印がたくさんつく状況になってしまいますので、前走以上に厳しいレースを強いられる事になりそうですが、前走勝ち後も豊富な乗り込み量を重ねているこの馬が重賞連勝を決めてくれるのでは?と期待しています。芝1800mの持ち時計(1分45秒7)がメンバー中2位の好タイムであるのはもちろん、芝1800mでは5戦5連対という抜群の好相性を誇っていますから、前走に引き続いて得意距離で戦えるのであれば、恥ずかしい結果にはならないのではないでしょうか。

 

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