阪神大賞典2020予想【出走予定馬分析】1週前追い切り情報！2年半ぶりの勝利目指すキセキが抜けた1番人気に！注目は前走見せ場たっぷりのアノ伏兵！年明け3戦目で右肩上がりの状態！
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2020年3月22日（日）
阪神競馬11レース（15時35分発走）
第68回阪神大賞典（G2）
阪神芝3000m 4歳以上別定
★阪神大賞典2020★
★予想オッズ★
①人気 キセキ 2.8倍
②人気 ユーキャンスマイル 4.0倍
③人気 ボスジラ 5.1倍
④人気 メイショウテンゲン 5.6倍
⑤人気 トーセンカンビーナ 15.9倍
★阪神大賞典2020★
★出走予定馬の顔ぶれ★
キセキ
（牡6歳 父ルーラーシップ・母ブリッツフィナーレ）
前走：有馬記念5着（中山芝2500m：2分31秒6）
2017年10月のG1・菊花賞を制して以来、約2年半もの間、勝ち星から遠ざかっていますけど、例年以上の好メンバーがそろった前走・有馬記念で5着をキープし、健在っぷりをアピールしていますので、近走よりもはるかに相手関係が楽になった今回は主役候補の筆頭として取り扱う必要があるかと思います。単走で終い目一杯に追われた1週前追い切り（栗東CW6ハロン80.5-64.4-50.3-37.5-11.9）でも久々の影響を感じさせない動きを披露していましたし、【1-3-2-1】（連対率57.1％）の阪神芝コースに替わる点も歓迎材料ですから、阪神大賞典で久方ぶりの勝利を挙げて、今後のG1路線に弾みのつく走りを期待したいところです。
トーセンカンビーナ
（牡4歳 父ディープインパクト・母カンビーナ）
前走：松籟S1着（京都芝2400m：2分28秒3）
日曜中山競馬のメイン・スプリングステークスに出走するファルコニアの全兄で、キャリア4勝全てを関西圏の競馬場（阪神・京都）で挙げている“内弁慶”。馬体重450kg台のやや小柄な牡馬ではありますが、父ディープインパクト譲りの強烈な決め手を持つ瞬発力勝負特化型で、上がり3ハロン32秒台の末脚をマークした実績も光ります。ただ、スタートで出負けするケースが多いタイプなので、発馬不安定のこの馬を馬券の軸に抜てきするのはあまりおすすめできません。
ボスジラ
（牡4歳 父ディープインパクト・母ミスパスカリ）
前走：早春S1着（東京芝2400m：2分24秒7）
今年2月のG3・クイーンカップを快勝し、牝馬クラシック路線の有力候補に名乗りをあげたミヤマザクラの全兄にあたるメンバー屈指の良血馬が条件戦3連勝を果たし、阪神大賞典へとエントリーしてきました。3頭併せの最内から脚を伸ばす形だった1週前追い切り（美浦坂路4ハロン52.9-38.2-24.4-12.3）の内容を見る限り、追われてからの反応がやや鈍く、ズブい面を見せていたので、長丁場の3000mに距離が延びる点はプラスに働きそうです。
ムイトオブリガード
（牡6歳 父ルーラーシップ・母ピサノグラフ）
前走：ジャパンカップ8着（東京芝2400m：2分27秒1）
2年前の阪神大賞典で8着に敗れていますけど、この時は500万下条件（現・1勝クラス）を勝ち上がったばかりの立場で完成途上の状態でしたから、2走前のG2・アルゼンチン共和国杯を優勝して、重賞ホースの仲間入りを果たし、充実期に差し掛かっている現状を考えれば、上位争いに加わる可能性も十分あるのでは？と考えています。休養明け初戦になりますが、終い目一杯に追われ、併走相手を一気に突き放した1週前追い切り（栗東CW7ハロン94.9-78.5-63.5-50.0-36.7-12.1）で素晴らしい動きを見せていたので、状態面の不安はありません。
メイショウテンゲン
（牡4歳 父ディープインパクト・母メイショウベルーガ）
前走：ダイヤモンドS2着（東京芝3400m：3分31秒2）
近3走はいずれも3000m以上の長距離戦に出走。3走前のG1・菊花賞で12着に大敗していますけど、ぬかるんだ馬場が味方したとはいえ、前走・ダイヤモンドステークスでハナ差2着を確保するなど、キャリアを積み重ねるにつれて、長距離の重賞路線で通用するメドを立てていますから、ダイヤモンドステークスよりも相手関係が厳しくなる状況でも軽くは扱えません。ただ、タフな馬場状態だった前走を使った反動も気になるので、最終追い切りの動き次第では評価を下げる事も考えています。
メロディーレーン
（牝4歳 父オルフェーヴル・母メーヴェ）
前走：日経新春杯9着（京都芝2400m：2分27秒9）
馬体重が340kgに届くかどうか…という超小型馬で、2019年6月の未勝利戦（阪神芝2400m）で待望の初勝利を挙げ、JRA最小体重優勝記録を47年振りに更新した事で大きな話題を集めた異色のアイドルホースが格上挑戦で阪神大賞典にエントリー。49kgの軽い斤量だった前走・日経新春杯で9着に凡退している馬が別定のG2で即通用するのか…というところが大きなポイントになりますけど、道中の折り合いに不安のあるタイプではないので、3000mへの距離延長はプラスに働くかと思います。
ユーキャンスマイル
（牡5歳 父キングカメハメハ・母ムードインディゴ）
前走：ジャパンカップ5着（東京芝2400m：2分26秒6）
1年前のG3・ダイヤモンドステークスで重賞初制覇を果たすなど、3000m超の長距離戦すべてで5着以内を確保している“ステイヤー”。前走・ジャパンカップは末脚不発の状況で5着に敗れていますけど、後方からの差しが決まらない特殊な馬場状態でしたから、前走の内容は度外視可能ですし、3頭併せの最内からしまい目一杯に追われた1週前追い切り（栗東P6ハロン78.8-63.8-49.4-36.6-11.5）でも活気あふれる動きを披露していたので、状態面の不安はありませんが【右回りだと走りのバランスが悪くなるタイプ】ですから、舞台設定の変化に上手く対応できるのかどうか…というところがポイントになりそうです。
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【◎レノヴァール】
馬体重が530kg台に乗ってから掲示板内を確保し続けているこの馬を週初め段階のオススメ馬としてピックアップします。差し馬向きの流れになった前走は悔しい結果に終わっていますけど、早め先頭に立つ競馬で見せ場たっぷりのレース運びを見せていますので、勝負どころでの仕掛けるタイミングがバッチリかみ合えば、今回の相手関係でも十分通用するはずですし、年明け3戦目で右肩上がりの状態に差し掛かっているはずの今回こそが最大の狙い目になるのでは？と考えています。
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