【中京記念2019予想／追い切り後分析】坂路で抜群のキレ味を見せたパワー型のアノ馬に◎！春先よりも追い切りの動きパワーUP！
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2019年7月21日（日）
中京競馬11レース（15時35分発走）
第67回中京記念（G3・トヨタ賞）
中京芝1600m 3歳以上ハンデ
《中京記念2019》
《枠順確定後追い切り展望》
※追い切り時計
内容はJRA-VANの調教動画提供サービスやスポーツ新聞から抜粋
1枠1番 グランドボヌール（牡5歳 和田竜二 54kg）
17日（水）：栗東坂路4ハロン53.1-38.2-24.8-12.1
坂路単走追い。とても伸びやかなフォームで坂路のラチ沿いを一気に駆け上がっていましたけど、1200m～1400mがベストの馬ですから、1600mへの距離延長で通用するのかどうか…というところは未知数です。
1枠2番 エントシャイデン（牡4歳 中谷雄太 54kg）
17日（水）：栗東CWコース7ハロン95.8-64.0-49.8-37.2-11.9
※追い切り動画が公開されていないため、解説は省略
2枠3番 ヴェネト（牡7歳 松若風馬 53kg）
18日（木）：栗東CWコース4ハロン51.8-38.6-12.6
CWコース単走追い。鞍上が抑えきれないくらいの行きっぷりを見せていましたから、道中の折り合いがつくのかどうか…というところが課題になりますけど、約4ヶ月の休養明け初戦という状況でも活気十分の動きを見せていましたから、水準以上のデキには仕上がっていると思います。
2枠4番 ジャンダルム（牡4歳 藤井勘一郎 55kg）
17日（水）：栗東CWコース6ハロン84.3-68.1-52.7-38.2-11.6
3歳未勝利・アルディテッツァとの併せ馬を敢行し、4馬身ほど先行していたスパーリング相手に併走同入を果たしています。1週前追い切り（栗東CWコース6ハロン81.4-66.5-52.7-38.6-11.4）の時点で速い時計を出していますので、最終追い切りは終い重点の内容でしたが、デビュー当初から攻め駆けするタイプだったとはいえ、今回も良い意味でまとまりのあるハイレベルな動きを見せていましたから、高いレベルのデキを維持しているのは間違いないでしょう。
3枠5番 グルーヴィット（牡3歳 松山弘平 52kg）
17日（水）：栗東坂路4ハロン52.2-37.6-24.0-11.7
古馬1勝クラス・ブラゾンダムールとの併せ馬を敢行し、4馬身リードを奪ったところでフィニッシュ地点を迎えています。1週前追い切り（栗東坂路4ハロン52.8-38.1-24.8-12.1）よりも速いラップタイムを刻んでいるように、目標の中京記念へ向けて順調な調整過程を歩んでいるのが明らかな状況ですし、追われてからの反応の良さが目立つ最終追い切りを消化していましたので、過剰人気しそうな中でも軽くは扱えません。
3枠6番 クリノガウディー（牡3歳 森裕太朗 52kg）
17日（水）：栗東坂路4ハロン54.8-39.4-24.8-11.5
坂路単走追い。終い重点の内容でしたが、道中の折り合いはバッチリでしたし、弾むようなフットワークで鋭い末脚を繰り出していましたから、レース間隔が空いている状況でもキッチリ仕上げてきた、という印象ですし、マイルへの距離短縮も歓迎材料なので、変わり身が見込める状況だと考えています。
4枠7番 プリモシーン（牝4歳 福永祐一 55.5kg）
17日（水）：栗東CWコース6ハロン78.4-63.1-48.6-36.1-12.1
古馬2勝クラス・ディロスとの併せ馬を敢行し、3馬身半ほど先行していた併走相手に対し、1.3秒の大差をつけたところでフィニッシュ地点を迎えています。関東馬ではありますが、直前に栗東トレセンへと入厩していて、1週前追い切り（栗東CWコース7ハロン97.7-82.4-67.2-52.2-37.6-11.5）に引き続いて、CWコースの長めを追う形になっています。6ハロン78.4秒の猛時計をマークしたのはもちろん、序盤からハイラップを刻んでいるにも関わらず、終いまで脚をキッチリ使っていた点は高く評価できますから、栗東滞在からの中京記念参戦、という形が功を奏す可能性も十分あるのではないでしょうか。
4枠8番 ツーエムマイスター（牡7歳 城戸義政 52kg）
17日（水）：栗東坂路4ハロン53.6-37.8-24.5-12.4
坂路単走追い。前走・パラダイスステークスで2着に粘り込んだ走りは見事でしたが、頭の位置が高く、スピードに乗り切れないままフィニッシュ地点を迎えた最終追い切りの内容は褒められたものではありませんので、追い切り面で高い評価は与えられません。
5枠9番 ロワアブソリュー（牡6歳 幸英明 56kg）
17日（水）：栗東坂路4ハロン55.0-39.6-25.2-11.9
坂路単走追い。頭の位置が高くなっていた点は気になりますけど、ラスト1ハロン11.9秒の時計が示す通り、終いの反応の良さが目立つ追い切りができていましたから、長期休養明け2戦目で順当に調子を上げてきた、という印象を持っています。
5枠10番 コスモイグナーツ（牡4歳 国分優作 53kg）
17日（水）：美浦南芝コース5ハロン64.9-49.3-36.6-12.5
芝コース単走追い。まずまずの時計が出ていますけど、頭の位置がやや高く、推進力を欠いたフォームに留まっていますから、53kgの軽いハンデが味方しそうな状況でも上位争いに食い込むのはさすがに厳しいかと思います。
6枠11番 ロードクエスト（牡6歳 M・デムーロ 57kg）
17日（水）：栗東芝コース6ハロン82.5-66.1-52.4-38.4-13.0
芝コース単走追い。馬場が重かった分、ラスト1ハロンで13.0秒を要してしまいましたが、昨秋のスワンステークスを勝った時と同じように、栗東トレセン滞在からのレース出走という臨戦過程になった点は好感が持てますので、レースを使い込んでいる状況でも侮れない存在になりそう。ただ、最終追い切りの道中でいつも以上に力んでいた点が若干引っ掛かりますから【1400m寄りにシフト】してきたのかな？というネガティブな印象も持っています。
M・デムーロ騎手騎乗の
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（2位くらい）
6枠12番 レインボーフラッグ（牡6歳 小崎綾也 54kg）
17日（水）：栗東坂路4ハロン53.3-38.1-24.4-12.1
坂路単走追い。ラスト1ハロンで12.1秒というまずまずの時計が出ているのですが、終いの反応がやや鈍く見えましたし、頭の位置がやや高かった点も気になったので、可もなく不可もなし程度の評価が妥当だと思います。
7枠13番 ヒーズインラブ（牡6歳 酒井学 56kg）
17日（水）：栗東CWコース5ハロン65.0-49.5-35.7-11.4
※追い切り動画が公開されていないため、解説は省略
7枠14番 カテドラル（牡3歳 川田将雅 53kg）
18日（木）：栗東坂路4ハロン54.4-38.6-24.4-11.9
坂路単走追い。1週前追い切り（栗東CWコース6ハロン80.9-65.4-51.1-37.8-11.7）で速い時計を出している分、最終追い切りは終い重点の内容に留めていますけど、道中で力む面を見せず、鞍上の指示に素直に従っている形だったので、最終追い切りで見せていた落ち着いた雰囲気をレース当日までキープする事ができれば、今回の相手関係でも十分勝負になると思います。
8枠15番 ミエノサクシード（牝6歳 川島信二 54kg）
17日（水）：栗東CWコース6ハロン85.2-67.2-51.5-38.1-11.8
CWコース単走追い。終いを強めに追った1週前追い切り（栗東CWコース6ハロン83.9-66.1-50.4-36.7-11.3）の時点で併せ馬を消化していますから、最終追い切りが単走という形になったからといって評価を下げる必要はありませんし、終い重点だったとはいえ、リズミカルなフットワークでCWコースを軽やかに駆け抜けていましたから、水準以上のデキには仕上がっていると思います。
8枠16番 キャンベルジュニア（牡7歳 浜中俊 56kg）
17日（水）：美浦Pコース5ハロン69.9-54.4-39.1-12.3
ポリトラックコース単走追い。関西圏への長距離輸送を控えている事もあり、かなり軽めの内容に留めていますけど、前脚を大きく上げるなど、ダイナミックなフォームでポリトラックコースを力強く駆け抜けていましたから、水準以上のデキには仕上がっていると思います。
《中京記念2019》
《追い切りランキング》
1位 プリモシーン
（栗東トレセン滞在で気配上昇！雨の影響回避できれば…）
2位 グルーヴィット
3位 カテドラル
4位 クリノガウディー
5位 ミエノサクシード
《中京記念2019》
《最終予想オッズ》
①人気 プリモシーン 2.7倍
②人気 カテドラル 3.3倍
③人気 グルーヴィット 4.6倍
④人気 ロードクエスト 7.0倍
⑤人気 ミエノサクシード 7.9倍
《中京記念2019》
《展開予想》
OP・米子ステークスで4着に逃げ粘ったコスモイグナーツ、2戦連続で逃げる形に持ち込んだツーエムマイスター、1200mのCBC賞で前々のポジションを確保していたグランドボヌール、といったあたりが逃げ馬候補。ただ、いずれの逃げ馬もハイペースでビュンビュン飛ばすタイプではありませんから、どの馬が逃げる事になっても速いペースにはならず、前半600m通過34秒台半ば前後の平均ペースを形成するのでは？と予想しています。
《中京記念2019》
《最終予想》
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（2位くらい）
【◎グルーヴィット】
開催最終週かつ中間の降雨の影響で、例年以上のタフな馬場状態になっている可能性が高い状況である事を踏まえた結果、ダート戦で強い勝ちっぷりを見せてきた“パワー型”のこの馬を本命に抜てきする事にしました。坂路での最終追い切りでラスト1ハロン11秒台をマークしたのはもちろん、今春の追い切りよりも終いのキレ味が増した印象もありますので、夏場に差し掛かって充実期を迎えている現状であれば、今回の相手関係でも十分に通用するのでは？と考えています。
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